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コロナ初期、パニックで買い占めは男性に多い傾向

2023-07-13 10:38:02 | その他
何かがありパニックになって衝動的に買い占めを行うという行動が、どういった心理で起きるのかはなかなか面白いのですが難しい問題のようです。

3年前の新型コロナの発生初期に、様々なものが品薄になった時の購買行動について、明治学院大学などの研究グループが調べたところ、普段買い物をしない男性ほど焦って過度な買いだめをするという傾向がみられたようです。

この頃のことはもうあまり記憶にありませんが、私の家では全く買いだめはしなかったような気がします。確かにトイレットペーパーなどが売り場から姿を消しましたが、自宅のストックがなくなる前には回復するだろうと、特に何もしなかった記憶があります。

これは新型コロナだけではなく、災害などのために買いだめの必要性がほとんどない自宅の環境によるのかもしれません。

自宅は小さな川からも遠く、小高い丘になっていますし周りに崩れるような崖などもありませんので、災害でなにか買いだめをする必要を感じたことが無いというのが大きいのかもしれません。

私の買いだめの記憶としては、最近値上げするからといってビールを2ケースほど買ったことがある程度です。新型コロナの発生時には確かにマスクが買いにくくなりましたが、必要最小限は確保できました。

私の感じとしては、マスクは感染予防のためではなく、外に出たときに周りに合わせるためのものという認識でしたので、何回も使用していましたので不足することはありませんでした。

さて明治学院大学は調査会社による20〜69歳の消費者968人分の買い物データとアンケート結果を分析しました。その結果売り切れや値上がりの不安に駆られて必要以上に大量に購入してしまう「パニック購買」を強くする傾向があったのは5.8%でした。

普段あまり日用品や食品を買わない男性が多く、心理面では不安感や衝動性が関係していました。この人たちは、2020年2月の一斉休校の後と4月の緊急事態宣言の後に、ウエットティッシュを普段の22倍、ペット用品を12倍、トイレットペーパーや果物の缶詰を7倍、米を6倍、スパゲティを5倍買うといった行動が見られました。

子供の人数が多いほどその傾向が強く、スマフォで頻繁にニュースをみる人もこういった行動が多いようでした。また普段の買い物はECサイトではなく、実店舗でしているとみられる人が多く、年齢による差はありませんでした。

一方で通常より少し多く買うだけにとどめていた人は(39.2%)、普段から日用品や食品を買っている、家族の人数が多い女性が多かったとしています。

この分析では何故買い占めに走るかの説明はできませんが、多分今後も何かあると衝動買いをする人は出てくるのでしょう。


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