Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

散るぞ悲しき

2008年08月13日 23時29分32秒 | Weblog
散るぞ悲しき
 最近頭がぼけちゃって、あまり本読んでない。で、もってこの前紀伊国屋で買った洋書、帰りにどうも、頭がボーとしているせいか、鞄から落ちちゃってなくしちまった。それが悔しいのなんのって。
 この本、すでにお読みになったことがある人も多いと思うが、文庫化されたから買って読んでみたーーー名著。

 敗北するとわかっている戦争に巻き込まれて、愛する自分の家族が一日でも長く平安な生活が送れることを願い、最期まで部下を慈しみ、その命を家族や祖国の人々のために一寸たりとも無駄にせず、朽ち果てていった男の記録。

 死を覚悟しての硫黄島での娘の夢
それはたこちゃんがおふろからあがってめそめそ泣いていました。お父さんは「どうして泣くの、おふろがあつかったからかね?」と尋ねるていると、おかあさんが笑いながら出てきて「きっと甘いものがほしいからでそう」というてお乳を出して飲ませ、二人して寝転がりましたが、そのとき、たこちゃんはほっぺたふくらしてスパスパおちちを飲んで、とてもうれしそうにしていました。
 そこへまたねえちゃんが出て来て、「たこちゃんはこんなに大きくなってもオッパイを飲むとはあきれたあきれた」と言いながらたこちゃんのほっぺたをつきました。それだけですが、お父さんはみんなの顔がはっきり見えたので会ったのも同じようでした。どうです、おもしろい夢でしょう」

と娘に手紙を残している。


 クリントイーストウッドの「硫黄島からの手紙」も感動したが、 この書もその他、目をうるまさずに読んではいられない逸話満載である。そして、日本はこうした人々やその家族に十分報いてこなかった。

 この手の書物に対して戦争を美化しているなどという批評は的外れだ。戦争を非難するのは批難してよい。しかし、運命に翻弄されながらも、死に向き合い、愛を貫徹するというのは文学やノンフィクションの正統な系譜の一つであって、たんに場面が戦争の一場面だからといって、その価値が減殺されるわけではない。この書も日本の「悲しみ」の文学・ノンフィクションの系譜に属する秀逸な作品である。

 話がちょっとかわるが、あの古歩道氏が、
日本ではいずれ広島、長崎と同様に大久野島を有名にすることにより、日本を被害者意識ばかりで加害者意識が足りないと思っている外国人からのイメージアップに繋がるかもしれません。

と言っている。
 毒ガス島の毒ガス使用については、それがどれだけ現実に使用されたかは定かではない。731部隊の毒ガスでも、残虐な研究があったことは事実にせよ、実際には使用に耐えなかったというのであるから、古歩道氏のいうように大量に実践されたとは思えない。もっとも、全然使用されなかったかといえば、それも嘘であろう。

 古歩道氏に関しては以前、合成動物写真で騙されたこともあるし、その主張にもっともっと証拠の積み重ねが必要であることは確かである。ただ、その主張の論拠のあやうさにもかかわらず、この人の論調には日本に対する愛を感じる。上記発言も、英語圏の事情を知る古歩道氏ならではご発言であろう。

 はやい話が、例えば韓国から送られてくるメッセージは被害妄想の塊であきれるだろう。日本の場合、被害妄想とは言えなくても被害者意識だけでは、バランスを欠く。国外の人にどう映るかも念頭におくべきだ。また、他者の視点に立てる想像力はその人の成熟度を示す。

 以前Japan probeでとあるアメリカ人写真家が原爆の不当性を訴えるビデオを紹介していた。本ブログでも紹介した。 アメリカ人の大半は一部の研究者を除いて、原爆のなにが悪いんや、米兵を救うためにジャプの婦女子を殺して何が悪い?そもそも日本が悪いんや、という意見が大半である。そんななかでこうした発言をしたアメリカ人を我々は尊敬するだろう。もし、そうした発言がなければ、むしろアメリカに対して不信感を抱くだろう。それと同じである。

 例えば、南京虐殺で100万人市民を虐殺したとかいって日本を残虐非道の戦争好きのように描写するのも極端なら、そうした不法な犠牲は皆無なのだ、というのも極端である。数に論争があるものの多大の数の市民捕虜に対する虐殺のあったことの不当性はまず正直に認めることがむしろ国内外の日本の信頼を得る道ではなかろうか?

 ま、バランスに欠けるおれがいうのもなんだか、バランスがある態度の方がかえって日本の信頼を勝ちとりやすいのではないか、と思うのである。その意味で古歩道氏の発言の趣旨も何らかの形で取り入れるのも一考に値すると考えるものである。

 散って悲しかったのは、日本人だけではない。


有道ブログ アフリカ人と同じ外人と言われるのが嫌だから「外人」という言葉は嫌だ! 

2008年08月13日 12時18分02秒 | Weblog
 ちょっと、意地悪な表題にしてしまいました。この投稿をされた人の意見に同意するところもあるので、なおさら、悪いな、とは思うのですが、論理的には表題の通りです。
debito.org/?p=1858#comment-166560
27 LH Says:
August 11th, 2008 at 6:45 pm

“Gaijin” is not by itself an offensive word, the problem only arises when one is arbitrarily grouped together with everyone else who is not Japanese.

Being told that you are the same as people from (insert random country that is not your homeland) is ignorant and annoying. Being told you couldn’t possibly understand something because you are not Japanese is rude.

If “gaijin” should be considered interchangeable for “outsider” then how is “Non-Japanese” any better ?

“NJ” is just “gaijin” in disguise. It’s a bit like saying “That (black) guy is an N-word”.

「外人」という言葉自体が人を憤慨させる言葉というわけではなくて、日本人じゃないひと以外を一緒くたにまとめて「外人」とするところに問題がある。
自分が(母国とは違う国の)人々と同じであるといわれるのは、無知も甚だしいし、ムカつく。日本人じゃないから理解できないんだ、というのも失敬である。
もし「外人」という言葉が、「外者」と互換できるというのなら、「非日本人」だって同じじゃないか?
 「非日」ていうのは要するに「外人」の隠れ蓑だよ。それは、あの(黒)人はニガーだ、というのと同じさ


「外人」という言葉自体が悪いというのではない、というのは正しい。
 日本人じゃないからわからないんだ、という言い方が失礼である、というのも同意する。
 「外人」「非日本人」「非日」とどう言い換えてもほぼ同じ、というのも同意する。
 が、あそこの外人というのとあそこのニガーというのでは、全く異なる。

 仮にこの人がイギリス人だとして、他の例えば、アフリカ諸国の人々と同視されるのが嫌で、イギリス人となら同視されていもよい、というのはやはり、この方のある種の人種差別意識、ないし、民族主義的な思想が反映されていない、とは言えない。

 外人、フォリナー、移民、イミグラント、いろいろ言葉はあるが、これらの言葉自体が悪いわけではない。ただ、ほんじゃ、国籍通り正しくよばれればいいか、というとそうでもない。「やつ、イギリス人なんだってよ」と陰で言われるのもあまりいい気持ちではないだろう。
 
 人々になんて呼んでもらいたいか。「ジェームスといいます。ジェムチンって呼んでください、(*^_^*)」とか言えば、人々はジェムチンと呼ぶようになる。要するに周囲の人々といかにうまく交流するかが問題である。

 で、道端で、見知らぬ人が、外人を特定するのに外人という言葉使うのはいたしかたないのではないだろうか?中国アクセントがはっきりしていれば中国人というだろうし、日本人でもデブが特徴であれば、あの「おデブ」の人と指称するだろうし、イケメンなら「あのイケメン」とか言われるだろう。

 日本で仲間も作れずに英語をしゃべる友人しかできない引きこもりの外人の人々が問題のないところに問題を作り上げているようにしか思えない。

北アイルランド No foreringer 広告から日本も学ぼう。

2008年08月13日 11時39分10秒 | Weblog
'No foreigners' advert condemned(BBC)

This property is not available to any foreingers

本物権、外国人お断り、という広告がでた。

非常に顰蹙をかった。

で、どうなったか?、

"I am renting this property without prejudice to anyone in the whole wide world.

"But please be aware there are a number of criteria suitable candidates must pass before being eligible to rent this property.

"I am looking for tenants, whom the neighbourhood like, who keep their noise down and will not attract attention to themselves."

本物権を世界中のどなたにも偏見なしにお貸しします。

ただ、この物権を借りるのにはいくつかの基準があることもご承知おきください。

近隣の方々に好かれ、騒音も立てず、ご迷惑をかけない借り主を募集しております。

という広告にかわった。

お客さんを扱う商売の方、旅館や接客業、賃貸業などのかた、

外国人お断り広告は日本でも海外でも断じて許されず、非常な反発をかう

ということは肝に銘じておいたほうがよい、と思います。

その上で、上記のような説明を参考にされるとよいか、と思います。