真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

アメリカ人の友との振り返り

2014年03月29日 | Weblog
昨日は大学主催の全教職員によるパーティだった。永年勤続者が表彰され、退職するものはスピーチ、入職するものは自己紹介を行った。昨年、同僚が退職のスピーチをしている時に、来年は私の番だと思っていたのだが、あっという間の1年だった。

3時間近く立ちっぱなしだったので、パーティーが終わった頃はとても疲れてしまった。理事長先生や常務理事などに、母の葬儀の時のお礼を言い、皆さんにご挨拶をした。

私のスピーチ後、もう1つのキャンパスの多くの先生から「退職だとは知らなかった」と驚かれ、「先生がいなくなったら就職指導はどうなるんだろう」「これからもずっと学生の指導をお願いします」などと言われた。

でも、話は半分にして聞くもので、人に惜しまれているうちが花だ。去る者がいれば一時的に寂しくも有り、先行きの心配もするが、組織はそのまま何事も無かった如くに進んで行くものだ。人が1人や2人辞めたからと言って、がたつく様な組織では困るではないか。

常務理事と今後の就職指導について意見を交わし、私の代わりに採用した新人教員については、私が推薦者で、保証人であれば絶対に間違いが無いと言っていただけたことは嬉しかった。

シンガポールから戻ってからというもの、連日連夜、大小の送別会や退職祝い会があり、家の中はお花の香りで一杯だ。さすがに疲れて昨日は家に帰ってすぐに寝てしまったが、多くの方々に支えられ、励まされ、恵まれ、祝福された社会人人生だったと言える。

また、今日は午後から35年間お友達のアメリカ人のキャロリンが退職祝いのために家に来てくれた。キャロリンが始めて来日したのは35年前で彼女が24歳の時だった。始めは専門学校で英語の教員をしていたが、今、大学で英語を教えている。

話題は、35年間の振り返りと、今、日本が抱えている問題、大学の英語教育問題などを話しあい、これからはお互いに非常勤講師として働くので、時間的余裕が出来たため、もう少し頻繁に会おうと言い、来年、一緒に海外に行こうと言って別れた。







この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソフトランディング | トップ | 新しいPCに乗り換え »

Weblog」カテゴリの最新記事