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Kennyのブログあれこれ

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日記(11.8) 新聞 記事

2014-11-08 21:20:56 | 日記
11月8日 (土曜日)   晴れ →曇り


今朝の朝日の天声人語には

ある男が美しい妻と仲むつまじく幸福に暮らしていた。
ところが、犬に脅かされて妻が狐の正体をあらわす。
評論家の故加藤周一さんがかつて、「夕陽妄語」で
こんな説話に触れていた。
「嘘について」と題した一編だ.

狐にだまされていたと知って男は驚く。
しかし、だまされていたときの幸福を忘れられず、
もう一度化けてくれと頼み、狐も応じる。

似たような民話は各地にあろう・・

狐が化けていた妻を原発に置き換えてみたい。
福島の事故で安全神話のまじないは解け
正体が露わになった。
それなのに昔が忘れられず「もう一度化けてくれ」と頼み込む。
人の心の機微を突く古い民話は、現代の寓話でもある。
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鹿児島県の議会と知事が九州電力川内原発の再稼働に同意した。
「地元の同意」を得て歯車は回りだす。
経済優先の変わらぬ国政。
動かすほど儲かるという電力会社の変わらぬ意識。
地元経済の原発依存も変わらない。


そうしたものが渦を巻いて、原発回帰へと日本を流していく。
住民の避難計画も大きな不安を抱えたままだ。
理屈ばかりで役に立たない訓練を畳水練と呼ぶ。
その「理屈」にあたる計画作りも、国は地元に任せ切った格好だ。

加藤さんの話に戻れば、もう一度化けた狐の妻と男は、
その後幸せに暮らしたという。物語は美しく現実は厳しい。

地震と火山の国の原発は、事あれば幾万の幸せをたちまち吹き消してしまう。
福島から学んだ、つらい教訓である。
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原発の建設立地に向かない海なし県に住んでいるものにとっても
感心を持って”行く末”を見て行く事にしなければ・・。
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蛇足)

嘘の単語が出て来たので記事とは離れて嘘と仕草に着いて調べて見ると・・
嘘としぐさ

 人によっては、嘘をつくと無意識に斜め上を見てしまうことがある
 これを俗に「目が泳ぐ」などといい、嘘をついていることの証拠と見なされている。

 男性は嘘をつくときに眼をあわせられなくなる人が多いのに対して
 女性の場合は、その反対に、嘘をつく時ほど相手の眼をじっと見る人が多い、
 とする調査がある。

 人は嘘をつく時には表情にそれが出ることがある。
 逆に上手な嘘つきは表情にそれを出さないために見抜くのがむずかしく、
 これをポーカーフェイスという。

 嘘をつく時に身体が硬直する人もいるが、
 逆に身振り手振りが大げさになったりする人もいる。
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