全国の100歳以上の高齢者が過去最多を更新しました。日本人の平均寿命が伸び続けているいま、老化との向き合い方が人生の充実度を決めてしまいます。
老化は全身にさまざまな現象を引き起こします。脳が老化すると神経細胞が減って、脳が委縮して認知症になります。心臓の心筋細胞が老化すると、心臓が収縮しなくなってポンプ機能が低下し、慢性心不全になってきます。
腎臓は機能が落ちると尿を作る能力が低下し、半分以下になると腎不全になります。誰でも毎日体の中でガン細胞が生まれていますが、NK細胞や白血球、リンパ球が退治してくれるのでガンの発症が抑えられています。
しかし免疫力が低下するとガンになりやすく亡くなる人も増えてきます。また誤嚥性肺炎や感染症で亡くなりやすくもなります。女性の老化には、女性ホルモンエストロゲンの減少が大きく関係しています。
35歳ごろから女性ホルモンの低下が始まると、コラーゲンやエラスチンの減少により、皮膚が乾燥しやすく、シミやしわが増えます。髪のボリューム低下や白髪が増えるなどの症状も出ます。
40代以降は病的に骨密度が低下して骨粗しょう症のリスクも増え、加齢で筋肉が減るサルコペニアになると、骨粗しょう症と相まって骨折しやすくなります。エストロゲンは膀胱や尿道の組織を維持する働きがあり、低下すると組織の弾力性が失われて、尿もれしやすくなります。
出産や加齢による骨盤底筋のゆるみや尿道の変化も尿漏れの原因です。いくつもの老化現象に悩まされますが、実は健康寿命を伸ばすためには対処すべきものと、放置していいものがあります。
高齢だから仕方がないとあきらめずに、少し努力すれば健康長寿につながることがあります。ただ一方で、老化は自然現象です。神経質にならず老いを受け入れることで、幸せに過ごせることもあります。
高血圧の診断基準は140-/90ですが、この数字に明確な裏付けはありません。人は加齢によって血管の壁が厚くなるので、全身に血液を送るために自然と血圧が高くなります。
老化による自然現象なのに、降圧剤を飲んで無理に下げようとすると、頭がぼんやりするなどの副作用が出やすくなります。思わぬ転倒や事故にもつながるので、注意が必要です。
血糖値も同じで、数値が高いからと薬を飲むと、急激な低血糖を招いて意識障害や発作、最悪の場合は死につながることもあります。閉経後はエストロゲンが減少するので、コレステロールの値が上がりやすくなります。
病院に行くとスタチンなどの薬を処方されることがありますが、コレステロールは免疫細胞の材料なので、不足すると免疫力が低下しガンになるリスクが高まると指摘されています。
まあ結局あまり数値にこだわらなくても良いということかもしれません。
老化は全身にさまざまな現象を引き起こします。脳が老化すると神経細胞が減って、脳が委縮して認知症になります。心臓の心筋細胞が老化すると、心臓が収縮しなくなってポンプ機能が低下し、慢性心不全になってきます。
腎臓は機能が落ちると尿を作る能力が低下し、半分以下になると腎不全になります。誰でも毎日体の中でガン細胞が生まれていますが、NK細胞や白血球、リンパ球が退治してくれるのでガンの発症が抑えられています。
しかし免疫力が低下するとガンになりやすく亡くなる人も増えてきます。また誤嚥性肺炎や感染症で亡くなりやすくもなります。女性の老化には、女性ホルモンエストロゲンの減少が大きく関係しています。
35歳ごろから女性ホルモンの低下が始まると、コラーゲンやエラスチンの減少により、皮膚が乾燥しやすく、シミやしわが増えます。髪のボリューム低下や白髪が増えるなどの症状も出ます。
40代以降は病的に骨密度が低下して骨粗しょう症のリスクも増え、加齢で筋肉が減るサルコペニアになると、骨粗しょう症と相まって骨折しやすくなります。エストロゲンは膀胱や尿道の組織を維持する働きがあり、低下すると組織の弾力性が失われて、尿もれしやすくなります。
出産や加齢による骨盤底筋のゆるみや尿道の変化も尿漏れの原因です。いくつもの老化現象に悩まされますが、実は健康寿命を伸ばすためには対処すべきものと、放置していいものがあります。
高齢だから仕方がないとあきらめずに、少し努力すれば健康長寿につながることがあります。ただ一方で、老化は自然現象です。神経質にならず老いを受け入れることで、幸せに過ごせることもあります。
高血圧の診断基準は140-/90ですが、この数字に明確な裏付けはありません。人は加齢によって血管の壁が厚くなるので、全身に血液を送るために自然と血圧が高くなります。
老化による自然現象なのに、降圧剤を飲んで無理に下げようとすると、頭がぼんやりするなどの副作用が出やすくなります。思わぬ転倒や事故にもつながるので、注意が必要です。
血糖値も同じで、数値が高いからと薬を飲むと、急激な低血糖を招いて意識障害や発作、最悪の場合は死につながることもあります。閉経後はエストロゲンが減少するので、コレステロールの値が上がりやすくなります。
病院に行くとスタチンなどの薬を処方されることがありますが、コレステロールは免疫細胞の材料なので、不足すると免疫力が低下しガンになるリスクが高まると指摘されています。
まあ結局あまり数値にこだわらなくても良いということかもしれません。