真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

障がい者の同伴者も入場料払うべきか

2018年06月05日 | Weblog
東京近郊のテーマパークで障がいのある人とない人の交流イベントを行っている。参加された方から「障がいのある人にとってヘルパーや通訳者は本人の体の一部のようなものなのに、入園料を払わなければならない。なぜか」と相談されたそうだ。

障害者差別解消法や2020年の東京五輪・パラリンピックで目標として掲げられている「心のバリアフリー」は、公平な社会の実現を目指すものだ。ヘルパーは障がいのある方の支援のために来場し、客として楽しみに来るのではない。障がいのある方がテーマパークを楽しむには倍のお金がかかると思うと、公平な社会は遠いと思ってしまうという意見だ。

テーマパークで割引がないとしても、障害者手帳を提示すると、通常は長時間並ばなくてはならないアトラクションでも、別の場所で待機できるカードを発行してもらえる。他にもスタッフの方がさまざまな場面で助けてもらえるし、そういう教育をパークではしていると思う。

私も身障者手帳を持っていて、映画などは割引料金で観ることができるし、付き添う人も割引だ。議論になっている付き添いの人のテーマパークなどの割引は半額くらいが妥当かなと思う。並ばずに優先的に入場できたり、駐車場も入り口近くに停められるだけで私は充分だと思っているのだが、人それぞれだから、意見もそれぞれだと思う。

障害といっても多種多様で、個人差も大きいと思う。全ての障害者に対して、介助者なしでOKということは不可能だし、障害者でなくても高齢者で車椅子で来園する方もいるはずだ。

基本的には、身障者で介助者が必要なら、入園料を半額くらい市区町村が補助すれば良いのではないかと思う。身障者もテーマパークを楽しみたいだろうし、介助者も必要なら1年に何回までと決めて市区町村で補助するがいいと思う。

本来スタッフがケアやサポートを提供すべきところを、障害者が手配した介助者が担っているのだから、その分の料金を市区町村が補助するという発想があっても良いように思う。


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