岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

嵐の前の静けさ!

2010年10月14日 | 日記
冬という繁忙期を目前にするこの時期お店は静かさに包まれます また創業以来の大イベントの開始が宣言される土地の賃貸借契約まであとひと月に迫って わたしの心境は穏やかな湖面のように静まっている感じです。

いろいろと考えは浮かびます 浮かびますが浮かぶに任せるだけでなるべく受け流すようにしています。 やるべき事を行なっているという自信からでしょうか? めんどくさがり屋の性格からでしょうか あれこれ考えてても仕方ありません。

商売運がありなるべきものなら必ず実現しますし 商売運があってもならざるものなら実現はしないという達観の境地?
契約事が完了して計画の全ては動き出します。

このブログであれこれ書いているのも 今の段階では「絵に描いたもち」です。
現実化のキックオフは契約締結をもって始まります。



冬の準備の時期ですが この仕事の大部分は社員さんにほぼ任せきりです。
タイヤ商売の冬の準備は毎年のようにベテラン社員に任せていればキチンとやってくれますから 大局的な仕事に専念できるわけです。 



私の仕事に優先順位は来月の契約事 次に建設する店舗の設計 それに関する資金計画といった未来の可能性にかかわる部分が優先されています。
新しい分野に挑戦ということになりますが 幸いなことに何事も全て予想以上に順調に進んでいる気がします。  これは上手くいくかも・・・・です。

飲んで食ってさあ一丁やったろか!

2010年10月12日 | 日記
繁忙期と社運をかけたプロジェクトの同時進行が始まる前に 「腹が減っては戦は出来ぬ」とばかりに餃子の○将さんで「腹一杯飲んで腹いっぱい食べる会」を行ないました。
飲酒運転はご法度なので各自 自転車(これもいかんやなかったか?)徒歩・乗り合わせで現地集合・・・・さすが人気店7時半で行列が出来ていました。

7人の全スタッフで食べまくりです。「上手い・早い・安い」 私は躊躇なくナマ大・餃子・天真飯・から揚げをいただきました。 会計は7人で1万と少々??????はて安すぎる・・・実は店員さんにお客様がいて最高の便宜を図ってくださったのです、どうもありがとうございました。餃子もご飯ものも味も最高でした。・・・・食べすぎです。
家まで3キロの道のりをとぼとぼ歩いて帰りました。

繁盛店の秘密・「上手い・早い・安い」+「活気・大きな声・配慮」 餃子の○将さんが繁盛するわけです。





お店を取り巻く環境の変化に「キーパープロショップ」の力を借りて 私達も新しい流れに乗り出そうする始めの「飲み食い」でした。
忙しい時期に入りますし 閑な時期にもじっと辛抱していただいた社員に 活力を得ていただいてこそこれからの未来も開ける訳です 
人には寿命がありますが企業は受け継がれ継続していく使命があります。 
個人で創業しても次の時代は企業として成長発展していく道を進もうとすることで道もひらけてくるかも・かも・かも・

みんながそんな無責任な予感を抱いていただくのが始まりの始まりです。
「かも」というのは助詞で 無責任な予感でOKと「かもの法則」にあります。
確信を抱くなどと気負う必要はなくて できるかも・やれるかも・成功するかも・という予感で充分だそうです。



今日は食べすぎで胃もたれです。

「カモチチマネジ」の組み合わせは最高だ!

2010年10月11日 | 日記
「カモチチマネジ」何のことでしょうか?
実はこれは社内で行なわれる勉強会で使われる本の題名をもじったものです。
正式には 「かもの法則」「到知」「もし野球部の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら」の三冊を指します。


毎日の朝礼で読むことになっている「かもの法則」
週一回の運営部例会で読む「もし野球部の・・・・」
月一回の人間学勉強会は「到知」の感想を発表し話し合います。

個々の本は確かに素晴らしい内容です。 先日キーパープロショップ研修会の会場でアイタック技研の畠中常務さんも「もし野球部の女子マネージャー・・・」をこのブログで知って買って読みはじめましたおっしゃっていました。
三冊が併読されるようになって 新しい効果に気がつきましたので今日はその報告をしたいと思います。


「1冊でも素晴らしいが3冊だと効果は三乗になる」 1×3=3 3の三乗=9
一番読みやすい内容は「かもの法則です」 できるかもと出来ないかもどちらの予感が大切かという読書という機会の少ない人でも読みやすく理解しやすいシンプルな優れ本です。
一方「到知」は先人の智恵の詰まった濃い内容の雑誌です。  そして「もし野球部の女子マネージャー・・・」は 難しく思えるドラッガーの「マネジメント」を噛み砕き読み易くした本です。  

簡単にまとめると 読みやすく理解しやすい本・難しげな内容だけど為になる雑誌・難しい原著を今風に読み易くした本 三冊はそういった特徴をもっていますから 併読を続けていくと理解できる内容が3の三乗=9倍の効果があるという理由です。


簡単で易しい内容を何回も繰り返すと効果大・・・ピュアキーパー的が「かもの法則」
難しいけど攻略すると強固な信念が育つ・・・・・ダイヤモンドキーパー的が「到知」
難しい本を手軽に読み易くした・・・・・・・・・クリスタルキーパー的が「もし野球部の女子マネージャー・・」


この組み合わせは最高です。 繰り返す・メンテナンス・強固な皮膜というキーパーコーティングの三つの商品と相似する組み合わせです。




もう一度言います「カモチチマネジ」は どの一冊も素晴らしい本です。  でも三冊を併読する機会を持てば効果は単独で読む場合より9倍の効果をもたらします。
やってみてください!読んでみてください! きっと効果を実感できると思います。

「井の中の蛙」外の世界へ出る!  駿河の国その二

2010年10月10日 | 日記
5日火曜日静岡に向かう東名高速は集中工事に入っていて東海環状線と東名に合流点から断続的な渋滞に遭遇しました。  昼食は浜名湖SAで富士宮焼きそばと浜松餃子というご当地B級グルメ・・・・けっこうなお味でした。

株式会社ホリイ様の三店舗を周り全ての店でスタッフの皆さんの楽しげな笑顔の出迎えを受けて思わず女性スタッフに聞きました。「楽しいそうですね~楽しいですか?」「ハイものすごく楽しいですよ!」・・・・。
この言葉をさらっと言えるのは素晴らしいです。 言葉だけでなく表情からも目の輝きからも「楽しさオーラ」が出まくっていました。


三店舗の見学を済ませ 専務室で西尾さんを交えてレクチャーを受ける時間を取っていただきました 西尾さんは勤務時間が過ぎているのにもかかわらず快く応じてくださって本当に感謝です。




店舗の訪問を終えてチェックインしたのがスーパーホテル富士・・・満員でした。


夜8時からお店前の居酒屋で 専務さんの計らいでその日休みの黒川マネージャー(女性幹部)とグランドスラム・タイヤガーデンの店長(男性)と少しアルコールを入れて歓談の時間を作っていただきました。
「男性陣から見る女性の存在はどうですか」という不躾な質問は 私でもアルコールの勢いを借りないとできません。目の前にはその女性陣を束ねる美人の黒川マネージャーがおられますから。
黒川さんが一番最初にタイヤガーデンで働き始められた女性で最初は腰掛半分の仕事のつもりだったそうです。 ところが接客や販売を任されるやいなやその面白さを発見され夢中になってしまったそうです。 気がついたら販売実績でも社内でも抜群の成績を記録されますます「ハマッてしまった」そうです。

本人さんの努力もさることながら 堀井専務さんは徹底的に援護をされたそうです。
販売が伸びる過程で当然取り付けも増えますから作業に当たる男性と少し摩擦があったそうです。  しかし「ピットワークをしない女性は男性の2倍売れば誰もがその実力を認めざるおえない」という専務の示す数字をクリアして名実ともカリスマ販売員と成長されたそうです。

同席された二人の男性店長も彼女達の実績を見ることでかけがえのない仲間だと受け入れて一気にチームワークが良くなって行ったとおっしゃっていました。




一番最初に専務さんの経営判断=接客業は「旅館の女将」のような気配りをしていかなくては先はない だから女性を戦力として採用し育てよう=という意思があった。
次に現場に女性を放り込むという行為があり 従来の男性と多少ギクシャクがあったが徹底的に女性を援護した。 女性が短時間で実績を上げるようになった。 男性もその力を認めた。 一気に社内の融和が進んで黒川さん以後採用する女性も男性の2倍の販売実績を上げるようになった。


8時から11時半ごろまでのインタビューになりましたが私だけがビールを飲みまくり聞きまくり 黒川さんが話しまくり専務がフォローの言葉を入れてくださり店長さんが心境をおしゃべりくださり あっという間に流れた楽しい時間でした。



「井の中の蛙」外の世界へ出る!  駿河の国その一

2010年10月09日 | 日記
「小さなタイヤ屋」で平成元年から22年過してきて 自分自身に「小さなタイヤ屋」という鎧のような固定観念があるのを感じていました。
「井の中の蛙大海を知らず」と言う言葉がぴったり当てはまっています。

タイヤ業界内で素晴らしく元気なお店ありませんか? とアルミホイールメーカーの担当者と会話のなかで 「静岡県に女性が活躍するお店がありますよ」という情報をキャッチし その場でその担当者を通して見学の依頼をお願いし快諾を得たので今週の5日6日と一泊で訪問をさせていただきました。
「目から鱗が落ちる」というビックリするほどの感動とエネルギーをいただいて帰ることが出来ましたので その紹介を三回に分けてアップしたいと思います。


また突然の訪問にもかかわらずいろいろなご配慮と親切なご教示を賜りました
株式会社ホリイ堀井専務専務様とタイヤガーデン富士IC・グランドスラム富士・ペースメーカーの各スタッフ様と 紹介の労をとっていただいた上に同行をしてくださった共豊コーポレーション宇佐美様に この場からも厚く御礼申し上げます。

10月6日AM5.35分 スーパーホテルの7階窓から望む霊峰富士山


元気がある店は女性が全面に出て「おもてなしをする」、 技術を誇る男性人は専門用語を使って話をするから接客には当たらせずピット作業を! いわば旅館の女将役と厨房を任されるコック長というイメージでしょうか。 温顔な堀井専務が話される言葉は私にとって新鮮で強烈なお話でした。
今から17年~20年前に 小売業としてお客様の接客を当たり前のように男性が専門用語を使って上目線的な態度で行なうのを見て これでは継続してお客様の支持を得ていくのは難しい それなら女性を戦力にしようと発想されたことから 今の見事な社風・店風が形成されたようです。
まず「思う」・・・・これからは女性に任せよう。 男性が主役というタイヤ屋さんではこんな発想をする人はまずいません いてもレジ係にとか事務仕事にとかになって販売の第一線で主役にするなどとは考えません。

しかし堀専務は女性の潜在力と特性を見抜き見事にお店を経営なさっています。
まずはこの事実に完全に脱帽・敬服しました。



タイヤガーデン富士ICマネージャー西家様とご教示のあと記念撮影


専務様のお話 その当事者である女性陣と店内で・事務所で・閉店後の懇談会?という3回のお時間をいただきありがとうございました。



やはり「井の中の蛙大海を知らず」です 自分には無い発想でお店を運営する苦心と最初ギクシャクする関係を乗り越えられたお話しと 女性の持つ感性と気配りと甘え上手?というか特性を生の声で聞くことが出来ました。



今日はここまでにします。