佐川国税庁長官への国民の不満

安倍首相は昨年より12月４日の参院本会議で、学校法人「森友学園」への国有地売却は「適切だった」との答弁を繰り返した佐川宣寿前財務省理財局長を国税庁長官に起用した人事について「すべての人事と同じく、それぞれのポストにふさわしい人材を適材適所で配置するという考え方に基づき行った」と説明した。

確定申告が始まった日、武蔵野税務署に行った時、高齢者の男性が税務署の女性所員に「佐川は〜〜」と喰ってかかっている光景に出くわした。国民は佐川に怒っているのだ。いやいや、佐川だけでなく、安倍晋三にも怒っているのだ。

佐川氏は理財局長だった３月、国会で「価格を提示したこともないし、いくらで買いたいと希望があったこともない」と答弁した。しかし、太田充理財局長は11月の衆参両院予算委員会で「金額」に関するやりとりがあったことを認め、整合性が問題になっている。

佐川氏の言行不一致として、佐川氏の罷免についてのデモも日本全国で起きている。確定申告が本格化しているが、国税庁長官として徴税事務のトップに立つのは、学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、国会答弁の食い違いが明らかになっている佐川宣寿前財務省理財局長だ。

佐川氏は記者会見も開いていないし、報道によると家にも帰らずホテル住まいで、オフィスにも顔を出さずにマスコミから逃げ回っているという報道があったのだが、情けない男だ。

安倍さんに頼まれて（？）ああいう答弁を繰り返してきたかも知れないが、人生は公平だからいつか必ず嘘が暴かれる時が来て罰せられる。安倍さんも昭恵夫人もしかり。十分精神的苦痛は既にあると思うけど。

一時的にご褒美（？）で今のポジションを得たとしたら、働く人間としての罪の意識も倫理観も何もないのだろうか？人として家族にも誇れる人生なのだろうかと思う。マスコミから逃げ回っているなんて情け無い。

ズルして得たものは、必ずはく奪される時が来ることは明白だから、私達国民を甘くみてはいけないと思う。現場の職員たちが、納税者に「佐川は〜」って、八つ当たりされていて、「上司ですから」と答えている様が気の毒すぎる。