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新型コロナ感染者、5類移行後に増加傾向

2023-05-29 10:34:42 | 時事
新型コロナはインフルエンザと同じ5類に移行し完全に収束した感がありますが、マスクなどの感染対策は続いているようです。

私は外出するときは必ずマスクをしていますが、個人の判断となった割には減らないような気がします。スーパーなどに行ってもほとんどマスクをしており、やはり日本人はマスク好きなのかもしれません。

面白いのは時々行くパチンコ店ではほぼすべての人がマスクをしています。ホール内は密閉されており、換気も不十分な感じはありますが、話をすることもほとんどない空間ですので、真っ先にマスクがなくなるかと思っていましたが、そういう傾向は全く感じられません。これから本格的に暑くなると、自然に減ってくるのかもしれません。

さてコロナ感染者数はインフルエンザと同じように定点医療機関からの報告になりました。26日に発表された1定点当たりの平均は3.56人で1週間前の2.63人より増加しています。

都道府県別では最も多かったのが沖縄県で10.81人、ついで石川県6.38人となっており、少なかったのが島根県1.55人、徳島県1.62人となっています。年齢別では10歳未満が最も多く0.55人、ついで50〜59歳が0.42人、40〜49歳0.41人、20〜29歳0.40人となっています。

高齢者が少ないのは、ワクチン接種などの効果が出ているためかもしれません。厚生労働省は新型コロナウイルスのオミクロン株派生型XBB,1.5の割合が増えているものの、感染性や病原性がより高い新たな変異株が流入していることを示す情報はないとしています。

インフルエンザと比較できるのかは分かりませんが、インフルエンザの場合は定点当たりの感染者数が10.0人以上で「注意報」、30.0人以上で「警報」となっていますので、先週より増加したとはいえ問題になる数値ではないと思っています。

定点把握は全国の感染症患者の増減を地区ごとに選んだ医療機関から報告を受けて調べる仕組みで、季節性インフルエンザでこの方法が採用されてきました。新型コロナの場合は、5類移行後「全数把握」からこの方法に変わりました。

全国約5000の小児科や内科の医療機関から報告を受け、月曜から日曜までの感染者数を金曜に公表しています。全数把握に比べると、定点把握は全国的な感染動向を捕える頻度や精度が低下します。

このため感染者が増えた場合の対応が遅れると指摘する専門家や自治体関係者は少なくなようです。しかし新型コロナがインフルエンザと同じようになり、感染対策は前述のマスクや手指の消毒などは続いていますので、それほど心配する感染症ではないといえます。

現在はほぼコロナ前と同じ生活が戻っていますので、定点把握で十分と感じています。


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