真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

2014年度入社も12月以降から

2012年09月26日 | Weblog
経団連は2014年度4月入社予定の新卒の採用選考活動について、3年生の12月以降としている現行ルールを継続すると発表し、会社説明会など「広報活動」の開始を3年生の12月1日以降とし、面接などの選考開始は4年生の4月1日から、正式な内定は10月1日からとしたスケジュールも変えない。

経団連は、大学生の就職活動の長期化を是正するため、2011年3月に「倫理憲章」を改定し説明会などの開始を12月と実質2カ月遅らせた。改定後、初めてとなった現在の4年生の選考では「多くの企業が憲章を守り、早期化の歯止めに一定の効果があった」と評価し、ルールを継続することにした。

本学でも就職委員会を後期になって開催したところ、現3年生の殆どが夏休み前には就職活動準備をしていなかったことが判明した。つまり、就職活動の開始時期が12月になったため、大学生生活を3年前期迄しっかりと楽しむ学生が増えているということなのだ。

良いこととしては、留学などをしてきても後期からの就職活動であれば、充分間に合うようになったことだ。他方、就職活動期間が短くなったため、すぐに諦めてしまう学生もいて、彼らを、もう一度をやる気にさせるにはどうしたら良いか考えなければならない。

さらに、現行の就職支援プログラムの3年後期からに変更しなければならないし、昨年の変更に伴い、就職支援プログラム大幅な見直し、開催時期の見直しなどもしなければならないだろうと思う。

採用選考が遅くなれば、学生が学生として学べる期間が長くなり、長い間就職活動に追われることも無くなるのだから歓迎すべきことではあるのだが、その期間を有効に使えるかどうかは、学生諸君にかかっていると言える。


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