4月5日（土） 朝9時、海老川沿いの桜を見に出かけた。
途中に卸売り市場内を横切るのだが
本日は、一般客に市場は開放で買い物出来る。
花見は止めて市場内を回る。
決して魚介類が街中の店よりすべてが安いとは言えない。
スーパーでは買えない魚があるのが良い。
私の大好物のホヤがあった。
4つで600円
マグロ中トロ 500円
鰯はザルで100円
以上を買った。
駐車場に行列があった。
震災後の無料炊き出しに並ぶようだ。
最前列を見ると、あら汁を無料提供だ。
地元の居酒屋店主が嘆いた。
市場で一般の方々に販売すると
我々居酒屋商売に影響するから
止めて欲しい。
市場も不況で料理屋に卸すだけでは経営が厳しい。
商売人相手に安く売るよりも
一般客に街中価格より若干安くして
土曜日に在庫一掃と現金収入は有りがたい。
2010年に癌で亡くなった友人は
レストランチェーンに35年間勤めたが
段々 市場から買わずに直接漁港の網元から買いだした。
市の行政指導で大型店舗が出店する場合は
何割かは、卸売市場から仕入れ条件としている。
私の商売も企業間取引は減少した。
問屋も在庫しないので売れなくなった。
対会社取引での人間関係も希薄になった。
インターネットによる全国展開になり
企業間取引でも数年経過しても
顔さえ知らず、電話会話も殆どせず
もっぱら、メールでの取引になった。
アマゾン等での個人客販売が増加した。
帰途、製麺所でラーメンと生蕎麦を買い
若者が一人で作るケーキ店でエクレアを買った。
夕方は市場購入食材で食べた。
漁港と畑がある近郊都市は
新鮮食材が身近にあって安く買える。
食品偽装もない。
気取らなくてもよい。