漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.12.23 苦し紛れの貴重な1枚  石川県能登半島西海漁港

2020-12-26 14:32:38 | 海釣り

 どうやっても太平洋側では、オレにはカレイは釣れない。

やはり日本海側まで遠征せねばなるまいか?・・・

しかしそこには猛烈な寒波が・・・。

私の中で、どんどん膨らんでゆく座布団ガレイをぶら下げた妄想と、

最悪コンディションの中で悪戦苦闘してどうしようかと悩む現実が

混沌と入り混じって、なかなか決断できずにおりました。

 天気予報を注視していると・・・

おおっー❔ 23,24,25,26日は寒波が緩むらしい。

ということはクリスマスのお土産は座布団カレイか?

 

22日の深夜に板橋の自宅を出発して、首都高速へ乗り込み、さらに関越道、

上信越道へ乗り継いで、いったん上越ICを目指しました。

23日AM4:45上越ICを降りて、直江津港の方向へのろのろと進んでゆき、

ここでエサを調達する予定でした。釣エサ屋は4軒ほどありましたが、

冬場の平日なので、AM5:00になっても開店する店が無いなと諦めかけていると

律儀にも1軒だけパッと照明が点いてくれました。

上越のいとう釣り具店さんに感謝です。

いとう釣具店さんで、アオイソメ900g(店の在庫全て)と、ユムシ弾20発を購入。

再び北陸道に乗り込んで南下、そして能越道に乗り継いで、

AM8:30西海漁港に到着しました。

 

途中、高岡市内を通過しましたが、市街地に積もった雪はそれほどでもなく、

昔、滋賀県に住んでた経験もあって、雪の不安は感じませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

午前中は東からの強風で、ちょうど追風になったので、漁港の奥へ向けて、

4本の竿にアオイソメを房掛けにして、ドボンと放り込みました。

が、20分後にエサチェックのために引き上げてみると、全く齧られていません。

 

 

そのうちに風向きが変わって、昼頃になって、南西からの強風に変わると、

まともに向かい風を受けるカタチになってしまい、とても辛い状況に陥りました。

どうする?

うーん、場所を変えますか? 西海漁港のなかで陣地を移すことにしました。

 

 

 

 

ここから追い風に乗せて、全力で投げ込みました。

目前に養殖イカダがありますが、根掛かりも多いですが、一発当たれば、

座布団も夢じゃない。

そう思って、気合いを入れ直して、4本の竿先を見つめておりましたが、

・・・

・・・

全くアタリらしい変化が見つかりません。

・・・

・・・

投げ込んで30分ほど放置していたので、1本ずつ回収して、エサェックをすると、

1本目の竿に重さが伝わり、魚の感触が・・・

寄せてくると・・・

 

初めての魚がオマエか・・・失望感。

しかし、

最後の4本目の竿を掴んで大きく空アワセを入れた瞬間、

ズドンと重さを感じました。

ええっー❔ 

ん? しかし、生命反応が無いなあ。ヒトデなら嫌だなあ。

魚であってほしいなあ。

PEライン1.0号に落としているので、ゆっくり慎重に寄せてきますが、

異様に重たいです。

でも、ゆっくり足元まで寄せてきましたが、グイグイとした抵抗が全く感じ

られません。

足元からふわ~と茶色い塊が浮かんできました。

27号オモリに絡まって、どでかい海藻の塊が見えました。

ガックリ。

またもや失望感でいっぱい。

・・・

・・・

・・・

足元の深い底から上がってきたので、よく見えませんでしたが、

海藻の塊の下に繋がっている仕掛けの先にも、

なんと、茶色いカタチの魚が付いていました。

 

 

 

 

38cmの幅広く、とても分厚いマコガレイ (メス) でした。

腹がドロだらけ。

オモテは赤茶色いです。

 

おおっー、今がチャンス!!

時合い到来じゃあ!!

マシンガンのように4本の竿を投げ込みますが、残念ながら、

この1匹だけで夕刻を迎えてしまいました。

 

しかしながら、やはりこの遠い場所は、私を裏切りませんでした。

 


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