真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

韓国大統領の新年記者会見

2019年01月15日 | Weblog
韓国文在寅大統領は10日の新年記者会見で、強制徴用賠償問題について「日本政府は韓国大法院(最高裁に相当)の判決に不満を示すかもしれないが、三権分立を考慮して日本も『どうしようもない』との姿勢をとらなければならない」「今の事態をどう解決するかを考えるべきであって、政治争点化して未来志向的な関係を損ねることは望ましくない」と述べた。

文大統領は「今の問題は韓国政府がつくり出した問題ではない」と述べ、歴史問題に言及した。文大統領は「かつて韓国と日本の間は不幸な歴史があった。そのため新たな外交関係を樹立して基本協定を締結したが、それによって全て解決したわけではなく、そのような問題が今でも少しずつ続いている」と述べた。

日本の責任ある姿勢を重ねて要求したわけだ。日本経済新聞も「文大統領は事実上、日本政府に判決を受け入れるべきだと要求した」と報じた。韓国の外交関係者の間では「韓日関係改善の糸口が全く見えない」と懸念の声が聞かれる。

12日付の朝鮮日報は、文在寅大統領の年頭記者会見の発言により、「日本国内で反韓世論が全方位に拡散している」と批判的に報じ、五大中央日刊紙が、社説で文氏の会見内容を批判した。

韓国の野党各党は10日、文在寅大統領の新年記者会見について「独善的なセルフ竜飛御天歌(朝鮮王朝をたたえた歌集)」「自画自賛の夢想」などと強く批判した。

野党からは、実態のない自画自賛も自ら繰り返せば、それがある日突然現実だと錯覚するようになる。政権を担当して19カ月目に入るのに、大統領は今も夢想に陥っており、国民はため息ばかりであることが確認された」「大統領はフェイクニュースという言葉をよく使うが、国民からすれば大統領は『フェイク希望』『フェイク経済製造器』だ」と批判した。

また、「雇用関連の指標の悪化は認めつつ、一方で経済政策は成功したと自画自賛した」と批判し、「大統領府で起こっている綱紀の緩みについて国民に謝罪すべきだ」と求め、「国民は反省文を求めているのに、大統領は自らへの竜飛御天歌を歌った」と指摘したなどの批判している。

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