3月11日
東日本大震災から14年が過ぎました。
その日の事はは、心身に刻みついています。
墨田川と神田川の合流地点、柳橋のマンションの一室。
逆流する墨田川を為す術なく呆然とした。
息子とデザイナー女性に逃げろと叫ぶ。
デザイナー女性は靴に履き替えるのに手間取る。
「スリッパのままでいいから」と叫ぶ。
彼女の靴をも持ち飛び出す。
マンション壁のレンガが崩れ落ちる音。
彼女が涙声で「ああああ」
柳橋が揺れる。
彼女を引っ張って銀杏大木に下に来る、
押し寄せる大波を受けないように大木の裏に掴ませる。
柳橋(1) 隅田川、神田川逆流 東日本大震災。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/22a8dfead45c54b4e8856b66ab0cf3cb
思い出が詰まった事務所をを2月28日に売ったのだ。
1)後顧の憂いなく、マンション売買契約、人生の終わりとする。
回想する。
二度と窓辺から、墨田川、神田川、スカイツリー
JR総武線鉄橋、両国橋、花火を見て
ランチ、夕闇のスカイツリーを眺め酒談義も出来ない。
決断に迷いはなかった。
子供に負債は残さず。
美田も残さず。
子孫のために計画を立てる場合、美徳は相続されない
ということを忘れてはならない。
【トーマスペイン】コモンセンス
父の苦闘、失敗は語れても、美徳は語れない。
墨田川花見を散策するイケメン馬鹿息子と美しきデザイナー女性が
ちらりと映る。
隅田川堤 花見 なぜか?昴の歌。
隅田川両国花火大会打ち上げ前1
墨田川 スカイツリー 神田川合流地点
巡りて
墨田テラスに冷風は去り
春風に舞う桜葉が川面を桜川となる。
神田川 散桜 流れて桜川
神田川 / 南こうせつ と かぐや姫 (歌詞入り)
花 滝廉太郎 春のうららの隅田川