馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

北限の野生化したミカン?

2013-08-18 16:01:46 | 日記

8月16日(金)自宅を7時に出発。

鶴巻温泉駅には10時半着いた。

駅前の立ち食い蕎麦屋に入った。

通常登山の時は、朝食、昼食も食べないのだが

ローカル駅前の味を試したかった。

肉うどんを食べた。

予想外に旨く、肉質も良かった。

弘法山ルートから分岐点で大山蓑毛方向に向かう。

12時6分念仏岳到着、眼下に秦野盆地が真夏の水蒸気が

 

上昇して霞んで見える。

急峻な坂を慎重にゆっくり下る。

13時48分 聖峰着。

  

展望は素晴らしい。

標示板が設置された。

 

小さな社があった。

頭を垂れ、亡くなった友人を思い

息子、娘の安全、お袋の安静を願い

商売の行く末が安泰であることを祈願した。

標識、坪ノ内バス停まで1.9キロの山道を下った。

昨日買ったキャラバンシューズが、未だ足に合わないのか

つま先の小指が痛み出す。

ワンサイズ大きい靴にしたのだが

戦後直ぐ生まれの老人は、扁平甲高の足だが

今の若者の足はスリム基準なので小指が圧迫される。

14時20分、麓近くまで下りた。

山道の暑い陽差しが注ぐ木に青い実がなっている。

木の下には実が落ちていた。

拾い上げると熟していないミカンだ。

以前は温州ミカンの北限は秦野周辺だった。

だが、ポツンと山の坂道にミカンの木があるのだろう?

 

遠い記憶を辿った。

高校生の頃、横浜の実家の庭で

突然 夏みかんが一つなった。

なぜ、夏みかんが?

中学生時代、縁側で夏みかんを食べ、種を

庭先に吹き飛ばしていた。

その種子が芽を出し、数年かけて細いながらも

成長して夏ミカンを実らせた。

 

そうすると、山斜面のミカンも種子が飛び

日当りの良い場所で成長したのか?

 

野生化したミカンをリュックに詰めて

舗装された緩い坂を下った。

 

足の小指が痛いので、後ろ歩きでゆっくり歩く。

すると、ミカン農園の看板があった。

ミカン農家が一般の方にミカン狩りをするための

ミカン畑だ。

 

あの野生化したミカンの木と思い込んでいたのは

実はミカン農園の木だったのだ。

ヤバイことしてしまった。

盗んでしまって申し訳ございません。

 

街が見える道を下るが、バス停は現れない。

東京農大、恵泉女子大の園芸キャンパスを通り過ぎる。

15時やっと、バス停が見えた。

15時8分 伊勢原行きとある。

バスが停まった。

運転手が困った顔で

「これは次の車庫までしか行きません」

その後のバスは17時までない。

運転手が指差し、真っ直ぐ下ると

国道246号線に出るので、左右どちらかの

神奈中バスに乗れば駅に着くと言う。

15時23分246号線に出た。

秦野在住の高校時代の友達に電話する。

間違えて伊勢原神戸(ゴウド)に出てしまった。

炎天下の国道を秦野に向かって足指の痛み耐えながら

ひたすら歩く。

30分程。歩くと年季の入った軽ホンダ車が停まった。

 

乗り込み、16時半渋沢にあるスパ湯花楽で下りた。

http://www.yukaraku.com/hadano/

隣接するドラッグストアで580円のサンダル購入。

友人はそのまま自宅に戻り

17時半 スパ前で待ち合わせ。

 

スパのバブルバスで脹脛、足裏を揉む。

五右衛門風呂で夕暮れの陽差しを受けながらうとうと。

 

17時半 短パン、Tシャツ、サンダル、リュック姿で

友人と歩いて渋沢駅に向かう。

駅裏、モルタル2階の居酒屋に入る。

客は一人もいない。

女将さんが一人だけ。

エアコンを入れた。

生ビールを先ずは飲む。

「お盆で何も無いの、冷奴が突き出しね」

日本酒 八海山の一升瓶が出され

「飲めるだけ飲んで」と言う。

肴は煮物類、干し魚だが致し方ない。

   

ハイキングすると言うより、50年来に付き合いの

友人と田舎町の居酒屋で近況を酒飲みながら

語り合うのが主なのだ。

友人は頭髪が額は薄いが白髪だ。

体は干物のようだが、血圧正常、何処も患っていない。

運動もしていない。

煙草は懐かしいエコーをスパスパ。

私の方が運動しているのに体調不良だ。

 

女将さんは以前、新潟寺泊で旅館を経営していたと言う。

当時のパンフレットを見せてくれた。

 

何故、流れ流れて神奈川渋沢の裏道で

居酒屋を営んでいるのだろう。

装いと言葉使いに失くししたプライドを

必死に守ろうとする、悲しい目が垣間見える。

20時 帰ることにする。

リュックを背負うと、女将さんが

「前にもリュックを背負っているようだ」と言う。

私は「この西瓜腹がシンボルなのです」と答えた。

20時20分 新宿行き急行に乗車。

23時30分自宅着。

再び風呂に入る。

リュックを広げ、整理

野生ミカン?がゴロリと落ちる。

 

切ってグラスに焼酎と氷と水に入れる。

うう!熟し切れないミカンの香りと酸っぱさが

喉を通過、レモン、カボス、酢橘でもない

爽やかな風味だ。

これは生ける!

  

6時間も炎天下登り下りした体は、まだアドレナリンが

活発に活動していて喉が水分と程酔いを要求している。

 

13時半 寝床へ

本日は心身満足な疲れでした。

 

本日の歩数計

37382歩

26915m

6時間5分

1659カロリー(正確ではない)

 

異常でした。


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