春夏秋冬

日々流されないために。

上総鉄道の旅を車でする

2006年05月26日 15時30分56秒 | 旅行
今日は、ローカルそのものの上総鉄道(かずさてつどう)(千葉県)の各駅を車で巡った写真をアップする。5月22日から1泊2日の予定で、以前勤めていた会社の同期会が千葉の御宿であった。行き帰りを車にしたので、一寸寄り道をした。
 
東葛のわが家から御宿に向かうには、国道16号を千葉方面に南下し、穴川ICで高速道路に入り、市原ICまで行き、ここから国道297号で、一路、勝浦まで行くのが近道。
 
今回、297号の裏側の道路である81号を行くことにした。この道路沿いに上総鉄道のローカルな駅があるからだ。
 
上総鉄道は、市原市の五井駅から上総中野までの計18の駅をつなぐ超ローカル鉄道。以前、上総鶴舞(かずさつるまい)なる駅を見て、こんな駅が他にあったら、見たいと思っていたので、今回は、ちょうど良い機会なり。
 
先ず、上総鉄道の五井からの駅名を書いてみると、五井、上総村上、海士有木、上総三又、上総山田、光風台、馬立、上総牛久、上総川間、上総鶴舞、上総久保、高滝、里見、飯給、月崎、上総大久保、養老渓谷、上総中野の18駅。
 
五井から上総鶴舞までは、比較的街中の駅だし、また、時間もないことだし、素通りした。
 
で、上総久保から向こうの8つの駅を巡ってきた。本当は、列車に乗りたかったが、時間がなかったので、車で巡る旅となった。ほとんど利用客のいない、さびれた駅ばかりだった。

 
 
【上総鉄道の8つの駅】

(1)上総久保 駅

向こうに見える踏切のところで、すれ違うように向こうから車が来たので、駅はどこですかと訊いた。すると、あそこですと、指さされたところが駅。この駅、普通に来ても駅とは分からない。
 

電話ボックスが新しかった。
  
 
(2)高滝 駅

この駅も、あちこち訊ね歩いて見つけた駅。81号道路沿いだが、一寸入ったところにあって、そのつもりで行かないと分からない。高滝湖という人造湖近く。
 

ホームにて。
 
(3)里見 駅

倉庫かなと思った 何の変哲もない駅
 

線路の上で、撮影会をやっていた。


(4)飯給 駅

飯給は いたぶ と読む。何にもない!! おばあさんが道路脇に座っていた。あそこが駅ですかというと、そうだという。しばらくして、タクシーがやってきた。見ると、先ほどのおばさんが乗り込んでいた。駅はあっても、鉄道は利用されていないということ。
 
(5)月崎 駅

車両横の行き先表示には「五井-養老渓谷」とあった。終点の上総中野ではなかった。どこかの駅の掲示に、「集中豪雨で、養老渓谷-上総中野間の鉄道橋に障害が出来た云々」とあった。この間は不通になっている由。養老渓谷-上総中野間の運送はどうしているのだろう。
  

老夫婦がアイスクリームを食べていた。我ながら、よい写真。
  
 
(6)上総大久保 駅

まわりには何にもなく、しかも、森にかこまれて、一人で来るには怖いようなところ。駅というと、人が集まるところと思うが、これはまさしくそういうものではなく、森の中のさびれた一軒家のごとき。
 
(7)養老渓谷 駅

先ほど、月崎を通っていた車両に乗っていた女性の車掌さんが係の人と話し込んでいた。
 

養老渓谷駅。駅前には、タクシーが止まっていた。運転手はいなかった。
 
(8)上総中野 駅

この駅は、上総鉄道終点と同時に夷隅鉄道(いすみてつどう)始発駅。派手な建物はトイレ。
 

粟又の滝行きのバスは、ここで、随分と長い間、止まっていた。
 

夷隅鉄道側の線路に派手な車両が到着し、乗客が車両から降りてきたところ。夷隅鉄道は、ここから、大原までのこれもローカルな鉄道。でも、この車両を見ただけでも、上総鉄道より少しは新しい試みをしているみたい。よいかどうかは、別として。

 


最新の画像もっと見る