ごっとさんのブログ

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この歳になり始めての眼科検診

2022-10-24 10:30:10 | 健康・医療
現在はほとんどの情報が眼から入ってきており、健常な眼を保つことの重要性が増しています。

このブログでも緑内障や黄斑変性などを取り上げ、加齢による目の病気が多いことを書いています。かみさんは黄斑部に問題があるようで、度々眼科に罹っていますが私はあまり問題がなく行ったことがありませんでした。

しかし周りの知人などは白内障の手術の話などがよく出ており、自覚症状はないのですが75歳にもなれば何かあるのではと若干気になっていました。

最近朝起きたときに目に幕がかかったような感じで、ぼんやりするということが出てきました。これは15分ぐらいで良くなるのですが、一度眼科に診てもらうことにしました。幸い歩いて10分ほどのところに昨年眼科医院ができましたので、全般的な検診を受けに行ってきました。

最初に行ったときには、視力検査から始まり眼圧の測定や眼の写真撮影など多くの機器を使って色々な検査を受けました。医師はマスクをしているので年齢はよくわからない女医さんでしたが、こうした検査の結果たぶん重大な問題はなく、軽い結膜炎になっているという診断でした。

ただ年齢も行っているので、緑内障の可能性など眼底検査をした方が良いとのことで、2週間後に再検査となりました。眼底検査をするときは、瞳孔を広げてしまうので眼が見にくくなるため、できれば歩いて来るように指示を受けました。

この時は抗生物質の点眼薬をもらって帰りましたが、この目薬を差すことによって朝起きたときの違和感は完全に無くなりました。私は歩くの嫌いなのですが、次は歩いて出かけました。

まず瞳孔を開く目薬を指し、20分ほど経ってから色々な検査を受けました。この時は眼から鼻に通じる涙の通路の検査まであり、問題はなかったようです。

医師からこの検査結果を写真を見ながら説明を受けましたが、黄斑部の形状にも問題はなく、また緑内障の可能性も歳の割には進んでいないという結論となりました。白内障も若干はその傾向があるものの、手術をする必要はないようでした。

これで終わりかと思っていましたが、念のため最後に視野の検査をしておくということになり、3回目の検査を受けることになりました。

この眼科医院はかなり混んでおり、3週間後になってしまいましたが、また視力検査から始まる一連の検査を受け、視力も裸眼で0.8はあり眼鏡をかけると1.2となっているので問題はないようでした。

医師から視野の検査結果の説明を受けましたが、面白いことに眼には「盲点」が存在しているようです。こういったことも含め結局私の眼は歳の割には健康であるという結論となりました。

後は半年後くらいに検査を受けると良いということでしたが、まあ2,3年ぐらいは何もしなくても眼に問題はないと思われます。予想外に時間のかかる眼科検診でしたが、一度精密に検査をしておけば当分安心といえるようです。