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岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

4点保持のベンツBタイプ!

2013年04月14日 | タイヤビジネス
まだスタッドレスタイヤをはいている私は 今回の交換時に新品に替えようか
そのまま以前のタイヤをつけようか迷っています。が
おそらく以前のタイヤ(三分山)を付けると思います。
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だいぶ磨り減っていましたが着けちゃいました。


お陰さまで昨日も多数のタイヤを嫁に出す事が出来ました。
ちゃんと装着するとき「安全を守ってね」って心の中でお声掛けしながら
タイヤワックスで仕上げるんですよ。
すると「任しといて」ってタイヤが言ってくれるような気がするんです。
タイヤと通じ合うことが出来ているのかもしれません。
お客様が来ていただけるのは
「タイヤ」が連れてきてくれるという一面があります。
痛い思いして磨り減って役目を果たして
オーナーさまに「イマージンへ行け」って言ってくれていると
確信しています。



小さなお店です ですから道具も大活躍です。
エアージャッキは開店以来もう20台ぐらいが活躍しています。
ほとんどの車は3点保持でジャッキアップできるのですが
ベンツBタイプは4点保持で持ち上げます。




みんなのお世話になった廃タイヤは
最後は白玉砂利の上に置かれて店と最後のお別れです。
白玉砂利はお店からの感謝表現です。
「御苦労様でしたありがとう」って言うわけです。















タイヤが売れるわけ!

2013年04月12日 | タイヤビジネス
「暑さ寒さは彼岸まで」と言われていますが
岐阜地方は奥美濃の山が再度雪化粧をしました~。

毎日毎日誰かが何処からかタイヤをお買い求めにいらっしゃいます。
タイヤの小売店ですから当たり前の感じがしないでもありませんが
不思議であり ありがたい事であり うれしいことです。

「タイヤの小売店だからタイヤが売れる」
まったくその通りですが タイヤというものが消耗品であるということがなければ
タイヤの小売店なるものは必要のないわけで 
タイヤの小売店<タイヤが消耗品という関係性がわかります。

タイヤが消耗するのは自動車が走っているからであり
走らなければ消耗はしませんから
タイヤの消耗<自動車の走行という関係性がわかります。

自動車が走行するのは 人様が移動する必要があるという現代のニーズがありますから
自動車の走行<現代のニーズという社会の実情との関係性があるわけでして
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ずっと並べていくと限りない屁理屈になります。
だから理屈や理論は後出しジャンケンであって
もっとシンプルなんです。


タイヤ商売を営む私たちは 
ただタイヤをお買い求めに来ていただけるのがうれしいのです。
何かと頼りにされるのがうれしいのです。
タイヤを嫁に出すのがうれしいのです。
器量よしの一流メーカーの子も 
なんとなく胡散臭いアジアンタイヤの子も
当社・当店を通過して嫁に行ってくれるのが何よりうれしいのです。

タイヤを差別しませんし 出戻りの中古タイヤも嫁に出す仕事です。
店の看板は無印ですが 多数の商品が有りすぎてはお客様が迷われるから
当社が代わりによく吟味し絞込みを行なって整理した商材に揃えられています。
あれもこれもは無駄と無理の温床です。
ここが専門店としての目利きなのです。
だから扱わないのはダメなタイタでなく 縁のないタイヤなのです。


お客様になり代わって多数のメーカー多数のタイヤから
最良のタイヤを選択して提案するのがタイヤ専門店の仕事です。
私たちの選択に 信頼を寄せてくださり
さらに愛想もよいから
毎日誰かが何処からか タイヤを求めてこられるのです。


主宰者として自分たち自身をアウトルックすると
こんな感じでしょうか?
自己宣伝になってしまいます。

ナットは基本的に助手席前に置くことになっています!

2013年04月07日 | タイヤビジネス
タイヤの入れ替え時期になると 必ずあるのが
「冬にタイヤ交換をしてもらったがナットがない・・・らしい」

近所のタイヤショップなどでタイヤを持ち込んで交換する際
純正ナットと社外アルミの場合 ナットを替える場合が多いのですが
自分でやるわけではないので 車を受け取って
ナットなどの部品をどうしたか?関心がどうしても薄くなります。
すると春に交換する時になって 「お前の店で交換したが受け取っていない」
このような苦情が電話で舞い込んできます。


一方我々は そういったトラブルを回避する為
原則必ず目に付く助手席前に置くようにして
トラブルの回避をしているのです。

特に雪が降る降りそうだというときは交換が
ラッシュになる為万が一の間違い防止策としてそのようにしているのです。



今日もそういったお電話をいただきました。
その方はタイヤ交換を依頼された地元のお店でナットがないと指摘され
前回の交換場所である当店に電話をしてこられました。
「どこにやった?」・・・「助手席前においているはずですが」
「そんなこと聞いていない」・・・「ちゃんと伝えてよ」
まあこんな内容でした。
それでも社内を一度確認してくださいと伝えて5分でまた電話が・・・
「助手席の下にありました・・強く言いすぎてもうしわけありませんでした」
と謝罪まで口にされました。

私も経験がありますが 別のお店で何か不始末を指摘されると
カッとして 原因を作ったと思われる前回の作業店を犯人に仕立て上げる
構図が湧きやたらと腹が立つのです。
すると一方的な電話でつるし上げです。

そういうことがあるからこちらは助手席前を指定しているわけでして
まあ人ですから早とちりもしますし 間違いもあります。
今回はお客様にご迷惑をおかけすることがなく済み
良かったです。

それゆえに原則
預かったナットは助手席前の見えるところへ
積んでおく事になっています。



タイヤを買っていただいています!

2013年03月30日 | タイヤビジネス
このところ大繁盛が続いています。
小さな店なりに大勢のお客様がタイヤを買ってくださいます。
タイヤショップなので当たり前といえば当たり前なのですが
ありがたいことです。

今日も朝一番から午後2時までラッシュが続きました。
今日のシフトはアルバイトさんが確保できなかった為 オヤジ三人衆で
切り盛りです。 
3レーンあるピットの1レーンを閉鎖して2レーンだけで作業をするのは
作業効率と安全性が高まるからです。

作業レーン数よりスタッフ数が上回っていないと
電話・接客・商談といった小売業の業務が出来ず
取り付けサービスに追いまくられてしまいます。
3人なら2レーンのみ
4人いれば3レーンを動かすのは 行動の主導権を握る勘所です。


毎日毎日爆睡です それで一発に疲れも退散します。

タイヤ・キーパー・イマージンスゴウ店のプロ商人!

2013年03月26日 | タイヤビジネス
タイヤ専門店では 過去10年ぐらい前まで
普通にタイヤが売れそれに付随してアルミホイールが売れ
カーオーディオやナビに
足回り用品やマフラーなど改造パーツも売れていました。
それで経営が成り立っていたのです。
それがいつの間にかタイヤ以外が売れなくなって
まるで鍋の中のかえるが茹で上がるようになっていきました。
問題意識はあるのですが 景気のせいや他店との競合のせいなど他責にして
いずれそのうち景気が回復するまでしのぐといった 過去に安住しているうちに
ますます追い詰められていくわけです。
時代のせい・不景気のせい・競合のせいにしていれば自分は被害者という思いで
自己正当化が成り立つのです。
私もそうです そういう期間が確かにありました。
しかし言い訳していて経営が成り立つほど世の中は甘くありません。
タイヤと相性がよかった恋人との別れです。
タイヤは一人ぼっちになって孤独です 何とか次の恋人を探してくださいと言いました。
そこで出会いを求めて 数々のお見合いをしました。

世の中は「捨てる神あれば拾う神あり」です。
ついに最高の相手「キレイちゃん」と出会ったわけです。
タイヤ「安全君」は一目ぼれ状態です。



タイヤを主体にキーパーコーティングと組み合わせるアイデアで
タイヤ専門店イマージンスゴウ店が
タイヤ・キーパーイマージンスゴウ店としてコンセプト変更をして以来
9年が過ぎようとしています。

タイヤ単品経営では繁忙期の11月・12月・3月・4月しか商売になりません。
4ヶ月で一年分が賄えるのなら良いのですが そうはいきません。
タイヤの非繁忙期をどうするか?
この一点がタイヤとキーパーを結び目なのです。
主導するのはあくまでもタイヤ「安全君」です。
「キレイ」ちゃんはお互いが主張を強めると反発心が出ることを知っているので
一歩引くことが出来る良き女房です。

2年前快洗隊岡崎店を訪問する機会がありました。
そこにはリフトが設置してあったので不思議に思って尋ねたところ
「以前はタイヤの販売もオイル交換も行なっていた名残りです」
ということでした。
洗車・コーティングが主体でタイヤもオイルもということで
開業したのですが主体が繁盛するに従い 扱わなくなったそうです。

タイヤ・キーパーイマージンスゴウ店の主体はタイヤです。
店の運営上 タイヤとキーパーが混在するわけですが 
このポイントをしっかり押さえることが店長の勘所になるわけです。
店長がスタッフの協力を得て店を切り盛りする「コツ」が
優先順位を時に応じて変化させていくことが必要になってきます。

二代目の臼井店長は就任から1年9ヶ月で この流れを掴んできたような感じです。
全ては「流れ」として捉えていかないと 次の変化に対応が出来ないことを悟ったはずです。
彼は責任感も強く 全てにおいて真面目に対応したいという完璧主義の傾向があるのですが
「流れ」を見ることで「エエ加減力」の必要性を知りつつあります。

この店はタイヤの販売が優先です 洗車もしますがタイヤが繁忙の時は
受注は中止です。 
少ないメンバーで稼ぐ為にはクリスタルキーパーを一押ししますが
この商品はお客様からも絶大な支持を得ています。
超繁忙の時は 他店様で購入されたタイヤの取り付けはお受けできません。
私はこのスタイルが小さなタイヤショップが生き残るための
エエ加減力だと思います。

想像ですが臼井店長はこのように自らの姿勢に「ハンドルの遊び」のような
ゆとりを持ちつつある感じがします。
言葉で「お客様の満足度」とか「人時生産性」とかを知ってくると
最初それに縛られて苦しみ そこから解けていく過程で一皮向けてくるわけです。

「お客様の満足度」が大事だと示されると 全てのお客様に喜んでもらおうと考え あるいは
「人時生産性」の高さが大事と示されると 人手を絞って少ない人数で頑張ろうとしてしまう。
この傾向が完璧主義の考え方です。
でもその呪縛から解けると
「人時生産性」を上げようと思うなら 逆に人手を増やす事を考えるのが商売です。

「流れ」さえ捉えれば 繁忙の想像が出来るわけです。
タイヤ付け替えの時期だから 週末は脱着の仕事が多くなるな~この仕事はパンツ洗い見たいなものだから
アルバイトさんに大部分任せないと タイヤを購入してくれるお客様の対応が出来なくなる
すると利益を得る機会損失になってしまうから 2人アルバイトを動員する。
こうすると粗利益は増大して必然的に「人時生産性」も上がるわけです。

稼いで儲ける商人は必ずこのように考えて行動します。
たとえ二人三人に嫌われても五人六人に余計買ってもらう
それで損得はあってくるのです。

ある意味「ズルさ」「したたかさ」という人間の持つ灰汁(アク)の強さが
タイヤを主体とする商売には必要なのです。
これは店長という立場に立てて学んでもらう以外 身につきません。

「流れ」を見ながら作戦を練る小さなタイヤ商売は
店長が商売のプロ化していかなければ成り立ちません。
世の中を見てください マニュアル全盛の時代で
商売に限らずプロは高齢化して後継者が少なくなってしまっているのです。
当社の若手で当社のスタイルでタイヤの商売を引き継げる可能性があるのは
臼井店長しかいないのです。


全ては「流れ」の中 
タイヤ販売が当社から消えていくのか
あるいは存続していくのか?
本流はキーパープロショップの展開に流れて行きつつある中で
プロのタイヤ商人として・・・・臼井店長にはその可能性はあります。