私は3月1日に八十路を迎え、貧乏と平穏無事な人生を懐かしく振り返っています。

私は生まれたとき育った土地と建物を戦時中飛行機場に接収され、4歳では父を戦闘機で、15歳には母を肺結核で亡くしました。

日本の憲法が守ってきた平和が、危なくなってきました。

2014年07月03日 | 平和憲法

 

与党を預かる「平和の党」公明党が、国際安全保障関係の変化で

ナショナリズムと自衛隊を強兵しようとする安倍首相になびき、

集団的自衛権行使を認め、海外での武力行使を容認しました。

現憲法の下、70年間平和を享受してきたことの有難さは、

何物にも代えがたく、第2次世界大戦を経験し、家、土地、両親を

亡くした私には、日本の憲法は、聖書や正信偈を越える教本です。

安倍首相は、国民に信頼を受けているから、今のうちに

総理の祖父が求めた、明治時代の富国強兵策を採り入れ、

世界の中で、中、米、露と対等の財力、武力にする心算でしょうか。

今の日本は、四季の彩り、食文化、人情味、住環境、治安、

どれを取っても、世界から羨望の目で見られています。

これからは、武力も、先進技術も、競争力も、早さも

日本人が生きて行くには、必要ではありません。

人類は、資源を必要以上に使いすぎました。枯渇しています。

地球は、温暖化、海温度上昇、CO2、荒地緑化が進み、

人口は、地上に生存できる可能性を超えて

増加を続けています。そこに地域紛争が発生します。

資源を奪い合うのではなく、ゴミが出るほど生産を

続けないで、緑地を壊さないで、急がず、ゆっくりした

時間を過ごすようにすれば、各地の紛争も無くなってきます。

安倍さんの暴走ぶりは、見ていて哀れに思われます。

どの新聞も、TVも、憲法を率先して守るべき首相が、

守らないこと率先する姿に、懸念を表明しています。

蘇生

 

 



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