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Kennyのブログあれこれ

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日記(11.12) 解散風  ・ ミヒャエル・エンデ氏の話

2014-11-12 21:30:35 | 日記
11月12日 (水曜日)  曇り→

突然、永田町で吹き出した解散風
与野党の旗指し物がはためき、議員の心も激しく揺らいだであろう。
ただ一人解散権を持つ当の首相は「解散は考えていない」と
言い残して外遊中とあれば、
政治にうとい身にはまさに禅問答の世界である
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数年前、国会を訪問した時、元K衆院員議員が言っていた。
今、国会にズーット来ているのは、何が起こるかわからないんだよ!と・・
やけに、印象に残った言葉だった。
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毎日新聞に
説法の時に寺院に立てる幡(はた)が風に揺らぐのをみて
2人の僧が論争していた。

一方が「幡が動いている」と言えば、
もう一人は「風が動いている」。


互いに譲らないのを見ていた男が口をはさんだ。

「風が動いているのではありません。
 幡が動いているのでもありません。

あなた方の心が動いているのです」。
2人の僧はぞっとした−−。
お察しかと思うが、禅の公案(こうあん)(課題)である。
この男は後の慧能(えのう)禅師だという。
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六祖慧能(えのう)禅師の言葉



WEB上からお借りした。
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人間は本来一物も有しない
生まれてくるときは裸であり、汚れもなし、一塵もありません。
生まれながらにして仏です。
しかし生きていくうちに物事に執着したり、
争いの心を持ったり、怒ったり悲しんだり。

しかしそれらの本質をよく見てみますと、
本来何も存在しないんだということがわかってきます。
あらゆる執着心を捨ててしまうと、人間本来無一物ということがわかるのです。
自分の心の中の囲いをすべてとり除いてしまえば、
すべてのものが自分と一体になるのです。
茶の湯の世界でもいちばん大切な言葉と言えます。

☆心の囲いがとれずにいるのは普通の事だと思う
 全ての煩悩を取り払ったらと思うと・・ゾットするなあ〰。

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☆年末に来て、忙しくなりそうだ。
 現職も新人も心の旗をしっかりして、本旗を上げねばならないであろう。
 来年春は地方選挙もあるので国会議員選挙は重大な局面になりそうだ。
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もう一つ記事

天声人語(12日)から

誰も気づかないだけで、
私たちは第3次世界大戦のまっただなかにいる。
そう考えたのはドイツの故ミヒャエル・エンデだった。


『はてしない物語』で知られる世界的な児童文学者によれば、
その戦争は領土ではなく時間の戦争なのだと言う。



 「わたしたちは、わが子や孫に向かい、来る世代に対して、
 ようしゃない戦争を引き起こしてしまった」
 「だが、子孫は応戦できないから、わたしたちはこのままさらに進めてゆく」
『エンデのメモ箱』

 未来世代への容赦ない戦争とは地球環境の破壊を指す。
 エンデは1995年に没したが、その後も「戦火」は激しくなるばかりだ。
 とりわけ温暖化にともなう異変が、現代文明に赤ランプを点滅させる

 国連の気候変動に関する政府間パネルが先日、
 温室効果ガス削減への厳しい警告を含む報告を公表した。

 今世紀末にほぼゼロとする道筋を描き、
 本気で対策を進めるか否かの決断を迫る。
 私たちは崖の縁に立っている。そんな認識だ。

 もたつく間にも極地の氷は解け、頻発する干ばつと洪水は飢饉と貧困をもたらす。
 資源も無尽蔵ではない。農地は疲弊し、海は乱獲で枯渇が心配される。
 むろん石油など地下の資源も

「第3次世界大戦」で滅びかねないのは、未来である。
 ゆえにエンデは時間の戦争と表現した。
 これから生まれる世代は抵抗しようにもできない。
 欲望全開の生産と消費をずっと続けるのですか、と問いたかったのだろう。
 心に留めたい卓識だ。
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