登山での一瞬の気の緩み 事故死。

12月21日　北海道黒岳で著名な女性登山家が滑落死した。

 

滑落したご本人も「納得のいかない」

「何てことだ」と思った。

互いの命を繋ぐザイルを外し

用足しで岩場に隠れた。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

何とも理不尽な死です。

 

私の同期も北アルプス前穂高北尾根で、岩場の小さなテラスで

休息のためザイルを外した。

それから、何気に岩を摑んだのだが、前日雨で岩壁が緩んでいたのだろう

摑んだ岩が抜けて抱え込んだまま転落した。

 

 

私も同じ尾根で3月の積雪斜面で滑落。

一瞬の気の緩みで転落。

 

 

山登りでの事故は、危険箇所では緊張、慎重なので事故率は少ない。

 

殆どが、危険を脱出して気持ちに隙が生じた時だ。

 

人生も同じ。

信頼していた友人が裏切り苦境に陥れる。

 

 

相手が危険人物と思えば気を抜かず対処する。

なので、騙されることはない。

 

一瞬の気の緩み

安心感

信頼感

 

このような内なる独り善がりの心像が

自分をして窮地に追い込む。