ごっとさんのブログ

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喫煙者がタバコを吸える場所はどこなのか

2023-12-23 10:31:06 | 煙草
先日東京の赤坂でギター仲間の早めの忘年会がありました。会場の店は数年前にもやったことはあるのですが、念のため地図を印刷してきました。

地下鉄を出てからたぶんこの方向と歩いて、地図を確認しようかと思っているところに前からS君が歩いてきました。集合時間の30分前に店に行ったところ、準備中という事で入れなかったようです。

実は私は店に入る前に喫煙したかったので、喫煙所も探していました。S君も一緒に探してくれたのですが、飲食店の入り口に灰皿があるところを見つけ、ここなら良さそうという事で一服しながらいろいろ話していました。

こうしたよく知らない都会に出てきたとき、どこで喫煙するかは大きな問題です。喫煙率が下がってきて受動喫煙を防ぐための法律も改正され、タバコを吸える場所が本当に少なくなっています。路上喫煙禁止の地域も多く、新幹線も2024年春から全面禁煙となるようです。

たとえば大阪市は、万博開催のため路上喫煙を全面禁止すると発表しています。そのため民間の喫煙所に補助金を出し、大阪市指定の喫煙所を増やすとしています。この喫煙所整備の方針についても、数や設置場所、設置費用について様々な意見が出ています。

行政としては、喫煙者が一定数いる以上、喫煙場所を提供せざるを得ないという判断のようですが、喫煙所を増やせば問題は解決するのでしょうか。政府が株の3分の1以上を持っているタバコ会社は、政府によって守られている存在ですので、喫煙はいわば政府公認の権利です。

喫煙者としては高いタバコ税を払っているのだから、タバコを吸える場所ぐらい用意してくれても良いのではという感じもします。喫煙所は完全に密閉されていない限り、タバコの煙は必ず外に出てきます。そのため喫煙所を作っても受動喫煙の害はなくすことは難しいとしています。

喫煙所を設置する理由として、タバコの吸い殻のポイ捨てを減らせるのではないかという事もあります。このポイ捨てに関しては、喫煙者のマナーの問題ですが、なかなか難しいのかもしれません。

私は歩きタバコはしませんが、たまに駐車場などで吸うことがあり、その際は排水溝の孔などに捨てていますが、これもある種のポイ捨てになりそうです。

米国の大学生喫煙者(7532人)を対象にした調査研究によると、喫煙者の大多数が定期的に吸い殻をポイ捨てしていることが分かりました。その理由としては、タバコの吸い殻に対する否定的な態度、つまり吸い殻を処理するのが面倒だという気持ちでした。

こういった問題はあるものの、やはり適度な間隔で喫煙所の設置は勧めて欲しいものです。


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