山登りとバイクの旅

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源次郎尾根から剱岳

2023-08-26 14:50:05 | 北アルプス
8/17(木)~19(土)  源次郎尾根から剱岳登頂
    2泊3日 1日目 室堂から剱沢キャンプ場 行動時間 3時間53分 天気 晴れのち大雨
         2日目 剱沢キャンプ場から源次郎尾根 剱岳 行動時間 10時間49分 天気 晴れから小雨のち夕方雨
         3日目 剱沢キャンプ場から室堂 行動時間 4時間2分 天気 晴れ



山の会の方に剱岳を源次郎尾根から登らないかお誘いを受けて行ってきました。
懸垂で降下する沢で何度かやった事は有るけどできればやりたくないロープワークでしたが、
やらないといけないので何度か練習を積んで挑みましたが当日その場に行くと7時半くらいに雨はパラつくし、
緊張で帰りたくなりました何とか安全に降下することが出来てほっとして剱岳に登頂出来てホント良かったです。

練習にお付き合いしてくれた方、本当にありがとうございました。
無事行って帰って来れたのは熱心に教えてもらったおかげだと思っています。

連休後半の剱岳遠征
台風の影響で天気が安定せず行って見ないと分からない状況で、WEBチケット争奪戦で立山アルペンルートバスチケットを取ったので
予定通り16日の夕方前泊で出発 駐車場にテント張り仮眠 クルマが出入りが有りあまり寝れず

1日目室堂からテン場に着くと大雨で2時間位テントの中で身動きが取れず待機 
宴会時間になり苦痛ではなかったけど~テント内は打ち付ける雨でミスト状になるし、
床はウォータベットみたいにふわふわになるし最悪の状況だったけど夕方には雨が上がり、
明日に期待出来る天候になりほっとして就寝(イビキが気になりあまり寝れず)
2日目 2時に起きて準備して出発するも前日下見が出来なく、取付きまでの夏道が不明瞭で暗い中
何度かルートを失い先行者を確認しながらなんとか雪渓に降りて取付き地点に到着
最初の難関も先行者のやり方を参考にしながら各自突破、それなりにクライミングをやった事が有るので
皆さん無難にこなし源次郎尾根Ⅱ峰に到着して核心の懸垂降下
何度か練習したけど、直前にやっていなく、50mのロープを垂らしてロープの重みがあり練習の感覚と
違い戸惑い途中岩に引っ掛かったロープを再ロープダウンして無事降下
緊張が解けて達成感からテンション上がりましたね。
あとは剱岳へ登る稜線は荷物を軽量化してきたので足が軽く思ったより楽に登れて
気が付いたら剱岳の山頂へ到着していました。
平行して登ってた登山者と登頂の挨拶をして3人でグータッチ
岩場訓練と山行もしてきたので3人で無事登れて良かったですね。
夕方雨に打たれて今日も怪しいので記念写真を撮って先を急ぐ
カニの横ばいとか早月から3回剱岳に登っているけど剱沢へ下りるルートは初めて
まだ、気を抜けない下山ですがしっかりクサリを掴んで安全に下山してテン場に戻り3人で源次郎尾根から
登頂して感動を共有できるのはいい経験になりましたね。
3日目も朝はまずまずの天気で剱御前から立山のカール景色、
新室堂乗越から見る一ノ越し向こうに見える槍岳が綺麗でした。

当初朝着で8時にWEBキップ取ったけど立山駅の駐車場に前泊したので朝いちで登りたかったけど、変更めんどくさく1時間以上待ち登る
久しぶりの室堂

初日 風なくみくりが池に映る立山見れました

デカいな重い荷物背負ってあそこ登るのか!

新室堂乗越から剱御前へ
景色いい所なのにガスガスからのポツポツと雨が~急がないと!

テン場見えた所で、大雨になって来た!

一日目の夕食 まだ早い時間だけどやる事ないので豚しゃぶ宴会です! ビールは小屋で900円 カンはお持ち帰り

夕方雨が上がり2日目夕食用のジンギスカン肉を冷やす為に雪渓を取りにワインも冷やすよ!

2日目 2時起き3時過ぎ出発 源次郎尾根、早朝出発は4組くらい

夏道の踏み跡薄く悩むので、雪渓まで10mくらいの所で下りる。
取付きまで100m手前で大きなクラック

取り付きの目印の木?!このまま大石めがけて真っすぐ
すると踏み跡はっきりしてくる。

取り付きは急です。
こんなところ登るの?という感じ

木のジャングルジム地帯
木の根がたくさん有るので手がかりたくさんだから難しくはないです。

終始先頭で登る。

だいぶ登って来ました。剱沢が綺麗

普通なら簡単に登れるとこだけど、足を滑らせて落ちたら、谷まで落ちる?と考えると緊張しまくり手がかりしっかり持つ

どうやって行くのか?
先行者が居るのが見えてルート探しやすかった。ありがたや!

岩から水が染み出ていていやらしい。

この景色が見える所で休憩(八峰)

Ⅰ峰の急登を登り切りカラ元気?!ここまでは岩登りはお腹いっぱい

Ⅰ峰降下前 ここ下ってあそこ登るの?

右側は切り立った斜面で落ちたら谷底と考えると手がかりのない岩場は足を滑らせたらと不安になりビビりまくりです。
お二人はここ全然怖くないらしい 私は手がかりない所は怖すぎです。

とうとう懸垂下降まで来ました。
トップで下りるのホント緊張した。でも最後も嫌だし、行くしかない。

心の準備整わずまだモタモタ ロープが重たくてしっくりこないし

降りるよ~ 絶叫顔写真はショットも有るけどカット

懸垂する前に雨がパラついて火に油を注ぐ感じで緊張マシマシで無事降下しました。
二回ロープが岩に引っ掛かって止まっていて下に投げるのがまた怖かった。
下から見たらこんな感じ

ガレ場を登り一服

山頂はすぐそこでした。
7時間ちょいで剱岳完登

私は1回目の挑戦で登頂出来ましたがお二人は3度目正直で登ったので喜びもひとしおだと思います。

噂のカニの横ばい、クサリが有るのでしっかり持って横へ移動

剱からの下山ルートも意外と侮れず長い。
当分岩場歩きは遠慮ですね

テン場に戻りビールで祝杯
安全に戻って来れて良かったです。

2日目夕食時間、今日も雨が降つて来たのでテント内でジンギスカン 赤ワインで乾杯

3日目の朝食はパンに昨日のジンギスカン汁付けうどんに雑炊にきゅうりのあえ物とモーニングワイン

撤収して下山 雨は降りましたが結果オーライの山行

大日岳方面 まだ行っていないので行きたいな~

行きはガスガスで視界ゼロでしたが、帰りは景色が見れて新室堂乗越最高でした。

チングルマバック立山

新室堂乗越から降りると風なく激熱
川でアイシング全身浸かろうと思ったけど冷たすぎて辞めました。

立山石碑の前で記念撮影


この日の為にクライミングジム、合宿を積み登れたのはとてもいい経験
来年はどこに挑戦するか、計画するのが楽しみです。



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