私は3月1日に八十路を迎え、貧乏と平穏無事な人生を懐かしく振り返っています。

私は生まれたとき育った土地と建物を戦時中飛行機場に接収され、4歳では父を戦闘機で、15歳には母を肺結核で亡くしました。

政権党からの改憲は、70年前の政権時代と同じように戦争に巻き込まれます。

2015年05月04日 | 平和憲法

亀崎潮干祭り祭り広場曳きだし

憲法記念日には、憲法改正に反対する市民団体や労働組合が、横浜市の臨港パークに予想を超える3万人集まりました。これに対して、改憲派は千代田区で「美しい日本の憲法を作る国民会議がフォーラムを開き900人が集まって改憲推進の意見書を可決しました。

安倍首相は先月末の29日、米議会上下両院合同会議で演説し、今国会で成立を図る安全保障法制について「自衛隊と米軍の協力関係は強化され、日米同盟はより一層堅固になる。」と演説し、国際協調主義にもとづく積極的平和主義は、日本の将来を導く旗印となると強調しました。

安倍政権は国会承認を求めず、すでに集団的自衛権の行使を認める閣議決定をしました。そして米議会演説の前には日米防衛指針(ガイドライン)を締結して、自衛隊の活動を地球規模に広げる安保関連法案を用意しています。

安倍首相は、米軍支援を世界に拡大するガイドライン締結においても国会での議論を得ずに軽視しています。こうした政府のやり方を首相は、日米同盟は「希望の同盟」だと提唱しています。

これほど強烈で、対米偏重政策を進めることによって、積極的平和主義は世界中の紛争に巻き込まれことがないのでしょうか。国民はハタと疑念を持ったのではないでしょうか。

今のところ日本は、憲法によって自衛隊は世界の紛争地帯に後方支援をしていません。

緊急の世論調査で国民は「憲法9条」は今のままでよいとする人が63%になって来ました。民主党も割れていましたが憲法は変えないことで意思統一するようです。民社、共産は改正反対です。

憲法改正は国民が決めることです。上からの改憲は許さず、はね返さなくてはなりません。私は政権の勢いから、もう駄目かと日本を見捨てていましたが、少し希望を持って様子を見ていきたいと思います。

蘇生


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