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卵ふわふわ、紫蘇の握り飯

2013年06月25日 | 江戸飯
 久し振りの「江戸飯」です。江戸時代刊行の「料理百選」にも選ばれた、ポピュラーかつ憧れの料理。宇江佐真理氏著「卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし」を読んだ時から食べてみたかったのですが、今回初トライしてみました。





 ポイントは、卵を良くかき混ぜて泡立てる事だそうです。TVを観ながら泡立ててみました。これくらいで良いかな。





 次は、醤油、砂糖、酒を煮立たせます。麺汁があったのでそれと水にしました。煮立ったら先程の卵を流し入れて、胡椒をひと振り。蓋をして1~2分煮詰めれば出来上がり。泡立てた気泡が見えます。





 お味は、出汁巻き卵、厚焼き卵と茶碗蒸しの中間で、少し濃いめ(味付けの問題か)。思うに厚焼き卵が普及していなかった時代の智恵なのかも知れません。美味しいです。

 ほかには、紫蘇を細かく刻んで、乾煎りしてから酢飯(砂糖と酢)に混ぜ込んだ、紫蘇のおにぎり、フィッシュ・チップ、紫蘇の天ぷら、糠漬け、アサリのお吸い物でした。紫蘇の酢飯がさっぱりとして美味しかった。じめじめしたこの季節に清涼感を運んでくれました。なぜ乾煎りするかというと、生のままだと、若干エグ味を感じます。火を通す事で、嫌な匂いが消えます。







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