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脳を若返らせるための生活習慣

2024-06-24 10:32:59 | 健康・医療
最近はタイトルのような一生ボケないようにするには、といった記事を多く見かけるようになりました。

今回取り上げる記事もそれほど感心するようなことはなく、いわば最もよく言われているようなことで、少しは気にしてみようか程度のことです。認知症の兆しは40代、50代にあるという説があり、脳の衰えを実感したのならそこから脳のメンテナンスを始めるのが良いようです。

認知症は食事、運動、睡眠などの生活習慣を見直すだけで、ある程度の予防をすることが可能です。脳血管性認知症を起こさないためには、脳血管障害を防ぐのが一番です。そのためには動脈硬化に繋がる高血圧や糖尿病などの生活習慣病にならないように気を付けることが必要です。

アルツハイマー型認知症にも、生活習慣病の予防が効果があることが分っています。まず食事については、これを食べれば認知症を防げるというものはなく、逆にこれを食べたらだめというものもありません。

栄養面からバランスをとろうとすると難しく感じるかもしれませんが、食事の「彩り」に気を配れば、おのずとバランスの良い食事になり、抗酸化物を含んだ食べ物も摂れる様になります。食事の時の「噛む」行為も意識的にやると良いようです。

普段食事の時の噛む行為を何気なくやっていますが、噛むことは認知症防止にとって実は非常に重要なことです。筋肉の運動によって脳に送られる情報の中でも、顎から送られる情報量はかなり多いとされています。よく咀嚼すると、大脳、小脳ともに血流量が8〜20%上昇します。

血流が増えると脳に栄養や酸素が行きわたります。その結果神経回路の増加が促されたり、細胞の働きを活性化したりする効果が得られます。

よく咀嚼した2時間後には、脳内ではFGF(線維芽細胞増殖因子)と呼ばれる成長因子の量がピークを迎え、記憶力や集中力が高まり学習効果も高まります。次が運動で、ウオーキングを週に3.4回、1日8000歩程度が良いようです。

歩いているうちに少しずつ汗ばむくらいの速さで、少し速めを意識すると良いとしています。ウオーキングのような有酸素運動をすると、神経伝達物質のセロトニンの分泌量が増えることが分っています。

できれば毎日の歩数をアプリに記録するか、ノートに書き写して残しておくとよいようです。私は基本的に歩くのが嫌いですので、これは達成できそうにはありません。

その他睡眠を6時間以上とる、新しいことにチャレンジする、回想時間で脳の疲労を回復させるなどが重要としています。

何となく良さそうなことが並んでいますが、実際には若干気を付けて生活するぐらいかもしれません。


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