馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

芝信用金庫 九段スズキ本店 グリッター外山寛。(92)会津若松の一夜。

2020-06-27 07:59:44 | 日記

緊急事態宣言は解除されたが、再び各地でクラスター発生。

動くこと出来ない陰鬱な日々が続く。

自宅でトランス製作作業するも、会話は妻だけ。

殆ど電車にも乗らず、県境を越えての登山、旅も叶わない。

海岸を散歩するも張り合いが失せた。

幕張海岸新道

幕張海岸

書棚からスクラップ帳取り出し

50年前の記憶を呼び覚ます。

 

既に時効になった想い出を公開しょう。

偽作、想像でもない一夜の青春。

結末はシネマパラダイスにはならなかった

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/50770ee8fb9271327d27e92067bd39d8

 

 

 

再掲

2019年1月29日ブログ

昨日、夕方 両国橋を渡り錦糸町駅に向かった。

途中、かちかち鳥の店名があった店前を通った。

店主は亡くなり今はない。

 

私の下記ブログにコメントを頂いた。

店主が逝って5年の歳月が流れた。

自死は、自らは楽になるが

残された家族の悲しみと苦悩は癒すことない。

 

2013年6月16日ブログ再掲

6月16日(日)

12日ブログで女房との出合いを書いたが

私自身にも秘密がある。

 

私が二月に一度整髪する床屋のお上さんは

会津若松の出身で年齢も同じ。

NHKの大河ドラマ 八重の桜も会津若松。

 

殆ど記憶の彼方は遠くなり断片的なことしか思い出せないが

鮮明に憶えている出来事がある。

昭和43年11月21日

現在から52年前ことだ。

大学2年生

授業は出席せず又所属する体育会山岳部には

嫌気さし退部を考えていた。

同期とくだらない諍いで部にも出入りしなかった。

突然思い立ち、東北本線に乗り西那須野駅で下りた。

両親の故郷だ。

お袋の直ぐ下の妹である叔母さんの家に宿泊した。

夕暮れに黒い要塞のごとき那須連峰を見上げた。

幼い頃から、青白い峰を見ると胸高鳴り

異様な興奮をするのだった。

翌朝、心配する叔母さんに別れの挨拶して

再び東北線に乗車、上野と反対方向の郡山に向かった。

郡山で磐越西線に乗り換えた。

何処へ行くかの目的地はなかった。

昼頃 会津若松駅に到着した。

何となく下車した。

駅前に東山温泉周遊バスがあったので乗った。

乗客は私一人だった。

鶴ヶ城で1時間の小休憩があり

お城を一人で散策することになった。

 

私は腕時計を持っていなかった。

城内の庭を一回りして、松林のベンチに座る

若い女性に時刻を聞いた。

まだ、時間はあるのでぶらぶらして

ベンチに戻ると女性はまだ座っていた。

物思いに沈んでいるようなので

通り過ぎようとしたら、こちらに気付き

「観光ですか」と訊ねられた。

私は頷いて、バスの出発まで時間があるので

城内をうろうろしていると言った。

彼女は大きな丸い瞳でこちらをじっと見詰め

恥ずかし気に足元に目を移した。

私はあてどもなく緑の松林に寒気が吹く砂利道を周回した。

又、前方から来る彼女と出会った。

彼女は「案内してあげましょうか」?

戸惑ったが一緒に天守閣に登った。

白虎隊が自刃した飯盛山を指した。

時間が来たのでバスに戻ろうとした。

彼女に聞いた。

「まだ時間ある」?

彼女は頷いた。

バスが停車しているところまで走り

バスガイドに告げた。

「私はここで下ります、一人で回ります」

会津若松市内を巡ったが

二人で何処を回り何処で食事したかは憶えていない。

夕暮れ、私は宿を探さなければならなかった。

彼女が駅近くの旅館を紹介してくれた。

二人で食事した。

どんな店で何を食べたのか思い出せない。

 

食事中 突然「あなた連続射殺魔じゃないでしょう」と

じっと真ん丸い目で見詰めた。

 

当時、日本中を恐怖にして夜外出も出来なかった

拳銃強盗かと思ったのだ。

私は 学生証を見せ、氏名、住所をメモらせた。

彼女も名前を教えてくれた。

私は20歳

彼女は去年地元の高校を卒業した19歳。

小柄だが雪国育ちの白い肌と丸い目元だ。

しゃべりは時折訛りが出るが滑らかだ。

 

夜の8時過ぎだと思うが

旅館に向かった。

互いに無言だった。

 

旅館の看板が見えたところで

無言の別れの挨拶をした。

中から、仲居さんが玄関に現れて

「どうぞ、ご案内申し上げます」。

室内草履を二つ揃えてた。

「お履き物は、お預かりします」

仲居さんは、二人が宿泊と思っている。

私と彼女は黙って草履を履き靴を預けた。

和室に通された。

茶菓子がテーブルに置かれた。

御風呂は一階です。

私達は茶卓で向かい合い無言。

私は煙草を吸った。

彼女は「チョット、電話架けて来る」

外に出た。

戻ると友達にこれから会うと言う。

私と彼女は喫茶店に入った。

暫くすると女の子が私たちのテーブルに座った。

彼女の友達だと紹介された。

暫く会話して3人で店を出た。

その女性は自宅に帰って行った。

彼女は下を向いて呟いた。

「彼女の家に泊まることにしたの」

 

私達は旅館に戻った。

互いの境遇を語り合った。

私は笑い

彼女ははにかんだ。

心は打ち解けた。

襖を開けると、畳に二つの布団が、蛇をも通れない隙間で

並んでいた。

再びぎこちない長い沈黙が二人の間に落ちた。

 

翌朝 10時 朝食にバナナと餃子が出たのを

鮮明に憶えている。

 

その後は覚えていないが彼女は一旦自宅に戻った。

私は午後の列車に乗って東京に帰ることにした。

駅前に床屋があったので列車到着まで整髪した。

会津若松駅に今にも泣きそうな顔で彼女は待っていた。

 

ホームに列車が入って来る。

彼女は大きな紙袋を私に渡した。

鈍行列車の窓を開け、ホームに立ち尽くす彼女を見た。

 

列車が動き出すと彼女の表情は歪み

泣き顔になった。

泣声は車輪の音に消され遠ざかった。

旅路の終点は、上野駅、夜行列車に乗り込む人群れでホームはいっぱい。

初冬のネオン瞬く歓楽街に戻ったのだ。

あの会津若松に24時間余の出来事は

夢幻のごとく本当だったのか?

 

紙袋には福島お土産がいっぱい入っていた。

数年前 会津の郷土玩具 赤べこが想い出箱から出てきた。

当時彼女がお土産をホームで渡した物だ。

なので夢ではない。

 

都会からふらりやってきたハンサムな青年?と

地元で暮らす少女は、互いに寂しい想いがあったのだ。

欲情ではなく、偶然の出合いと感情が

見ず知らず若い男女を儚く甘美な一夜過ごしたのだ。

二人とも耐えがたい青春の傷と孤独だったのだ。

 

彼女の姓は珍しいので覚えている。

その後、彼女から手紙は来なかった。

 

現在生きていれば70歳なるお婆ちゃんだ。

孫もいるであろう。

 

あの一夜の出来事から5年後

車で会津若松を通った。

彼女が座っていたベンチに座った。

稲垣潤一 WITH 松浦亜弥 - あなたに逢いたくて ~Missing You~

稲垣潤一 - 夜のストレンジャー

無効化になりましたので

クリック↓してください。

 夜のストレンジャー

コメントを頂いた方は自殺された。

かど
素敵なお話しです。
なにやらドラマでも見ているような気持ちにさせてくれますね。
ストレートじゃない描写が何度も読み返させる文章になってるんです。
締めくくりに「夜のストレンジャー」
日本語訳つきでその意味を始めて知りました(^^;

再掲

芝信用金庫 九段スズキ本店 グリッター外山寛。

2019年10月26日

SNS社会がここ数年認知され

一般人の悪事行為が世間に晒されるようになりました。

 

 

標題の三者は悪徳悪質です。

 

私は被害者ですが、ブログ掲載により

被害者が他にもいたことが判明しました。

又 ブログ検索により被害を未然に防ぐこともできた。

 

悪質悪徳芝信用金庫ブログを1年以上掲載していますが

以前は、九段スズキ本店 グリッター外山寛もブログに

かなり書き込みしました。

 

 

 

相手に善意を施すと必ず裏切る。

 

相手に親切に接すると、馬鹿にして騙す。

 

私のようなお人好しは、上記の言葉を

そっくり頂いた。

 

三者は、ブログ公開停止を申請するが

私に面と向かって抗議する。

人権侵害、名誉棄損で訴えることをしません。

 

やはり やましい行為があるからです。

 

話し合いに応じれば削除もあり得るのですが

沈黙です。

 

 

悪徳悪質芝信用金庫

 

 

九段スズキ本店1

 

 

九段スズキ本店2

 

 

詐欺師グリッター外山寛

  

 

 


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