馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

山岳遭難と救助隊との関係Ⅳ 高松山のんびりハイキング 怪我した女性に遭遇(Ⅰ

2020-08-15 06:04:40 | 日記

 

山岳遭難と救助隊との関係 昭和42年クリスマスイブ 立山から槍ヶ岳縦走に出発。

からの続きです。

 

山登り、ハイキングは幼児から中高年まで

楽しめる素晴らしい心身健康法です。

 

森林、渓流、鳥の囀り、オゾンを吸って

弁当を食べ、想い出の写真を撮り

下山して湯に浸かる。

 

しかし、思わぬ危険に遭遇することがあります。

前頁に書き続けています、ヨーロッパ型登山は

基本的訓練と安全確保の保険、山岳会に入会等が必要ですが

一般的ハイキングでは、遭難しても高額費用は掛かりません。

 

次のブログは、ご夫婦の登山です。

参考までに。

再掲

高松山のんびりハイキング 怪我した女性に遭遇(Ⅰ)

2014年5月5日

5月4日(日)みどりの日。

午前7時15分 自宅を出る。

10時 小田急新松田駅到着。

 

早速、駅前でコロッケうどんを立ち食い。

コンビニでポカリスエット購入。

駅前からタクシー乗車するが246号線が渋滞のため

裏道を通り高松山入り口に10時半着。

なだらかな舗装林道を歩む。

山ゆりが沢沿いに点在する道になり

10時56分、山ゆりの滝が見えた辺りで

 

背中が汗ばみだした。

暑くも寒くもなく、沢水を含んだ

一陣の微風は心地良い。

11時32分 高松山頂上までの距離。

1時間20分の標識まで来た。

傾斜がきつくなった。

11時59分 舗装林道は終わり

急峻な山道になった。

12時38分 男坂の標識。

頂上まで後わずか!

鎖がある道をあえぎあえぎ登ると

12時45分 高松山頂上に着いた。

富士山が濃い緑、薄い緑の山並みを従えて

春霞のホワイトブルーデコレーションだ。

頂上の草原には集団の登山客が、思い思いの草地に寝転び

富士を眺めている。

どうやら、トレランの方々のようだ。

2012年5月6日の高松山登山は快晴で富士の優美は際立っていた。

 

 

13時 トレラングループは私が登った道を駆け下って行った。

 

私は17歳から山登りを始めたが

若い頃は、確かに走って登ったこともあったが

競技スポーツの認識もなかった。

危ないなあ~と感じている。

私も山北方面に下ることとした。

後でトレラングループの人と関係する

アクシデントに遭遇するとは思いもせず

枯れ枝を杖代わりにして、滑らないように

ゆっくり急斜面をくだった。

石と木の根がむき出しの悪道が終わり

歩道林道をのんびり下った。

S字カーブを下るごとに

光射す里の風景は変わり、大きく見えだした。

 

S字を曲がった斜面の先に、枯れ枝を二本両手に持ち

足を引き摺りながら、ヨタヨタ登ってくる

サングラスの若い女性が現れる。

少し怯えているような姿だ。

 

私は瞬間、女性がサングラスで表情分からないが

只ならぬ異変を感じた。

 

女性は立ち止まった。

私は歩いて近づいた。

女性は待っていた。

女性の前に立った。

 

女性が話すのを待った。

サングラスを外した。

Ⅱに続く。

芹洋子 山の子の歌