ごっとさんのブログ

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株式投資はギャンブルか?

2015-11-07 10:30:06 | ギャンブル
先日日本郵政3社の株式が上場されました。これにはあまり興味がなかったので、その後の株価など詳しく見ていませんが、今回も公募価格をかなり上回る初値がついたようです。

今回はこういった株式投資が、どの程度リスクがありギャンブル的なものなのか、あるいは安全な運用と言えるのかという話です。

私はもう30年ぐらい株式の売買をやっています。この間どの程度の利益が出たのか、正確には把握していませんが、それなりにうまくいっていると思います。始めたのがいわゆるバブル景気のころでしたので、どんな株を買ってもそれなりに値上がりするという、初心者には最適の時期だったと思います。

このころの株価の象徴がNTTだったのかもしれません。80年代後半だったと思いますが、120万ぐらいの公募価格に対して、2,3か月で300万を超えるところまで値上がりしました。こういったものには手を出さず、それほど高額でない株を少しずつ売買していました。

私が始めたころは、まだネット取引などなく、情報を得るための手段も、会社四季報(懐かしい名前です)等を時間があればペラペラめくっている程度でした。株価についても新聞の株式欄しかなく、せいぜい10社程度を毎日チェックするだけという、今からは考えられないような少ない情報を頼りにしていたわけです。私は基本的に東証一部上場企業しか買わない、また20%値上がりしたら売るというかなり堅い条件でやっていましたので、それほど大儲けはできないものの、あまり損はせずに運用できていました。

しかしバブルがはじけたとき、比較的うまく売り抜けた方ですが、それまでの儲けの半分ぐらいは失ってしまいました。こういう点ある程度のリスクはあるのかもしれません。

しかし株を買うというのは、また違った楽しみもあります。それが株主優待制度で、各社いろいろなものが用意されています。例えば航空会社は、持ち株数に応じて、搭乗割引券を出してくれます。このころは私も出張などで航空機の利用も多かったので、確か25%程度の割引券をよく使いました。そのほか配当もちょっとした小遣いになっています。高配当の企業だと20円(1株)ぐらいの配当金が出ますので、2000株ぐらいもっていると、半期で2万円ぐらい入ってくるわけです。

現在は、売りそこなって数年も塩漬けになっている株があったり、それほどうまくいっていませんし、頻繁に売買もしていませんので、それほど利益が出ていません。それでも当分使う予定のないお金があるのであれば、株式投資はそれほど危険のない資金運用と言えるのではないかと思っています。