岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

本当の創業はこれから始まる サポート部の出番!

2011年08月30日 | 日記
タイヤ専門店の隣地にキーパープロショップ岐阜店を開業したのは まだまだ序の口です。
まずやってみてはじめていろいろなことが分かるものですね。
開業後2ヶ月が過ぎると高揚感も過ぎ去り現実の厳しさが分かりだします。
昨日のブログは 洗車・コーティングの先人・師匠が店を繁盛に導かれた凄さを賞賛し脱帽し余計に謙虚になれるという 心の動きを表現したものですが 今日はサポート部として繁盛の焦点を絞るという手順について 23年前のタイヤ屋創業時とだぶらせてまとめて見たいと思います。


お店繁盛の基準として目標年間総粗利という数値があります。
その基準をもとに目標月間総粗利に落とし込んで毎日数字とにらめっこするのが一般的な手法です。
この通りに数字が動いていけばあっという間に繁盛店が実現するのですが 現実にはそうはイカの金玉です。
店長は悩む時期です 焦りも出ます 肉体的・精神的疲れもピークに達する時期です。

この場面にサポート部としてどのようにリードしていったらいいのでしょうか?
「辛抱する時期だ」「なんとか成る」と励ましの言葉も素晴らしいですが それだけでサポート部としては機能しません 具体的な対策をしていく必要があります。

さあサポート部は何に焦点を当てますか?
私の役割は サポート部に具体的な行動を指示することから始まります マネジメントの始まりですね。
「もし野球部の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら」の応用です。
主人公のミナミちゃんになって スゴウ店とKPS岐阜店の若い店長をマネジメントしていく始まりの始まりです。
両店長が高揚感で一杯の時は 私の経験では「聞く耳」を持てないものです。
その時期が過ぎテンションが下がってどん底に入った時こそ サポート部の出番ですね。

マネージャーのミナミちゃんも部員のテンションが下がりに下がったとき 「マネジメント」に出合ったという物語とダブりますね~。


サポート部としてどうやってマネジメントしていくか!
23年前まったく売れずに困りきった時 百の励ましの言葉より たった一つ頂いた「ありがたいですね~感謝しましょうね」???「困っているのに何でありがたいんですか?????」

でも本当にありがたかったんですだから今があるんですね~ どん底こそ宝の宝庫に目が向く時なんです。


創業の最高の贈り物は「どん底感」を味あわせてくれる事なんです。
分かったような事を書いていますが 経験者ですから流れが見えているのかも知れません。

今いるスタッフの多くは調子が上向く過程で入社していますからどん底感・挫折感は知りません しかし乗り越えた時の爽快感・達成感は人生を変えてしまいます。
困難こそ最高のチャンスです  私達は今そこにいるのです。
自ら望んで困難に飛び込んだんですから 困難と戯れて楽しまなくてはなりませんね~。

立ち上がれイマージン・・・なんちゃって!


はるか偉大な先人・先師のすごさ偉大さをあらためて知る! 亀の歩みでとぼとぼでいい!

2011年08月29日 | 日記
「日本に新しい洗車文化を!」という理想を掲げて驀進しているアイタック技研(株)と総帥谷社長。
私達も永年やってきたタイヤ商売にその理念をドッキングさせて新しい道を切り開いていこうあやからせていこうと 洗車コーティング商売を学び 今回またキーパープロショップ岐阜店を開業しその理念を実現しようと2ヶ月が過ぎました。

私達は学ぶということで キーパーラボさんへ社員さんを派遣し技術を習得し同じような仕様の店を作ったわけですが その道をたどるにつれあらためて先人・先師の偉大さが身にしみてわかってきました。

一部の技術を習得しても洗車・コーティング商売は始める事が出来ます 少し前まで私達もそうでした。
タイヤショップに洗車・コーティングをコラボしてお客様に提供できる環境を造ったら 大勢のお客様が支持してくれるまでにスゴウ店は成らせてもらうことが出来たのです。
それをもって開店したKPS岐阜店を軌道に乗せようとする中で 心底 今まで無かった新しいことを始められた・・ことに畏敬の念すら感じます。 

創業する開業すると言う事も確かに大変な事です毎日が勉強です。
先人・先師の道をたどろうとすればするほど その茨の道が目前にでてきます。

そしてはたっと考えてしまいます。
先人が達している境地までいかほどの日々がかかるものか?
当初はもっと軽く考えていました 手本もあり指導もあるからそんなにかからないのではないかと・・・。
でも現実はそんな甘くはありません・・・当たり前です。
先人が昇った境地までの道筋は 真っ直ぐなような気がするだけで決して真っ直ぐなものではありません 上がったり下がったり右へいったり左に行ったりと 山の上は確かに見えているのですが その道筋に入ると霧がかかったり雨に降られて立ち止まりを余儀なくされたり・・・・・。



評論するのは簡単です 今の総理はダメ菅だ・リーダーシップに欠けているなどと週刊誌やニュースの論調にのって迎合する事は気楽なものです。  しかしその道をたどって高みへ昇ろうとすることではじめて そのすごさ偉大さが真に解りかけてきます。
私達はその道ではまだまだただのヒヨッコに過ぎません その事実を知った時が本当の創業の始まりです。
甘えや期待が削げ落ちて 自分達の未熟さや到らなさを知った今こそ 創業が始まる「時」が来たようです。


「繁盛する」という期待感や先入観を捨て 「繁盛させていただく」というように観の転換(心の姿勢の据わりどころ)が起こる時が今です 誰でも最初は浮ついた気持ちで気軽に歩き出すのですが 先人の道を歩けば歩くだけ甘えは削げ落ちて 新の挑戦者と成る過程の一こまです。
歩けば歩くほど 風雪に叩かれ鍛えられ強められ驕りが削げ落ちて 「日本に新しい洗車文化!」が発信できる仲間入りが出来るのですから 前向きで明るく素直さを友に少しづつ歩いていきたいものです。



「店周囲のゴミを拾ろったりトイレを磨き続けたり 陰徳を毎日積んでいる社員さんがいます」 亀の歩みかもしれませんがウサギさんより確実に高みに到達するのは 話の通りです。
我々は「亀」の歩みで良いのです 先人・先師はいだいですが ただの凡人の我々は「亀」であるのが合っています。
地道に一歩一歩・・・・・・・・・・・すると自然に高みに到達です。


こんなイメージで勉強の毎日を過したいと思います。

休みの取りやすい環境整備!

2011年08月28日 | 日記
7月1日の開業から2ヶ月が過ぎようとしています。 
開業の高揚感がすぎて 閑な時期に差し掛かるとある種の焦燥感がやってきます。
メンタル的にはハイテンションからローテンションへ なかなか思い通りに行かない現実と向き合う時期です。

7月1日が創業記念日としていますが 真の創業はこれから始まります。
なぜなら「無」から「有」を見い出して生み出していく見い出していく始まりです。

開店開業はお祭りみたいなもの 過ぎ去ればただの売れない店になります。
この過程が商売の楽しさであり怖さであります。


そして一番の重要な事は「疲れを癒す体制をとること」=休みやすくする
それをするためには 考え方・運営方針・の一部見直し変更をする必要がありますが・・・・。
でも商売は長い継続ですから 健康の維持の為の休みが取れる体制が「今」の一番の課題です。

開業からほぼ2ヶ月休みも最低限でがんばってくれたスタッフに感謝です。


「繁盛」という言葉も吟味する時です。
「繁盛する」ではなくて「繁盛させていただく」に観の転換が起こる時です。 
その為に「閑」や「好ましくない」状況」がでるわけです ありがたいことですね。
不都合な事柄にも 「感謝」が出来るようになれば 不都合な事柄も消えてしまう。



23年前の創業時 閑でした はじめ困っていました。
困っている時は 困った状況が変わりませんでした。
ある人が(素晴らしい人でした) そのこと(閑な事)に感謝しましょうね~。
なんで??????????
でもいわれるがまま 何とか形だけでも「ありがとう困った事さん」


すると不思議や不思議 もうつぶれそうな店がなんと23年も・・・・・。
だから「閑」とか困った状況が出れば出るほど チャンスが来ている。
こんなふうに思ってしまうのです。

だからアホなんです。   

ありがとう! 未知との遭遇から確実な変化の兆し!

2011年08月25日 | 日記
タイヤ専門店サイドの立場から「キーパープロショップ岐阜店」を見ると 当初まったく異質な商売である事を知識では知っているけれど体験としては「初体験」と言っても良い それゆえ隣地に開業と言ってもピンとはこないものがあり 知識から体得へ変わるには「時間」がかかります。

それはまったく「未知との遭遇」と言っても言い過ぎではありません 人は防衛反応から「変化」に対して臆病さを持つからですね。  

江戸時代が終わって明治になっても「ちょんまげ」がなかなか切れずずっとその頭のままであった人がいたように 変化を受け入れない人も多かったようです。

徐々に受け入れが進んでいってやっと新しい時代に進む実感を得るようになるには春夏秋冬一年はかかるのもかもしれません。
狩りや採取で生活をまかなっていた縄文人が 稲作を受け入れて生活の基盤が稲作に中心となるまでどれほどの時間が掛かったのでしょうか きっと数百年単位の時間をかけながら文化は変わっていったのではないでしょうか。


第二の創業というのはコーティング専門店を開業したことではありません コラボレーション(協働)という文化を作り上げていく事ですから 社内に融和・支えあい・感謝・創造という目に見えないけど確かに在る価値を先ずは認めることからスタートです。 

ありがとう・ごめんなさい・ゆるしてください・愛してます・・・・みんなが感謝の言葉を用いると融合は早く進むと感じます。
スゴウ店臼井/頼れるスタッフみんなにありがとう!!!な

という表現が全員に自然に出てくる日は近い! 臼井店長のブログはその兆し吉兆です。
ありがたいことです感謝。

美点凝視!

2011年08月23日 | 日記
昨夜 八月の人間学勉強会が開催されました。


課題の感想のあと みんなでその人の良い所を発言しあう「美点凝視」というやり方が身についてきたようです。
誰もが長所をもっています 新人の舟橋君は「何事にも動ずる事がなく 忙しくてもキチンと仕事を仕上げてくれて助かります」と言うように感謝の気持ちを言葉であらわすことが「美点凝視」の見方です。

長所があればその裏には短所があるわけですが 長所のみを一人一人が意識して認める・言葉を発するとなんだかうれしくなるものです。  
分析という手法では「良い面」も「好ましからざる面」も見つけるということになるのですが 美点凝視では良い面のみを見つけるということで 到知出版社の神谷さんの指導を受けて取り組むようになって3回目の勉強会ですがみんな人の良い面を見つけるのが上手になりました。

「分析」という手法より 「美点凝視」という手法は「認めるものが現れる」という人の心理を上手くついている・・・だんだんわかってきました。



スゴウ店を開業した時 スタッフとして勤務していてくれた伊村さんからうれしい報告が届きました。
ご結婚おめでとうございます。



大阪の熱き人ですが 腰を痛めて無念のリタイヤをして大阪に帰って介護の仕事に新しい道を見い出してがんばっているのは知っていましたが よき伴侶にめぐり合って幸せな表情を見せてくれて とてもうれしい気持ちです。
末永く幸多かれ。
「タイヤ屋を大阪で開きたい」という気持ちで入社し スゴウ店の立上げ時にがんばってくれてありがとう お陰さまでスゴウ店も大勢の人に愛される店に育ってきました。 彼の天命はタイヤ屋ではなかったのかも知れませんが 新しい自らの道を見つけて時々便りをくれる律儀な人柄に奥様も惚れたのでしょうね~。

若い時のいろいろな体験を肥やしにするたくましい青年 きっと大成されると思います。