岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

「小さなタイヤショップ」の研究!   その4

2012年05月29日 | タイヤビジネス
なぜか突然 GOOプログ170万中 一昨日が90位 昨日が165位 本日がそれでも1576位と
驚異的にアクセスが急増してビックリです。

何せアバウトな性格で 世の中はグレーゾーンの中に(白黒はっきりつけられない)真実を見つけていくほうが楽だと思っていますから 世の中の人様が関心のある「言葉」を知らずうちに用いたのが 急増の原因でしょう。
今のシーズンおそらく「鮎釣り」という単語ではないか?と 若い衆の見解です。


それならそれで今日も鮎釣りネタで タイヤショップの運営の考え方を述べてみます。
鮎も釣れないより釣れた方が面白いし上達も早いものです。
かといって「おとり鮎」という相棒がへそを曲げたり嫌々したら釣れませんから
鮎釣りは「おとり鮎」様にいかに機嫌よくスイスイと川の中を泳いでもらって 縄張り鮎を
挑発してもらわねばなりません。

タイヤショップも取らぬタヌキの皮算用で
一人での絶対販売本数は取り付けが出来る数 すなわち576本(その1で解説)と
理窟で把握しても アルバイトさんなりスタッフさんなりの相棒がいるのは
鮎釣師とおとりの関係に似ているのです。


まず最初のおとりは養殖アユから始まって 釣れた鮎にチェンジしていくのですが
養殖アユには「おっとり」したという特徴がありますから 釣師もなるだけせかせかせず
鼻環を通して川に放したら自然と泳ぎだすまでしばらく辛抱したほうがいいのです。
養殖君のふるさとは「いけす」ですから 自然の川にいきなり放されても戸惑ってしまうのです。
しかし釣師は 一刻も早く一匹を釣り上げたいから 鼻ズラを引き回していきなり流れの強い所へ強制的に
誘導したりしてしまうものです。
「コラー 早く一匹連れて来いよ」と奴隷のような扱いです。



タイヤ屋のオヤジさんも 「コラー仕事はよ覚えんかい」と まずは車からの取り外し・ジャッキポイントなど
基礎の基礎を確認します。 それが出来てはじめて車両からインパクトを使って取り外しをさせます。


強制的に流れの強い所へ誘導された「おとり鮎」は 釣師の期待と裏腹に
「流の弱いところや 石の裏などにへばりついて動きません」
そりゃそうです 育った環境は流のないいけすの中
強制的に送り込まれた所は強い流れの中 養殖のおとり鮎君はビックリして自然と泳ぐことが出来ません。
その頃釣師は竿先にアタリがこないか期待でワクワクなのですが・・・・・・。
水中の様子が見えませんから 釣れる釣師と釣れない釣師の差は まずおとり鮎の扱いに出てきます。




タイヤ屋の仕事はまずは売って売って売りまくる事です。
売りが先で取り付けが後です。  いくら取り付けがうまい上手だといっても販売がなければ仕事になりません。
小さなタイヤ屋は売ったものをキチンと取付してくれるスタッフ こういう人をまずは求めるのです。
またそういう教育をキチンとします。
売ることに専念しながらもな 取付するスタッフを共に作業して覚え込ませるのです。
すると のみ込みの良い人は短い時間ですぐ覚えてくれます。


おとり鮎のいたわりと タイヤ取付スタッフとの共同作業
この共通点は面白いのです。
おとり鮎にスタッフの名前をつけて「こら○○はよ泳げ」と叱り飛ばすのは
私ののストレス発散法かもしれません。

イマージンのHPです。



「小さなタイヤショップ」の研究!  その3

2012年05月28日 | タイヤビジネス
鮎釣りネタで タイヤショップの研究シリーズを書き出したら アクセス数が驚愕の10倍増になって
不思議でたまりません。 何かあったのでしょうか?
それとも 真剣に「タイヤショップ」の研究をしている人が全国に大勢いらっしゃる証左でしょうか。

小学5年生の時 祖父の指南で始めた鮎釣りですがおよそ40年の趣味となっています。
ここのところ 趣味より仕事優先というか新たなコーティング分野に進出したり多忙を極めたり 老眼で細かな仕掛け作りが億劫になったりで敬遠気味ですが・・・・・・。




一日中川に浸かっていますと お腹が冷えて大便をもよおすのですが そんな時は藪の中に入って用便を果すのが
私の得意技?になっています。 ちゃんと出かける前に家でしてきてもやはり冷えるのです。
自然界というのは不思議なところで 私がウンチをした藪をちょっと観察すると 用便のあと5分もしないうちに銀バエが
何処からともなく現れてウンチにたかりだすのです。
これが益田川であっても長良川であっても津保川であっても 馬瀬の清流であっても必ずやってきます。
それほどウンチの臭いは魅力的なのでしょうか?



どうでもいいようなお下劣な話ですが ここまでは序章です。
私どもの本店の隣に ちょっとした卑猥系の書店があってそこは朝の3時ごろまで深夜営業をしていて結構助平な兄ちゃんやおっさんで流行っているのですが 万引き防止の為 店内にトイレが設置してないのか
夜遅くエッチなDVDを買いに来た人が 我社の敷地に入り込んで「ウンチ」をしていく不謹慎な輩がいるのです。
昨夜も 誰かがエッチDVDを買ったあと急にお腹が痛くなったのか それはそれは見事?なウンチがコンテナの階段前に
してありました。

排便後の快感は 私も野糞の常習犯ですから良くわかります。
「ふう~やれやれお漏らししなくて済んでよかった」

きっとこんな感じです。 しかし私の場合は川筋の藪の中が緊急トイレであって この人がウンチをたれた所は
営業店舗の敷地内なのです。 
朝 店に着てみると何やらティッシュが散乱していましたからピンときました。
こうした事象は年に2~3回はあります。


とここまではタイヤショップの研究とは関連は何一つありません。 


問題は次からです。
いわしのように弱っちい小さなタイヤ屋は こうした事象も「運」が付いたと喜ばねばなりません。
正直後片付けは気分の良いものではありません。
でも 腹を立ててもつまらんのです 生理現象ですから。
人様の不始末の後を喜んで片付けさせてもらったほうが 妙に清清しくなるのです。

よわっちぃ私たちのような小さなタイヤショップは 不便な所であっても人様が足を運んでくださるからなんとか商売が成り立ち生きていけるわけです 。  不便が用便で運が付く!
このように考えてラッキーなのです。

あとかたずけは20分もあれば済みます。

起こるありとあらゆる事象に 文句を言うのはあまり褒めた事ではありません。
立場が変われば 私も野糞常習犯ですからきっと誰かが片付けてくれたのかもしれません。

「起こること全て意味がある」とするなら 起きた事に腹を立てるか喜ぶかは自分の選択権です。
いい意味に捉えるなら それが良かった運が付いたと思うわけです。



亀の甲より年の功ですかね~ 温厚なオヤジです。


そういいつつ昨日も隣のヒマラヤさんの駐車場整理の警備員さんに渋滞の文句を言っているのを
お客さん見られてた 言うだけ野郎の私です。
決して温厚ばかりではありませんね。


イマージンのHPです。


「小さなタイヤショップ」の研究!   その2

2012年05月27日 | タイヤビジネス
鮎釣りで 川の中に立ちこんで釣っている時 釣れた鮎を入れる引き舟というのを腰につけているのですが
ある時 根尾川の上流で川を横切る時 つまずいて転んだ拍子にドンブラコと中の鮎と共に流れていってしまいました~。
びしょびしょに濡れるは せっかく釣った鮎もいなくなるわで踏んだりけったりでした。
炎天下の中長時間川の中に入っていると体力の消耗も激しく 一年に数人が流されてニュースになります。
引き舟だけが流れたのは幸運だったかもしれません。 


さて「小さなタイヤショップ」の研究 その2という事で
「いわしの輸送」ということから考えてみたいと思います。

いわしは漢字で書くと「鰯」 魚に弱いとかいていわしです。
めざしや干物でおなじみです。
港に水揚げされたいわしを生きたまま東京などのいけすに輸送する時の話です。
環境の変化に弱いいわしはそのまま送ると長時間トラックの水槽で泳ぐうちにストレスで到着するまでに死んでしまうそうです。  
で どうするかというと「カマス」などいわしの天敵となる魚を同じ水槽に入れて送ると大半が死なずに済むそうです。


「いわし」とは私たちのような「小さなタイヤショップ」です。
天敵とは大型量販店や大きな資本のタイヤショップだとすると そういったお店が近くにできると
私たちは喜ばねばなりません。
普通は競合が厳しくなるとかいって嫌がるのですが メンタル面からいうと逆なんです。


なぜいわしは 同じ水槽に天敵が入ると生き延びるのでしょうか?
それは本能が働いて生きる力が発現するからだそうです。


私たち「小さなタイヤ屋」は競合が厳しくなればなるほど生きる力が何処から湧き上がって 智恵が出て やる気が出て 活力が増していく「いのち」の力を信じると良いのです。
少なくとも「いわし」には負けておれません。


だから「小さい」ということは実はありがたいことであって決して卑下する事ではありません。


「小さなタイヤショップ」の研究!

2012年05月26日 | タイヤビジネス
一部河川で鮎釣りが解禁になっています。
例年ならお店が閑なことを良いことに 店内で仕掛け作りに余念無く取り組んでいたのですが
老眼という老化で細かな作業が億劫になって 興味の対象が園芸に向いてしまってます。
それでも釣りのニュースが気になって中日スポーツ紙の釣り欄を丹念にチェックしていますが・・・・。

スキーと釣りの趣味に園芸が加わり そのうち盆栽に手も出すのでしょうか?


私たちが取り組む「安全とキレイ」を実現する専門店
本業である「タイヤ商売」についてあれこれ研究してみたいと思います。
小さなタイヤ販売店の販売本数予測という 経営を預かる立場としてその核心の考え方を述べてみたいと思います。
年間何本売る事が可能か? これがわかれば仕入れにおいても資金繰りにおいても人のやり繰りもものすごく楽になるのです。


たぶんお店を始めたとき そんな事は考えもせずただ漠然と「売れたら儲かり 売れないならつぶれてしまう」だったら一本でも多く買ってもらうことだけを考えたはずです。
それを実現する手段として 長時間営業として夜10時まで10年間お店を開けておりました。
創業当時 それはとても有効で走り屋さんたちが夜遅く大挙してタイヤ交換に訪れてくれました。
その当時 一人で切り盛りしている時  
売れる本数=取り付けできる本数 という方程式が成立しました。
一人で取り付けできる本数が販売本数なのです。


一台4本交換に要する時間40分
店は午前10時から午後10時までの12時間営業 
12時間は720分 
720分÷40分=18台
18台×4本=72本
72本×25日=1800本

これはもうメチャクチャな理窟です。

流れ作業じゃあるまいし 次から次にひっきりなしにタイヤが売れるはずもありません。
半値八掛け2割引が正当なところでしょう。
すると
1800×0.5×0.8=720の2割引は576本

このあたりが一人で運営する小さなタイヤ販売店の月間最大値となります。
一日あたり23本=約6台分が 接客・対応・商談・取り付け作業・レジなど付帯作業一式入れての限度です。

576本の1本当たり単価を8.000円とすると 月間売上高は460万円
粗利益率25%とすると 総粗利益額は115万
家賃が25万 リースが10万 水道光熱電話代で10万 残りが70万
あと宣伝費とか保険とかガソリン代とか諸々の経費に借入金の返済に・・・・。
すると手元に残るのは??????

商売は大変です 何かとお金がかかります。

こんな基本線を編み出して現実をそれ以上にするにはどうしたいいの?
出せるのは「智恵」だけです。

結果それ以上稼いだから今があるわけですが
この基本線をすべての基準として タイヤが売れなければマフラーや足回り あるいはアルミホイールを売りながらも
その基準を意識すると わからなかった商売が始めて数字的に把握され
何をどうしたらいいか 傾向と対策が解りだして来たように思います。


「一人が取り付けできる数が販売本数の上限です」
その数字を頭に叩き込んで プラスアルファなるもの(付加価値)を時代の要請に応じて提供する。


一人から複数にスタッフが増えても この基準線を適応しながら修正をしつつ今日まで来たようです。



鮎釣りは 一匹1匹のつみ重ねの釣果です。
20匹釣る人は30匹つりたいと思い
30匹釣れるようになった人は50匹に挑戦します。

道具や仕掛けに工夫を凝らし 釣れる場所をたえず吟味し 釣れる時間帯をはずしません。



商売と釣り 私は同じものだと感じました。
マンツーマンのダイレクトコミュニケーションで買ってももらう。
網漁でなく おとり鮎を相棒に一匹一匹釣り上げる鮎釣り


同じ次元で面白いと感じています。

「ケガレチ」と「イヤシロチ」!

2012年05月25日 | 日記
気持ちが良い店とは 「スタッフが笑顔でキビキビとハキハキした気持ちの良い対応で接してくれる」
そればかりでなく 「キチンと整頓され掃除が行き届き 水平と垂直がキチンと演出され」

そういうところは観葉植物も元気で・・・・・。


ところが「人が多い店はくさる」という教えがあり 
少人数で運営する店は忙しければ忙しいほど 目の行き届かなくなるところが出てくるのも事実です。

設備や器具のメンテナンスは毎月1日に
奉仕活動&メンテナンスデーという決め事をつくって 普段見落としがちな所の手入れをしているのですが
最近 気になりだしたののは「観葉植物」のメンテナンスがおろそかになっていていかんなあ~
仕方がないな~ なんとかしたろ。

自分の興味が「草花に向いてきた」のを利用して 観葉植物のローテーションをやることにしました。
ここはお店の責任というよりも そういう仕組みを作って お店に活きの好い植物をたえず鎮座していただこう
いうなればイマージンマネジメント園芸部です。



昨年7月からスゴウ店は臼井店長が切り盛りをしてくれて 新任店長としていろいろ初体験をしてくれています。
開業の時いただいた植物が がんばっていましたが少々くたぶれておいででした。
そこで新たな「観葉植物」を購入して鎮座していただき もともとあった植物は本店にある園芸部の養生室に回収して
土を入れ替え 株を分け 新芽を発芽させ 肥料をやり・・・・大きく育てて各店にローテーションさせ
お店にはたえず活力のある植物を置くという目論見です。

「木枯れ」は「気枯れ」で「ケガレチ」 これはお店の不繁盛につながり
「元気」は「弥栄」で「イヤシロチ」  これはお店の大繁盛につながります。

植物の管理はマネジメント園芸部の仕事です。