山登りとバイクの旅

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遠征の足慣らし杓子岳ジャンクションピーク

2021-05-05 20:48:00 | 山スキー
2021年 5月3日(月)  白馬猿倉荘から杓子岳ジャンクションピーク(長走沢)山スキー 天気 雪 行動時間7時間10分  



GWの遠征スキー気合を入れるも天気が安定しない。
初日は山のピークを目指ず下見のつもりで行った事がない杓子岳のジャンクションピークへ。
前日、八方尾根のスキー場のライブカメラを見ると北尾根高原1219mでも積雪が有りスダッドレスタイヤ履くか悩んだが、
ダメなら登らなきゃいいやで夏タイヤのままで行った。朝5時くらいに猿倉荘の駐車場に到着したが、凍結はなった。
安心して準備をするも天気はイマイチ白馬岳も見えず遠征2日目の足慣らしと思いスタート
クルマを降りてすぐにシール歩行できるのはうれしい限りです。
長走沢へ入るもこの辺りはそんなに昨日の雪は積もっていないが標高を上げると沢の溜まっている所は20~30cmもっと
上げると50cmは積もっている。
風で叩きつけられているので固く、雪崩は大丈夫だと思ったが、1850m付近は右の斜面から小規模雪崩跡があったが
今日は大丈夫かな?!と先を進む。
なるべく沢は登らない方がいいと思い、中央の稜線を登る。
クラストした新雪なのでクトーで登り上げ、もういいかな?!と登り切ったら、結構広い沢でガリも少ないのでもう少し登る。
欲が出てきてジャンクションピークまで行っちゃおうかなと思ったけど、時々爆風が吹き、雪の状況もよろしくなく、
視界もないのでジャンクションピーク手前で諦めた。下りも絶対転ぶ事は許されないので高度を落とす滑走で樺平へ。
まだ楽しめる雪ではないので、斜滑降で滑る。
標高1700m付近でやっと柔らかい雪になり、まともなターンが出来た感じだった。

昨日だいぶ雪が降ったので無理せず足慣らし程度で猿倉の駐車場から5時半くらいにスタート
今日も天気あまり期待出来なそう。



長走沢へ向かう
状況見て樺平までかなとのんびり行く



まあまあ綺麗雪崩後はなさそう



なるべく沢は登らず樺平を横目に中央の稜線を登る。



雪は50cmくらいは積もっている。
風で叩かれて表面はクラスト



天気悪いし真っ白で地形が良く分からない。



ジャンクションピーク中央の沢
ここも急斜面で狭い。



激壁登高でやっと開けた。
最後クラストしてスキーアイゼン効かせて横登り緊張した。
もうここでいいかな?と思ったけど・・



ちょっと視界が開けた、ジャンクションピークも見えたのでもう少し登ろうと上へ



杓子沢方面



時折爆風が吹いて耐風姿勢を取らないと顔も痛いし身体を持っていかれそうなので、
薄ら白馬岳を見たのでここで下山
2450mくらいまで登った。ここへ来るのは今日ではないなと諦め下山する。



登って来た所より広く、新雪のクラストなのでスキーで登れる
ここを初めから登っていればもう少し登れたかも。



杓子沢から登り返し長走沢へ登るコルを確認
うまく滑れはそんなに登らなくても抜けれそう。
次回の下見



まっすぐ滑っても良かったけど



樺平の1本の白樺まで行く



中央部の木の所を登った。なかなかの斜度だった!



巨大岩
次回はこの岩の上側を目指して登ればいいな~



この辺り標高1700m付近でシャーベット状の雪になりまともに滑れた。試練の滑りだった。



辛うじて林道は雪で繋がっていて駐車場まで滑って来れた。



駐車場に到着すると、雷が鳴って激しいみぞれが降って来た。
無理してジャンクションピークへ行かなくて良かった。
クルマの中でジンギスカンを食べて、明日の計画を練る直す。
計画では毛勝山か?猫又山と思っていたが、大雪渓で大規模雪崩があったようで、
沢のコースは辞めた方がいいと思い焼山にした。
ここに行くプランを夕方車内で立てる

つづく