本と映画とアイドルと ~数少ない趣味の記録~

本や映画、アイドルについてまとめた、作詞家「福田花音」推しによる、記録のためのブログです

【本9冊目-2013】働かないって、ワクワクしない?

2013-05-06 22:17:12 | -読書 2013
洋書の翻訳本、アーニー・J・ゼリンスキーさんの『働かないって、ワクワクしない?』(原題:The Joy of Not Working)という本を読みました。


世の中で「もっとも危険な本」!!

人生に「満足」をもたらすのは、高い収入でもモノでもない。

「仕事中心」から「生活の味わい」に世界観を切り替え、生活水準を下げてでも、ほんとうに満足できるライフスタイルを選んだ人々。

「自由な時間」を多く持っている人こそが、ほんとうの「豊かな人」。

より多くお金をかせぐことより、自由のために時間を使うことを選択した人々、ダウン・シフターたちのスローな生き方のすすめ。



働くことについて考えさせられる本です。

といっても、タイトルや上述した内容からわかるとおり、「仕事」より「自由な時間」を推奨している本です。


この本、賛否両論あると思います。

特に、バリバリ仕事してる人からしたら、まったく感銘を受けないかもしれません。

少しでも、「自由な時間」を目指している人にしか心に響かないかもしれません。


自分は感銘を受けた人です。

こういう生活に憧れています。

豪邸に住んで、高級車に乗って、、、そんな贅沢ができなくても、生活に困らない程度にお金を持ってゆっくり生きていきたい。

早期リタイアを目指して投資を始めたのもその一環です。


もともとそういう性格だったのか、どこかで考え方が変わったのかはわかりませんが、あまり贅沢ができなくても困らないタイプです。

物欲もそこまでないですし、今の生活でも十分満足できています。

出世競争にも興味はありませんし、そういうことに絡んだ人間関係も好きではなく、そうすると、そういうところにあまり関わりたくなくなってしまうのです。

だから、できればこの本に書いてあったような生活を目指したいものです。


この本を読むまでは、分散投資である程度資産を作って早期リタイア、を考えていましたが、その考え方も改めようかなと思いました。

30代、40代でしかできないこと、というものもあるでしょう。

それをリタイアまでは我慢して待って、ではあまり意味のあることではないかもしれませんし。


ただ、この本でも強調してあったように、せっかく作った「自由な時間」をダラダラ過ごせばよいというものでもありません。

積極的に「自由な時間」を使って、有意義な生活を送ることを勧めています。

これは仕事の有無にかかわらず、現段階でも意識できることです。

そういう意味では、仕事を続けていきたいと考えている人にとっても、余暇の過ごし方、考え方は参考になるかもしれません。


さて、もう一度繰り返しますが、仕事に対する考え方はさまざまです。

もし、全人類がこのような考え方になると、世界が回らなくなるかもしれないし、技術の進歩なども無くなってしまうかもしれません。

少なくともいろいろ考えさせられる本です。

そして、少しでも仕事について疑問を持っている人にとっては確かに「危険な本」かもしれません。。。


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