岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

スタッドレスタイヤの代弁者!

2012年10月30日 | タイヤビジネス
タイヤ専門店の役割の一つに 
口が利けないスタッドレスタイヤになり代わって
「私には氷の上でよく効きます」
「スタッドレスタイヤなのに燃費も良好です」
「私は中国で生産されましたが 日本仕様として開発されましたので大丈夫です」
「新製品が発売されて前モデルになりましたが 今年生産されたもので 価格がお値打ちです」
「私は高速安定性に優れ 寿命も長いですよ」
などとキチンと説明することがあります。

世間的にはチラシという販促手段で
サイズ・価格・特売・限定といった
「売るためのテクニック」で訴求されていますが
そういったお店は「量販志向であり・大型店舗で・資本力があって・駐車場もひろい」のです。


そういった強者と違って弱者小型の私たちは
チラシに訴求せず 強引に売ろうとせず 持って帰ってとは言わずキチンと装着し
一つ一つ丁寧に販売していくのが道です。
大型店には大型店の良さがあり それはそれで認めたうえで
小型店には小型店の良さを展開していくだけです。

大型店の人員は多いけれど大半がアルバイトさんだったりしますが
小型店の私たちは経験豊富なベテラン揃いです。
お客様の選択は 価格・信頼性・入りやすさ・親しみやすさ・安心感・作業の早さなど
トータルなバランスを重視しつつ価格を大切にされますから
チラシが出ると チラシを出さない当社にもお客様がいっぱい流れてきて
購入していただけるわけです。


これは「他人のふんどしで相撲を取る」ようなものです。
また大きな鯨にピッタリ引っ付いておこぼれに預かるコバンザメ商法です。
弱者・小さなというのは立派な武器になるのです。





キーパープロショップ岐阜店の同行二人!

2012年10月29日 | コーティングビジネス
まだ歩いた事はありませんが 四国八十八霊場巡り
一人で歩いても「同行二人」と言う袈裟をかけて歩くそうです。
「それはお大師さんが目には見えないけど一緒に歩んでくださっていますよ
だから安心して歩んでください」という 仏様のやさしさだそうです。


キーパプロショップ岐阜店のチーフ研修生の大山さん
なぜかマスコットガールの「キレイちゃん」ステッカーの前にたたずむと

あれ~この二人似ていませんか?
よく似ています。

まだまだ修行中の大山さんですが
店舗の思想や 施工の技を学ぼうとする意欲と態度は1級品です。
のみ込みも早く店長の右腕に育ちつつあります。
こういう人には洗車の守護霊がついて指導してくれます。
そうです「キレイちゃん」はステッカーであらわされた守護霊さんです。
ちゃんと後ろで見守っています。

一人ではありません同行二人なのです。

成長の道筋!

2012年10月28日 | PR
休日には生憎の雨になりましたが 
雨には雨の良さがあって 何となく一息つける一服感が湧きます。
晴れても良し 雨でも良し 雪ならさらに良しです。


会社の成長は 店の成長で 店の成長は 人の成長と言うことで
弊社でも「人」がそれぞれ成長していると感じられて
嬉しいことこの上ありません。
業績は人の成長の後からついてくるものだとして
楽観しています。

個人の成長ばかりではありません、
店・会社という人の集団に規律が大切にされているのが素晴らしい。
朝は朝礼に始まり キチンと掃除が行なわれ 
タイヤが入荷すればキチンとラベルの向きが揃えて積み上げられ
標識が並べられれば キチンと向きが揃えられる。
案内が張り出されれば やはりキチンと縁取りするように テープが張られます。
工具が使われれば必ず元あった場所に仕舞われる。
ジャッキも等間隔に並べられるように引かれたラインに沿って揃えられています。
当たり前のことが当たり前に行なわれるのが
素晴らしいのです。

もちろん人間ですから
未熟で粗野な所もたくさんありますが 卑でははありません。
正々堂々と儲けを企んでいます。
商売は儲ける事こそ正しいのです。

その大昔 価値と価値との交換は物々交換でした。
物々交換と言う不便な方法を体験したから
「お金」という信用の媒体を生み出し
価値と価値の交換を「お金」を介在させる仕組みが発生したわけです。
このお陰でどれほど便利になったことでしょうか。

物やサービスの価値をお金に換算したわけです。
このタイヤは1本5.000円です。
クリスタルキーパーはMサイズ19.800円です。
とした価値が誰にでも分かるようになり 
これならもっているお金と交換してもいいな(購入)となるわけです。
物販の対価も キレイを現し出すサービス業の対価も
お客様のニーズ(需要)と供給側の価値交換です。

供給側の我々は 長年に渡って世代が変わっても
喜ばれる価値を提供し続けるという使命がありますから
売上げ利益という対価を一定の税を払うことを条件に
蓄えていくことが出来ます。

商売と言うシステムは 先人が考えに考え抜き
工夫に工夫を重ねたものですから
正々堂々「儲ける」ことが善なのです。



成長の道筋 第一は
「儲けることが絶対の善」という信念がいるわけです。
この信念を育てることなく企業や商売が永続する事はありえません。
どんな困難があっても必ず儲けるというのが正しいと思えなくては
なりません。


キーパープロショップ岐阜店を担当するキーパー課の伊藤課長
夏から秋まで店に入りずっぱでいろいろな体験をしました。
その現場の感触をもって販促四兄弟と呼ぶ 成長プランを企画運用してます。
そしてここが一番肝心な所ですが
お店の月次試算表の解析が出来るようになりました。。
試算表とは貸借対照表と損益計算書からなる財務諸表です。
損益計算書とは家計簿のようなもので
毎月の収入と支出の計算書です。
現場と帳簿の両面を把握する事で 店の現状を多面的に知ることができ
適切な判断と課題の優先順位がわかるようになります。

お店はいろいろな数字を使います。
人時生産性・粗利益額・総費用・総顧客数・・・・・
その数字を束ね解析するツールが月次の試算表なのです。
店の成長を支えるガイドとして 解析して問題をあぶり出し
打つ手を決め手実行していくために 3級簿記力は
不可欠です。

アルバイトが育ち店長が育ちチーフが育ちそのガイドとしてのマネジメントが育つ
それはお店を開業して四苦八苦する中から掴み取っていくもので
人様から教えられて覚えるものではありません。
思い通りに行くのに時間がかかる店ほど最高の教材はありません。

伸びようとする心が守りの壁をぶち破る!

2012年10月27日 | 日記
秋晴れの晴天に恵まれました。
タイヤイマージン本店では ボチボチですが
スタッドレスタイヤを取り付けていかれるお客様が
お見えです。
曰く「早めに装着しておいたほうが混むより良い」
なるほど備えられば憂いなしです。

昨日給料日でしたので日頃話が出来ない
当社で一番若手のスゴウ店船橋君とショートミーティングの機会を持ちました。
入社して1年5ヶ月たったでしょうか 
「時々見る顔が輝きを増しているな」と思っていたところです。

身に美しいと書いて躾と読みますが
最近支給した制服(つなぎ)に 「ありがとうございました」と
丁寧なお礼の電話が臼井店長を通じてかかってきました。
会社が支給するのは当たり前のことですが 
それに対して「もらうのが当たり前」というのではなく
キチンとお礼を述べるのは 美しい行為です。
会社が支給しているのであって 私が支給しているわけではありませんが
代表者にお礼を言うということは 全スタッフにお礼を述べるということの
象徴的な行為です。
こういった指導が出来る店長も素晴らしいし ちゃんと言えた舟橋君も
身に美しさをを一つ纏ったようです。

さて彼との会話
「自分は何をやっていったらいいのでしょうか?」と言う
とても深い問いかけです。
入社して春・夏・秋・冬と一年が過ぎて まわりの状況が少し見えてくると
誰でも出てくるものかもしれません 早い人は5月病とかいって
自分にこの仕事はあっていないかもなんて迷いに捉われて辞めてしまう人も
多い時代です。

でもこれは表面上はいろいろな姿をあらわしても 伸びようとする心のささやきです。
伸びようとする心は 自分はダメなんだとか 自分には向いていないとか
否定的な心でなく あらゆる状況を柔軟に受け入れていこうとする
肯定的な心です。
この肯定的な心が真の舟橋君であって どこまでも成長しよう向上しようとする魂の叫びです。
一方否定的な心は一種の防衛反応で自分を守ろうとする潜在意識の番人です。

魂の叫びという喜びの本源を 風呂敷のような潜在意識が包み込んでいるのが
意識の構造だそうです。
すると自分が自分と思っている顕在意識は「カッコイイとか恥ずかしいとか理性とか」の表面上の
思いが優先しているのです。
お客様に大きな声で「いらっしゃいませ」とあいさつすると魂は清清しいと知っていても
顕在意識が「恥ずかしい」とささやいて小さな声で「いらっしゃいませ」と言ってしまう。
すると自分で自分に嘘をついているような感じに陥り 自己嫌悪感を抱いてしまいます。

魂の叫びを伸びようとする心 顕在意識の防衛本能を守りの心とするなら
まず勇気とか素直さとか明るさといった気持ちと行動や態度が大事ではないでしょうか。
何をするか?といえば
いつも真の自分である自分を見つけることです。
その方法は もし仕事で車をキレイにする任務の時は 自分お心を磨くつもりで
もしタイヤをしまうなら 廃タイヤにお礼を言って洗うとか
陰と陽の 陰徳を積めと昔から言われています。
誰に知られるわけでなく 落ちているゴミをさっと拾う 汚れていた所を拭くといった
下働きをきちんとすることです。
すると気づきや気働きといったインスピレーションの感度が高まります。
それを繰り返すうちにいつの間にか なくてはならない人 役に立つ人
に成長している自分を知ることになると思います。

昨日は散りとめもない話になってしまいましたが
言いたかったことはこのようなことでした。


最近の彼の表情の輝きを見ると
たぶん自分の修身を知ってきた感じがします。
おそらく私に問いかけたのは それが正しいのか確認だったのかも。
外物を追わず自分自身を磨く舟橋君の姿勢を
私たちは学ばねばなりません。

桃栗三年柿八年!

2012年10月26日 | 日記
「芽を出して実をつけるまで桃と栗は三年かかり柿はなんと八年かかる 
商売もキチンと利益を生みだすまでは時間がかかるもの
だから慌てたり焦ったりしてはいけないよ。」
と言うことわざです。

このことわざを知ってから「自分達のペース」に気がつきました。
それ以前は「誰かと比較して」遅いとか・少ないとか・多いとか
小さな優越感に浸ったりあるいは劣等感にさいなまれたりしたのですが
今はまったく無いとは申しませんが 少なくなってきた気がします。 


私達がノウハウを学んで車美容業に進出するために開業した
キーパープロショップ岐阜店
先輩格の快洗隊の全てを学ぶつもり開業しました。
その時に最初に言われたのは
「新しい業態ですから認知されるまで長い時間がかかります、
一年から二年ぐらいは軌道に乗るまでかかるつもりでやってください」
というアドバイスでした。
これはまさに正鵠を得るものでして
来店客様の絶対数が少ない中で 品質を決して下げることなく
一つ一つの「キレイ」をキチンと作りあげていくうちに
徐々にファンが増えお客様が固定化し その数2.000名になると
リピート客が増えて忙しくなり経営的に安定する利益が出ます。


この歩みが当社の場合 先輩が1~2年なら
「私達は3~8年ぐらいかかっても良い」
そのぐらいの長い目があると逆に余裕を生みます。
「桃栗三年柿八年」です。
慌てたり焦ったりは良い結果を生みません
じっくり熟成するのはお酒や味噌・醤油も同じですね。