馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

桜上水 玉川上水暗渠 私の人生行路も暗渠?

2018-04-02 11:23:39 | 日記

 

3月30日(金)

28日(水)桜上水駅前の桜開花を眺めた。

 

 

それなら、桜上水にある玉川上水を散策することにした。

事務所の通り道から50メートル程にあった。

戸建て住宅の間にあった。

玉川上水暗渠2

流れはなく、玉川上水の礎石が刻まれているだけ。

江戸時代 川辺に桜を植え土手を人々が歩き踏み固めた。

既に暗渠になっていて草花と桜並木。

土の散歩道。

春の柔らかな陽射しが桜の花弁を照らし

近くの介護病院から車椅子に乗せられた

老婦人達が顔に刻まれた皺に長い人生の跡が浮かぶ。

口を開け、見上げる桜にかすかに目が動くが

感情なき悲しみが漂う。

 玉川上水暗渠1

 

先日見舞ったお袋を想う。

 

 

西行の「願わくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月の頃

そんな気持ち。

玉川上水公園は明るい陽射しが注ぐ。

土の下には、地下に流水となって海に入る。

私の人生行路もずっと暗渠みたいだ。

なかなか、陽の目を見ることはなかった。

 

取引先の女専務が言った。

あなたは,一見穏やかに見えるけど

胸の奥底には激しい濁流がほとばしっているのね。

 

その言葉を聞いていた、陰険社長の表情が引き攣った。

近くの寺も散策。