漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.2.10 カレイ第11戦 もう元には戻らないのか? 其之弐  能登島鴫島入江

2024-02-12 00:03:12 | 海釣り

午前中に西海漁港で散々な目に遭ったので、耐えきれず撤収しましたが、

車に戻って暖房かけていっぷくしていると、少しずつ元気になってきて、

まだ時間はあるし、残っている大量のエサのことを考えて、ダメもとで

能登島へ行ってみることにしました。

昔の話、

能登里山海道と能登大橋がまだ有料だったころ、地図のまっぷるを睨みながら

白いトラッドサニーのハンドルを握って、滋賀県彦根市から初めて能登島へ

入って、そして初めてイシガレイを釣りあげたときは、感動しましたよ。

それまでマコガレイしか見たことがなかったので、あのときの記憶はまだ

色褪せずに覚えています。

 

今回の震災の損傷で、能登島へは能登大橋しか渡れず、ツインブリッジは

通行止めでした。いちど和倉温泉を通過して能登大橋から半浦、鴫島入江へ

進みました。

 

鴫島入江はすたれて荒れてますねえ。地震の影響で地割れがあって、車で奥まで

入れませんでした。

 

 

最近は草も伸び放題。

往年のカレイ釣り場も今では誰も訪れない・・・寂し。

 

 

 

やはりここでも50cm程度ずれたかな?

 

左岸のリゾートマンションの白い建物あたりまで入りたかったのですが、

また雨が降ってきたら孤立しそうだったので、いざとなったら車へ逃げ込める距離に

とどめて、釣り座を構えて4本の竿を投げ込みました。

が、

その前に、鴫島入江の神様へお神酒を捧げます。 

かみさまー、大きなイシガレイを私に恵んでください。よろしくねー。

 

 

 

地震の影響で足元のブロックがずれて隙間ができて、竿尻のずれ留めに最適ですわ。

 

 

徹夜で走って来て、午前中に体力の大半を消耗したので、そろそろ限界ですわ。

 

 

 

 

午後になって天気は回復してきました。

PM13:30から16:00まで打ち込みましたが、まったく生体反応が有りません。

 

 

 

この釣り座の周辺で、いつもメバルやグレの稚魚を見かけるのですが、この日は皆無。

まったく魚の居ない大きな池のようでした。

魚たちは何処へ行ってしまったのでしょうか?


2024.2.10 カレイ第10戦 もう元には戻らないのか? 其之壱  能登半島西海漁港

2024-02-11 21:53:32 | 海釣り

元旦の震災から40日。能登半島の至る処で、まだ痛々しい惨状がそのまま残されていました。

アスファルトの路面はそこらじゅうひび割れだらけ。応急修理で車が通れるようには処置

されてますが、段差や穴をうっかり見落としそうで、かなり神経を擦り減らします。

2階部分が押しつぶされた瓦屋根の民家も、これまで報道されていない羽咋市や富来町でも

かなり多く見られました。

そんな場所で、被災された人々を横目で見ながら釣り竿なんぞ振っていたら、きっと

ばちが当たりますよ。

でも、私だって、将来の、定年後のセカンドライフをこの能登の地で過そうと密かに準備

していたのですよ。

だから諦めきれません。

カレイを釣りたい、だけど地震や津波が怖い、出撃しようか、止めておくかどっちだ?

悩んでました。

8日(木)の夜にネットショップで購入したアオイソメ6パックが届いたので、もうこれは

出撃するしかないと、揺れる心に縛りをかけました。

9日(金)定時で仕事を終えて、夕飯を食べてからPM21:00に深谷の自宅を出発しました。

10日(土)AM4:00 どうにか富来町の西海漁港へ到着しました。

途中、能登半島の能越道、能登里山海道は一般車の通行不可、しかも国道249号線も

至る処で崩落しており、ずいぶん多くの細い旧道や農道への迂回路を走らされましたよ。

 

西海漁港に到着して、ぱっと見は被害が無さそうに見えましたが、昨年末にカレイを釣った

新しい堤防は、かなり損傷しているらしく、復旧工事でダンプ以外は立ち入れませんでした。

漁港内も海底隆起で浅くなってしまったため、クレーン台船が漁港の底を掘っていました。

大アナゴの釣れた出島もコンクリート岸壁が割れて陥没したため立ち入れませんでした。

 

なので、釣りが出来そうなのはL字の大堤防のみ。

春になるとマガレイが数釣れるので期待は大きいのですが、2月では寒すぎるし、車から

離れて歩かねばなりません。天気予報によれば、昼の最高気温7℃、曇り一時雨なので、

堤防の先端まで普通なら行きません。

しかし、この日の私の決心は硬かったのです。防寒着を着込んで、ホカロンを体中に貼って

長靴に履き替えて、重たい釣り道具をキャリーに積み込んで、堤防の先端まで歩きました。

 

大堤防も、地震によって約50cm程度隆起してました。

 

まだ暗いうちに先端まで歩いて、4本の竿をセッティングしました。

釣りを始める前に、無事故無災害を祈って、まずは海の神様へお神酒を捧げます。

 

 

港内へ向けて4本。そのうち2本は養殖イカダ方向、残り2本は漁港入り口方向。

 

エサのアオイソメはネツトショップで6パック480gを用意しました。

 

AM6:00 暗いうちからスタート。

風も無く、穏やかな海況です。

4本の竿を投げ込んで、さびいて、底の状態を確認しました。

べつに何も沈んで無くて、平坦な砂底です。カレイよ居てくれ。

2投目からは、投げ込んで15分ほど放置してから巻き取って仕掛けを回収すると、

アタリは出ないのに4本とも何者かに齧られて素バリになってました。

これは活性が高いと見るべきなのか?・・・わかりません。

 

AM7:03 背後から日が射してきました。

 

このまま穏やかに晴れてくれれば、今日は良い日になりそうです。

 

この朝日を浴びて、西のほうから湧いてきた怪しい雲の帯の奥で、

素晴らしく奇麗な虹が現れました。まるでオーロラみたいです。

 

奇麗な虹だなあ、と思って見とれていると・・・

じつは湧き出てきた雲の帯が拡がってきて・・・

すぐに大粒の雨が降りだしました。

 

 

 

堤防の凹んでいる処に体を縮めて、傘で、雨をしのぎます。

が、寒いし、やる気が削がれます。

 

 

 

開始して90分後、陽が射してから30分後、こんな酷い天気に変わってしまうとは・・・

見える景色が全て雨模様になり、強い南風が吹きつけて、海が荒れてきました。

 

 

雨が小雨に変わると、急いでエサを付け替えて、投げ直しますが、

そのうちエサ取りさえも居なくなってしまい、

仕掛けを回収しても、ダラーンと伸び切ったアオイソメがそのまま戻ってきました。

 

 

 

風雨に耐えてAM10時まで頑張ってみましたが、全くダメ。反応無し。

うーん、地震のせいなのか? 低水温のせいなのか?

カレイ、ハゼ、アイナメなどの底に居る魚や、カサゴなどのロックフィッシュ、

みんな何処へ行ってしまったのでしょうか?

 


2023.12.29 カレイ第9戦 期待は無駄に終わりました。  石川県能登半島西海漁港

2024-01-03 22:21:40 | 海釣り

震災に遭われた皆様に、お見舞い申し上げます。

亡くなられた方におくやみ申し上げます。

ここ西海漁港もしばらく釣りはできないでしょう。

とても残念です。

下記の内容は2023年12月の記録です。

 

昨日28日に1枚釣れたので、欲を出して29日も暗いうちから竿をセットしました。

 

 

 

今日もヒトデとフグとバイ貝のオンバードです。

 

 

 

 

なんと、本日も目の前になまこ船が現れました。

ダメだこりゃ。

 

 

夜明け前から昼まで粘りましたが、カレイは釣れませんでした。

昼で切り上げて、実家の西宮へ帰省しました。

水温がもっと下がって、エサ取りが少なくなると、カレイの出番かな?

2024年は大判カレイが出てほしいです。


2023.12.28 カレイ第8戦 大潮の朝イチでなんとか1枚追加  石川県能登半島西海漁港

2024-01-03 21:23:51 | 海釣り

震災に遭われた皆様に、お見舞い申し上げます。

亡くなられた方におくやみ申し上げます。

ここ西海漁港もしばらく釣りはできないでしょう。

とても残念です。

下記の内容は2023年12月の記録です。

 

12月28日は満月の大潮で最も活性が上がる条件だと思うのですよ。

27日に仕事納めだったので、徹夜で走ってきました。

暗いうちから4本の竿をセットして、夜明けと共にカレイのアタリを待ちました。

朝イチのワンチャンスを狙いました。

正面に満月が沈んでゆき、背中から太陽が昇ってきます。

気温2℃、無風でしたが足元からじわっーと寒さが上がってきました。

 

 

かなり気合いを入れて勝負に徹して、10分おきにエサを付け替えて投げ直しました。

フグ対策のため、あの船橋三番瀬で獲った塩マムシを針の軸に付けて、

さらに塩イソメの房掛けも試してみました。

 

 

 

これでもアタリはすぐに出ました。

が、しかし、竿を持って大きく空アワセを入れて、一瞬ズドンと重さを感じましたがすぐに

水面に浮上してきてガッカリの連続です。

期待に反して、掛かってくるのは、ヒトデとフグばかり。

 

 

 

今日もダメかな?と思っていると、・・・

AM7:55  リールをグリグリ巻いてもなかなか浮上せず、足元から茶色の菱形が上がってきました。

 

 

 

 

マコガレイ(メス) 抱卵した 34cm でした。

これで今シーズン4匹目。

これはラッキー、朝イチに1匹確保したら、ものすごく気持ちが楽になり、余裕が出ました。

あとは夕方までに何匹追加できるか?で、お気楽に打ち込み直しました。

 

 

ところが、ちょうど調子が出てきたときに、目の前になまこ船が現れました。

 

おいおい、底をかき回すなよ。

そしてPM14:00になると、沖に出ていた漁船や遊漁船がぞくぞくと戻って来て、

やたらと近くを通るので、仕掛けの巻き取りに忙しく、しんどくなったので中止しました。

 


2023.12.16-17 カレイ第7戦 太平洋側オトコ汁祭りに期待して  福島県いわき市四ツ倉

2023-12-17 19:51:37 | 海釣り

土曜日の未明まで赤羽で深酒していた影響で、日本海へ出撃する気力が出ませんでした。

日本海側の天候は低気圧が通過して、暖冬を吹き飛ばすこの冬一番の寒波が迫っていて、

これから長野、新潟へ出てゆくのは自殺行為だと、馬鹿な私にも判ります。

うーん、どうする? 

過去の出撃経験を思い出して、太平洋側へ夜カレイを狙って出撃することにしました。

そうなんです。千葉港や常磐ひたちなか港では、メスのカレイの周りにオスのカレイが

夜な夜な集まって来て、AV男優ならぬオトコ汁を撒き散らすのですが、そのまえに

スタミナを付けるためにオスが荒食いをするのです。

どうなんだろ?・・・だけど抱卵したメスは昼間しか釣れないし、・・・。

うーん、最低でも夜のオスカレイ、運が良ければ朝マズメのメスカレイ、やりますか。

16日PM16:00深谷の自宅を出発しました。

北関東道の太田桐生ICから乗り込んで、常磐道の北茨城ICで降りて、

PM19:40久しぶりに釣り侍さんでアオイソメ200gとユムシ弾10発を購入。

「カレイ釣れてる?」と訊くと、「まだまだこれから」の返事。

期待薄ではあるけれど、車を横付けできる場所の四倉漁港に向かいました。

PM21:00 夜釣りスタート。

 

 

アオイソメの3匹掛けを投げ込んで様子を見てみたところ、アタリも出ないのに

10分後にはエサが完全に無くなって帰ってきました。フグ除けの赤パイプもズタズタに

切られてました。

「こりゃたまらん、翌朝までエサがもたんわ」ということで、持参したバナメイエビに

切り替えて投げ直しました。

 

 

PM10;00 背後から沖に向かって強風が吹き始めました。

日本海側では低気圧が発達しながら西日本から新潟まで迫ってきている模様。

強風で竿先がビンビン揺れてアタリが見分けられない中で、一瞬だけコン・コンと

強く叩くアタリが発生。

「フグか? バナメイエビで喰ってくるヤツは?」

竿を持って少しオモリを引っ張って様子を見てみたら、ググッと引っ張り込みました。

ガシッと合わせて、巻いて寄せてくると、最初だけ重たく強く抵抗しましたが、途中で

浮いてきました。

60cmほどの常磐アナゴ ↓↓ 

 

このあと、背後から吹き付けていた強風が暴風に変わって、車がゆっさゆっさ揺さぶられ、

身に危険を感じたので、港内でプチ移動。

 

 

 

朝マズメのチャンスタイムでメスカレイを狙って、ユムシ弾+アオイソメ房掛けで

投げ込みますが、背後からの暴風と、エサ取りとの戦いで、忍耐の釣りでした。

 

 

 

日本海側では新潟から山形で雪が降っているらしいです。

AM8:00 背後からの暴風が、荒れ狂う台風並みの強さに変化して、風て押されて、

車が浮いて動きだしたため、釣りを断念、中止しました。

 

 

持ち帰ってきた金色のアナゴ。

ボウズ逃れの1匹ですわ。

 

 

カレイは居ませんね。


2023.12.14 ビノス絶滅も、ただでは帰りません。千葉県船橋三番瀬海浜公園

2023-12-15 02:53:59 | 海釣り

皆さん、12月14日は何の日かご存知ですか?

兵庫県民の皆さんなら全員が知っている・・・そうです、討ち入りの日です。

赤穂藩の主君の浅野内匠頭が吉良上野介に田舎侍呼ばわりされて、

さんざんイジメられた末の、・・・堪忍袋の緒形拳・・・とうとう切りつけて、

殿中でござる・・・本当なら喧嘩両成敗ですが、浅野内匠頭は切腹、

さらに赤穂藩はお家とり潰し、それに反して吉良上野介はおとがめナシ、

・・・これに怒った大石倉之助以下、赤穂浪士47士が立ち上がり、

12月14日の早朝に主君の敵討ちとして、吉良の屋敷に打ち入った・・・・・・

それが忠臣蔵ですな。

14日はそんな重要な日なんです。

 

なのですが、・・・

 

私の本日のストーリーは、船橋三番瀬で山盛りのホンビノス貝をゲットしたあと、

疲れたので腰を伸ばして、ふと空を仰ぐと・・・

東京の空にペルセウス座流星群が流れておりまして、

それを見た私は思わず「年末ジャンボ当選、有馬記念ゲット、奇麗なおねーさん」と

唱える予定でした。

本日は新月の大潮です。東京湾では今年一番の大きな干潮です。潮位マイナス10。

ということは・・・我が家の年中行事の、ミッドナイトホンビノスを決行せねば

なりません。「明日の夜は本場のクラムチャウダで乾杯だ」のはずでした。

 

だから、本日、仕事を終えて、深谷から関越道と外環道を走って、

ワクワクしながら船橋三番瀬海浜公園へやってきました。

 

そして、闇夜のカラスならぬ闇夜のけんさんです。

もう私もね、還暦だし、そろそろこんな無謀なミッションは避けたいところですが、

心はまだまだ子供、カラダが動く限りは続けます。

しかしいつもと違って駐車している車の数が少なすぎます。

変だな。軽トラやら軽バンが居ません。

夜な夜な活動する怪しいヤツら誰も居ません。

 

 

 

 

潮が引いて、ホンビノスが居そうなところを試し掘りしてみますが、

どうしたのでしょうか? 今年はひとつも獲れません。

野球グランドのような広い干潟のあちこち試して掘ってみましたが、

ホンビノス君が全くおらんのです。

あのヘドロだらけの劣悪な、無酸素な、硫化水素な環境にも、とても強靭な

ホンビノス君が、ひとつも獲れないのですよ。

だからなのか? いつも数人の中国人がやってきて貝を獲っているのに、

本日は誰も居ない、東京湾の沖合で立っているのは、私独りだけなのです。

もう三番瀬はダメだな。アサリは居なくなった。マテ貝は居なくなった。そして

ホンビノス貝も居なくなってしまった。

ここまで来て、手ぶらかい。

もう今回を最後にしよう。

星も見えないし、貝も獲れないし、なんてガッカリな日なんだ。失望したよ。

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

だんだん腹が立ってきたので、

足元に堆積している牡蠣殻の山に当たり散らして、蹴り崩すと、・・・ 

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

おっ、

おう?

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

おまえは岩虫?本虫?マムシ?ではないのか?

 

こ、これは、50gで800円もする大変高価な岩虫(岩イソメ)じゃないか。

ここの牡蠣殻の隙間に住み付いているのか?

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

ちょっと掘ってみますか。

いや、掘るというより、崩すだな。

ガシッ、ガーン、ガーン、ガシッ、ガシッ、ガーン、ガーン、

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

約30分ほど必死になって、汗ダクで牡蠣殻の山を崩しながら岩虫を採取しました。

 

 

 

でも、腰が痛ーい。

でも、しんどーい。

頑張っても、ペットボトルの底のほうしか溜まりません。

 

 

 

 

どうかな? 100gぐらい獲れたかな? 市場価格は1,600円ぐらいかな。

 

帰宅してから、塩をふって、塩マムシにしてみました。

 

 

 

 

 

 

へへへ、

なかなかええもん見つけましたわ。

やや小ぶりですが、短時間でこれだけ獲れれば、なかなかのもんですよ。

今度、⛏つるはし、持参して再度チャレンジしよっと。

 

 


2023.12.10 カレイ第6戦 続けるしかないが、ヒントも  石川県西海漁港

2023-12-10 21:52:09 | 海釣り

昨日は西海、蛸島、両拠点で惨敗に終わったのですが、エサはまだ残っているし、

日曜日も昼までは釣りができるので、カレイを釣り上げるチャンスは残されている・・・

秘密のアジトで休息を取り、翌10日AM6:00には昨日の朝と同じ場所に立っていました。

風が止んでました・・・「お婆様、風の谷の風が止んでいるよ。」

 

まずは、悪い気運を払拭すべく、神様に祈願です。ファミマで買ってきました。

 

安全第一、大漁祈願、50cmマコガレイ、年末ジャンボ当選、きれいなおねーさん・・・

だいぶ欲張り過ぎです。

 

昨日と同じ場所なのに、無風で、飛距離も出せて、狙ったところへかなりピンポイントで

投げ込めました。

 

 

アオイソメがかなり残っていたので、昼までに使い切るよう、たっぷり房掛けにして

ドボンと放り込んで、15分毎にエサをチェックしながら、打ち込み直しました。

背後から朝日が射してきました。

 

下の仕掛けは2023秋、カレイ専用仕掛けです。仕掛けの上にはヨリトリゴムが付いてます。

かなり独創的ですが、これで先週1尾、先々週2尾、釣ってますから、

まあ好成績なんで、効果は有るのでしょう。

どちらかと言うと、カレイ対策と言うよりもフグ対策仕様ですわ。

 

 

開始15分でさっそくデカフグが釣れました。

この仕掛けでも赤パイプをスパッと噛み切ってゆく強者が居るから恐ろしい。

 

あまりにも早くアオイソメが無くなってゆくので、持参した塩イソメで様子を見ましたが

少しだけ齧られるスピードが落ちるだけで、最後は無くなってゆくのは同じです。

 

 

フグに齧られると仕掛けのダメージも大きく、

仕掛けの補充をトランクルームでゴソゴソやっていると・・・

 

「 けんぼうさんですか? 」と声がかかり、振り返ると、気の良さそうな御仁が立って

おられ・・・横におられたのは息子さんかな・・・

このブログを見てくださっているようで、なんと、私の大好物のグリーンスムージーを

差し入れてくださいました。ほんと有難いことです。神様に見えましたわ。

 

 

天気予報に反して好天に恵まれて晴れ間も出て、4本の竿を順番に打ち返していると

汗ばんできました。

 

AM8:30 右から2本目の竿が今までと違うアタリの出方で、竿先を大きく叩いたあと、

竿を引き込もうとしたので、慌てて竿を持って、空アワセを入れると・・・

ドスンと重たい手応え。

こ、これは絶対アレやで。今までの経験から疑いようのない引きの強さ。

かなり重く、BXTの竿が満月になりました。ときおり締め込みます。

もう頭の中には茶色い菱形で妄想が広がってオヒョウぐらい大きくなって、

心はにやけて、リールをグリグリ慎重に巻いて寄せてくると・・・

 

 

 

やる気 元気 勇気 根気 ・・・全部無くなりました。

 

それでも続けねばならぬ。続けなければ釣れんのだよ。

それがカレイ道ぜよ。 ←だれやねんオマエ?

 

その後、AM10:00ごろから急に打ち込んだエサが取られなくなりました。

あれほど激しかったフグの猛攻がピタッと止まりました。

代わりにバイ貝が掛かりはじめました。

少し放置しておくと、バイ貝が食いついてます。

 

 

これは、何かが変わろうとしています。

エサ取りが居なくなるときがカレイのチャンスタイムだと思うのですが、

残念ながら、ここでアオイソメを使い切ってしまいました。

これからがカレイタイムになったかもしれませんし、

この場所でも「流れが変わる」時間帯があるんだなと思いました。

 

カレイを釣ったときの祝杯に戴こうと思ったグリーンスムージーですが、

今回は「残念でした。ご苦労さん」で戴きました。

深谷へ帰るための体力の補充にさせていただきました。

 

 

追伸 

11日の朝に釣り情報ANGLERSのページを見ておりましたが、カレイやアイナメなどの

冬の魚の写真が1枚も掲載されていないことに悲観的な気分になります。

富来漁港でカワハギの種類アミメモンガラ?の写真が掲載されていましたが、

私が釣っていた陣地の足元でも、あちこちでフラフラと泳いでいる姿を確認しました。

これ、沖縄の魚だろ? ほんと悲しくなりますわ。

 


2023.12.09 カレイ第5戦  暴風で竿を振れません  石川県西海漁港から蛸島漁港

2023-12-10 19:49:14 | 海釣り

2024.4.11追記

下記の釣行記の中で、蛸島漁港の岸壁の惨状を記述しておりますが、

これは2023年5月5日に発生した地震によって受けた被害を、

筆者が2023年12月9日に釣行に訪れたときに目撃した惨状を記録したものです。

その後、年が明けて、2024年1月1日に、蛸島漁港は更に大規模な地震に襲われて、

更に酷い状態になっております。

被災された方々に深くお見舞い申し上げます。

 

 

 

2023年12月8日(金)の仕事を終えてから、PM19:00深谷の自宅を出発しました。

日本海側は天候が悪いのは承知のことです。全国的に気温が異常に高いので、

ほくほく街道にも雪は無いだろうと、関越道六日町ICで降りて、国道253号線を上越市へ

向けて西進しました。案の定、雪の欠片すら見かけません。

PM22:00には上越市のいとう釣りエサ店に到着。ここでアオイソメ500g購入。

上越ICから北陸道に乗り込み、零時を過ぎてから小杉ICを出ました。

国道8号から160号へ入り、氷見を経て、能越道そして能登里山海道を通って

9日(土)AM3:30には西海漁港に到着してました。

が、しかし、強烈な西風が吹き荒れて、とてもじゃないが釣りができる環境ではありません。

西海漁港内のどこから竿を出すのか?港内をいろいろ見て廻りましたが、

いちどは港内の出島に陣地を構えようとも考えましたが、あそこは飛距離こそ出るものの、

カレイが釣れる気配がしません。

やはり、先週、先々週も新堤防でカレイを釣り上げているので、今週も同じポイントを

狙うのがセオリーかと。

しかし、先週には無かった目印のブイと旗が、なんと構えた陣地の正面にプカプカと

浮かべてあるのです。この下にはプロックが沈めてあるのです。

なんでこんなところに障害物を沈めるのか?私には理解できません。

下の写真、左から右へ強烈な横風が吹いていました。

 

 

27号オモリを広角にぶん投げて、糸フケを取って、4本の竿を平行に奇麗に並べるだけでも

至難の業ですよ。27号では風に流されるし、ラインに引きずられて動くし、35号ぐらいが

欲しいところです。

竿を受ける三脚も風で倒されないように傾斜を付けてます。

 

 

 

 

 

 

そんなときでも、ここのデカフグ常連メンバーはお構いなしに掛かってきました。

 

30分後には・・・

 

 

ほんと、フグの生け簀にエサやりに来ているようなもんです。

 

カレイのあたりが出るまで、根気強く15分おきにエサを付け直して、振り込み直しますが、

じつにやり難いです。

AM11:00になり、くたびれて、諦めムード満点、場所を蛸島漁港へ移動することにしました。

 

珠洲市にある蛸島漁港は、11月25日の緒戦で完敗。でも2週明ければカレイが入ってきて

いるのでは?・・・

ここは巻き網漁業の輪島丸船団が岸壁に停泊してこそのカレイポイントなのですが、

輪島丸はずっと金沢港に居るらしい。なんで?・・・その訳がやっとわかりました。

じつは今年2023年5月5日に珠洲市を襲った震度6強の地震で、蛸島漁港の岸壁が酷い損傷を

被って、修復工事をするみたいなんです。このまえ25日には気付かなかったのですが、

今日はすぐに判りました。

 

傾いた給油小屋 ↓↓

 

地割れ ↓↓

 

 

 

ガタガタの岸壁 ↓↓

 

 

 

 

 

輪島丸が居ないと望み薄ですな。

 

 

 


2023.12.03 カレイ第4戦 大荒れで強風、豪雨、雷   石川県西海漁港  

2023-12-03 22:01:45 | 海釣り

2日の晩は秘密のアジトで休息、翌日の3日はAM4:30に西海漁港に到着しましたが、

天候はさらに悪化して、豪雨のうえに北西からの強風が吹きまくってました。

昨日の陣地では逆風で竿が振れないために、陣地を漁港内の出島に移しました。

出島の陣地では、強風が追い風になるので、信じられないほどの飛距離が出ました。

 

 

カミナリがなってるし、少し身の危険を感じるし、フィリピンから津波が来るかも

しれないし、釣りを始める前に、まずは安全を祈願しまして、海の神様へお供えです。

 

 

 

ちょびっと私にもお裾分けして戴きまして、安全第一。

さてと、やりますか。

今日は深谷へ帰らねばならないので、せいぜいAM11:00までの勝負になります。

 

 

開始早々、いつものグーフー常連客がイソメの房掛けに群がります。

この漁港はクサフグは少なく、だいたいこのアカメフグ?ばかりです。

 

 

エサを付け直して、投げ込むことの繰り返しですが、カレイからの返事はナッシング。

もうええかげんやめて帰ろうか、と思っていたAM10:00過ぎ、最も近投に投げ込んでいた竿に

いつもと違ったアタリ発生・・・穂先をビリビリビリ震わせた後、2度大きく引き込んだ。

竿を持って空アワセを入れると、重くはないがゴンゴン引き込んで抵抗してきたので、

リールを慎重に巻いて寄せてくると・・・

・・・なんやオマエか。最近よく出会いますな。

 

 

25cmのチヌでした。

針を飲み込んで出血していたので、持ち帰ることにしました。

 

結局のところ、大量のイソメが残りましたが、AM11:00 終了しました。

今回の出撃は天候が悪過ぎましたよ。

 


2023.12.02 カレイ第3戦 物足りないけど追加点+1 石川県西海漁港

2023-12-03 20:15:02 | 海釣り

先週の26日(日)に西海漁港でマコガレイ2匹を釣り上げました。

まだ水温が下がらずエサ取りが多いものの、カレイは浅場へ入ってきていることに

確信を得ました。居ると判れば間髪おかずにどんどん攻めたい、そう思うのです。

埼玉県深谷市の自宅から片道500kmかかろうとも、デカいカレイが釣れるのであれば、

徹夜で運転してきても決して苦にはならない・・・釣りバカですから。笑。

と言うわけで、金曜日の夕方に仕事を終えてから悪天候の日本海へやってきました。

12月に入ると、釣りエサ屋が週末でも夜間は閉店していて、まとまった量のイソメを

確保することが困難です。今回も自販機を設置している店を上越から氷見まで

はしごしながら、イソメをかき集めてきました。

3日(土)AM3:00には西海漁港に到着していましたが、ものすごい豪雨で

車から出られませんでした。

 

 

雨が強くなると車から眺めているしかない

 

 

 

先週と同じ場所に陣地を築いて、AM6:30スタート。

4本の竿でアオイソメ房掛けをブッ込んでアタリを待ちました。

投げ込んですぐに4本の竿先にビン・・・ビン・・・ビビビーンとアタリが出ますが、

掛かるのはアカメフグ。

 

瞬く間に、フグの生け簀。

 

1時間もすると・・・

ほんと、グーフーたちにエサやりに来ているようなもんです。

 

出たなボスキャラ

 

 

フグだらけですが、たまに珍しくもテンコチ君も・・・

おちょぼ口で丸セイゴ15号に掛かることが珍しいです。

 

雨がやんでいるほんのわずかな時に、仕掛けを回収、そしてエサを付け直して、

ドボンと放り込むことの繰り返し作業で・・・

ほんま疲れましたわ。

 

AM8:00   仕掛けを回収しようと、いちばん右端の竿を持って空アワセをしたら、

これまでとは違ったズシッと重たい感触があり、

こ、これは、おそらくカレイの手応えですわ、とリールを巻く際の重たさを感じながら

グリグリ巻いて寄せてくると、茶色い平べったい形が見えました。

大した抵抗も無く、わりとすんなり寄ってきたので、やや満足感に欠ける獲物でしたが。

 

 

 

海鵜に突かれたか? キズが有りますが・・・

やりました。今シーズン3匹目。

マコガレイ 32センチ オス でした。

 

 

 

 

悪天候の中、その後も日没まで粘りましたが、カレイはこの1匹に終わりました。


2023.11.26 カレイ秋の陣 第2戦 神は我を見放さなかったぁ!! 石川県西海漁港

2023-11-27 01:38:13 | 海釣り

25日PM23:30  西海漁港内でのアナゴ釣りからの移動してきました。

漁港内の夜間照明で明るい場所なので、セッティングが楽チンです。

三脚と竿を準備して、車中で独り宴会していたら、いつのまにか爆睡してました。

 

 

 

 

夜明け前に目が覚めて、アオイソメ、紅イソメを房掛けにして港内へ向けて打ち込みました。

まだアオイソメ4パック、紅イソメ2バック残ってます。

明日は出勤なので、午前中だけの釣りになる予定で、エサを使い切るつもりです。

 

 

さあ、昨日のリベンジです。

第2戦を始めましょか。

カレイ釣りは1に粘り、2に粘り、とにかく粘るのが大事。

 

 

投げ込んで、車の中から竿先を見つめていると・・・

コン、ココン、コココココン、アタリが出ました。

このアタリがカレイならば、もっと飲み込ませるつもりで、慌てずにゆっくりと竿を持って

もっと飲み込め、と願いつつ、さらに時間をおいてから空アワセを入れます。

カレイは一度食いついたエサを吐き出すことはしません。ただ飲み込むだけの魚です。

 

空アワセを入れてリールを巻き取ると、結構な重さと抵抗を感じましたが、

巻き取る途中で浮いてきて、白く丸いものが見えました。

はい、開始から大きなグーフーの連発でした。トホホ。

 

 

あー、水温が高いからなー、今日もダメかなー、

 

フグ対策に自作の塩イソメを混ぜて使用することにしましたが、ぜんぜん効果無し。

さらに仕掛けのハリス部分にフグ対策用の赤パイプを使用していますが、その赤パイプを

スパッと噛み切ってゆきます。ここのデカフグは恐ろしや。

 

塩イソメでも効果が無いので、ユムシ弾が3発残っていたので、4本の竿のうち3本に

ユムシだけ付けて放り込みました。

ユムシを投げ込んでから、車へ戻って、いっぷくしていると・・・すぐに・・・

そのユムシの竿先がコンコンと揺れました。

うっそー? ユムシやで、ほんまかいな。ユムシまで喰われてしまうのか?と思いながら

車から出て、竿先を見つめていると・・・ラインがだら~と弛んできました。

えっ、もしや? これはカレイさんかな?

竿を手に持って、空アワセを入れると・・・いっしゅん根掛かりかな?と思わせたあと、

めちゃ重いけど少しだけ引きずる感触・・・そしてリールを巻き始めると・・・

強烈に締め込んで走り出しました。

えっ? BXTの竿が目いっぱい曲がりました。

リールをグリグリ巻いて足元まで寄せてきても、ぜんぜん浮いてきません。

海底から無理やり引っ張り上げました。

うわっ、カレイやわ。

 

 

 

 

 

AM7:05  無事に確保

分厚いマコガレイでした。

しかも幅が広くて、まん丸い。

38センチでしたが、見た目は凄くデカく感じました。

持ち帰って腹を裂いたらコイツは抱卵したメスでした。

 

皆さん、今回は私の粘り勝ちだと思います。

神様が気の毒と思って私に1尾プレゼントしてくれたのだと思います。

この1匹がすべての苦労と疲労を消してくれました。

大満足です。

もうええわ、やめて深谷へ帰ろか。安全運転で帰りましょか。

 

 

ん・・・まだエサ残ってるで。 ← 悪魔のささやき

帰るの早過ぎひんか?

 

えっ?

しゃーないな。ほんなら、とりあえずエサが無くなるまで、消化試合しましょか。

と言うわけで

釣り再開しました。

 

PM9:00  

早く帰りたいから、残っているイソメを針に付けられるだけ房掛けにして、

青虫ダンゴ状態にして、ドボンと放り込みました。

すると、すぐにコンコンと竿先が揺れ出しました。

おおー、フグたちよ、早くエサを盗んでちょーだい、と眺めていると・・・

竿が海へ引っ張り込まれそうになりました。

慌てて竿を持って空アワセを入れると、再びズシッと重たい感触。

 

 

 

 

 

 

AM9:05  無事に確保

1匹目よりもすんなりと上がってきました。

コイツも分厚いマコガレイでした。

同じく38センチでした。

持ち帰って腹を裂いたらコイツは白子を持ったオスでした。

 

 

AM10:00 エサが切れたので終了しました。

 

ほんま疲れましたわー。

 

PM17:00深谷の自宅へ無事に帰還しました。

実物は迫力があって、けっこうデカく見えるんですけど、写真撮影したらそんなに

見えないのが残念です。

 

シーズン目標として、30cm以上を10尾以上釣る、という設定に対して、

まず2尾ゲットできたことは幸運でした。

 


2023.11.25 カレイ秋の陣 ちょっと休憩  石川県能登半島西海漁港

2023-11-27 01:06:32 | 海釣り

西宮の実家の母から、正月に作る茶碗蒸しの具材として、アナゴを釣ってきて欲しいと

頼まれていたので、蛸島漁港から西海漁港に移動して、夜間にアナゴを狙うことにしました。

25日PM19:30 西海漁港へ到着しました。

雨は止んで、夜空にオリオン座が見えて、満月が照らしてました。

漁港内の出島から養殖生け簀のほうへ4本投げ込んでアナゴを狙いました。

 

 

カレイの仕掛けのまま、エサもイソメの房掛けで投げ込みました。

投げ込んですぐにアタリが連続して出ますが、なかなか掛かりません。

開始1時間ほどしてようやく50cmぐらいのアナゴが掛かりました。

〆て大切に持ち帰りました。

 

 

 

竿の穂先を叩くようなアタリが頻発しているのに、掛かったのはこの1匹だけでした。

いったい何がエサをつついているのか? イライラしながら竿を手に持ってアワセを

入れると・・・

 

おまえか。

夜間にチャリコが釣れるのは、まだ水温が高い証拠ですな。

チャリコの群れが邪魔しているようです。

さらに、投げ込んでからぜんぜんアタリが出ないパターンのときは・・・

 

アタリも無く、回収時にやたら重たいときは・・・

 

こんなのばかりで、アナゴすらコンスタントに釣れてこないので、もうお手上げです。

PM23:00  西海漁港内のカレイポイントへ移動して、翌朝まで車中泊することにしました。


2023.11.25 カレイ秋の陣 緒戦は完敗  石川県珠洲市蛸島漁港

2023-11-26 20:29:50 | 海釣り

秋が深まり、気温が下がり、日照時間が短くなると、海水温も徐々に下がり、

産卵を控えたカレイが浅場に寄って来ます。

2023年の夏が特別に暑かったため、例年より海水温度が高いまま下がらず、

投げ釣りで狙うカレイの季節は大幅に遅れてます。

11月も中旬になり、ようやく瀬戸内海や東海地方でカレイが釣れ始めました。

しかし私が出撃する北陸地方では、まだキスが釣れ盛っており、

カレイのニュースは聴けません。

ならば自分で確かめるしかないのか・・・

カレイ狙いのタックルを積んで出撃しました。

24日の午後に深谷の自宅を出発して、PM19:00に上越の木島釣りエサ店に到着。

ここでアオイソメ(400g)4,000円、紅イソメ(150g)2,000円を購入。

PM22:00に上州屋高岡店でユムシ10個2,200円を追加で購入。

ここ高岡店では上越地区では仕入れられない岩イソメやユムシも豊富に揃えてあるのです。

まあ、岩イソメも欲しかったのですが、フトコロ具合が厳しく、諦めました。

土日2日分のエサ代を考えると、イソメ最低500gぐらいは欲しいところです。

エサ代だけで合計8,200円も遣ってしまいましたから、もうこれ以上買えません。

 

日付が変わる25日AM0:30  珠洲市蛸島漁港に到着。

あれっ?暗いぞ!!  巻き網漁業の輪島丸船団がおらん。

夜中でも煌々と船上からの照明ライトが周囲を照らして、海中でも明るいことで

カレイが夜間でも活発に活動して集まってくるのですが、

今回到着したときには、ガラーンとして空き地になっていて、港内の岸壁を補修工事したり、

ロープを張って立ち入り禁止区域にしたりして、カレイにとって環境がすっかり変わってました。

それでも、暗いうちに三脚と竿を出しておき、朝まで車中泊することに。

すると夜間に相当強い雨が降り、気温がどんどん急激に下がり、雨から雹に変わりました。

25日は明け方から終始氷雨模様となりました。

 

 

 

 

まだ暗いうちから竿4本にアオイソメ房掛けで打ち込み始めました。

第1投から大きなアタリが出て、20cmほどの真鯛幼魚が掛かってきましたが、

これは水温が温かい証拠。リリース。

 

 

 

雨が小雨になっている間に急いでエサを打ち込み直して、車中からアタリを見張ることの

繰り返し作業でしたが、アタリは無いのに仕掛けを回収すると素バリでした。

AM7:30ごろから急にケムシが掛かりだし、なんとも面倒くさいことになってきたので

場所を少し移動することに。

 

 

いつも輪島丸が停泊していた場所に移動。投げ込むポイントが100mほど変わったか? 

移動後はケムシが掛かることは無くなりましたが、

相変わらずアタリは無いのに素バリで帰ってくることの繰り返しでした。

 

 

 

仕掛けを回収する際にズシツと重さを感じるときもありましたが、お星様のしわざでした。

 

ダメです。魚の気配がまったくしません。

延々とエサの打ち込み作業を繰り返して夕方PM16:30まで粘りましたが、

エサのイソメが減るだけで、完敗です。

 

「ここ蛸島漁港にはカレイはおりません」と結論付けました。

場所を西海漁港へ移して明日に再挑戦することにします。


2023.10.27 新規開拓のポイントってなかなか見つかりません。石川県能登半島飯田港

2023-10-29 21:22:07 | 海釣り

本命は冬のカレイです。なので春・夏・秋は雑魚との遊びです。

雑魚扱いしてますが、夏のハゼ、秋のキジハタ、どちらも奥が深いです。

そのキジハタですが、ソフトルアーでテトラの穴釣りをするにしても、

水深のある堤防でないとキジハタは居ません。

カサゴが釣れてくるような穴では浅いと判断しましょう。

私がよく通う能登半島の蛸島漁港の堤防のテトラはキジハタがよく釣れて

テトラの穴が深いです。

まっ、私がずいぶん釣ってしまったからなのか?最近はアタリがかなり渋いです。

27日(土)の早朝になんとか1匹ゲットできましたが、もうアタリも小さくて、

相当用心深くなってました。

 

 

このブログでもずいぶん紹介しているし、かなりの数のキジハタが抜かれてしまっている

みたいです。

この日は午後からも再度やってみましたが、私の他にも数名が穴釣りしていました。

もう釣れないですね。

 

まっ、前置きはこれぐらいとして、冬場に向けた本題の新規開拓ポイントについて

今週の出撃を報告しますと、今回は蛸島漁港の隣に位置する飯田漁港で、気になる底の

状態を確認しました。

 

ここは足元から水深6~7mあって、底は砂底で、全く障害物が無いです。

飯田漁港は過去4回ほどやってますが、アタリは1回も無く、なのにフグなどのエサ取りに

盗られてほとんど素バリで戻ってきました。

過去に釣れたものといえばアズキ貝とヒトデのみ。

いかにもカレイ向きな底なんですけど、なぜか釣れない場所ですね。

 

 

 

冬の釣りでは、車を横付けできないと、とつぜんの雨や雪で身動きが取れなくなるのです。

 

 

 

獲物はやはりヒトデでした。

 

飯田港って魚影が薄いですねぇ。

 


2023.10.14 ブッ込み新規開拓、期待したほどではなく  石川県奥能登地方

2023-10-15 20:59:46 | 海釣り

カレイにはまだ早い10月、この期間は積極的にブッコミ夜釣りで狙えるポイントを

新規開拓しておくことにしています。

夜釣りなので、夜の寒さに耐えられるよう、しかも重装備なので、なるべく車を

横付けできる場所を探して、日頃からグーグルマップの航空写真と睨めっこ、

・・・私にはそんな時期なのです。

先週の赤住の場所はかなり期待していた場所だけに、本当にがっかりでした。

今週出撃する場所は果たしてどんな結果になることやら・・・大して期待せずの

出撃でした。

 

出撃の場所はココ ↓↓

能登町の九里川尻河口です。

河口から沖へ砂地の底が拡がっており、ポツポツと適当に大きな岩が沈んでいて、

そこにデカいスズキが定位していて、小魚が流されてくるのを待ち伏せしていそうです。

 

車を横付けして、足場も良さそうです。

 

航空写真と違って、実際に現地へ行ってみると、川の流れが異なっていて、

水量も少なくて、単なる遠浅の入江のようでした。

私が投げ込んで届く範囲・・・せいぜい4色程度ですが・・・水深が無くて、投げ込んで

着水したオモリが砂地の底にめり込むようです。

 

PM16:00 まずはアオイソメの房掛けを投げ込んでスタートしましたが、エサ取りのフグが

濃いらしく、投げ込んですぐに竿先がジビジビ震えだし、投げ込んで10分で回収すると、

素バリで戻ってきました。5号フロロカーボンのハリスに噛み跡だらけ、ザラザラでした。

 

 

 

大型魚を狙っての大きなハリを用意しました。

管付き丸セイゴ18号にフロロカーボン5号を結びました。

管付きにしている理由は、ハリスの結び目の切片が上を向くからです。

イソメをこきあげたときにずり下がり難いからです。

 

アオイソメが瞬時に取られてしまうので、代わりにアサリ身の数珠掛け、

 

さらに身の硬い塩イソメも試してみました。

 

アサリと塩イソメの豪華セットも、エサ取り対策には効果が薄かったです。

 

刺身用のミズダコのスライスも試してみました。・・・これもダメでした。

 

刺身用のトリ貝も試してみました。・・・これは少しエサ持ちが良かったです。

 

完全に暗くなって、PM18:30 トリ貝を付けて正面に投げ込んだ竿が、とつぜん三脚の上で

跳ね上がりました。最初からリールのドラグを締めていたので、竿が引っ張られて、

三脚ごと倒されそうになり、慌てて竿を持って、リールを巻き上げようとすると、

かなり強く抵抗され、横に走り出しました。

「こ、これはデカいスズキだろ」と思いながら、慎重に寄せてくると・・・あれっ?

元気なクロダイでした。

カラダの大きさに似合わず、かなり強い引きでした。

 

クロダイ (メス) 40cm

 

その後PM22:00まで粘りましたが、アタリも無く、ひたすらエサ取りと闘って打ち返す

ばかりで、疲れがピークに達しました。

新月で、街灯も無く、真っ暗な世界でただ独り黙々と頑張る・・・この状態を自分で

望んでいたはずなのに、実際には寒さと眠さと疲労で、全く面白く感じられません。

そのうちポツリポツリと雨が降り始めたので、集中力も無くなって、退散しました。

 

 

オマケですが、

13日(金)のPM21:00に深谷の自宅を出発して、徹夜で運転して九里川尻に到着したのは

14日(土)AM5:30でした。土曜日の昼間の時間がまるまる余ってしまったので、

周辺地域の堤防テトラ帯を探して、キジハタ釣りをして時間を潰すことにしました。

 

オマケ① 赤崎釣り桟橋 ・・・ここでキジハタ2匹キープ

駐車した場所に野生のブドウが実を付けてました。

 

皆さん、沖に向けてエギングしているようです。

非常に歩きにくい広大な地磯を抜けて、堤防へ渡って、先端のテトラの隙間で

2匹のキジハタをゲットしました。

 

 

 

 

 

 

 

1匹目ゲット  丸飲みでした。

 

2匹目ゲット  やはり白いソフトルアーは最強だと思うのです。

 

 

オマケ② 松波漁港 ・・・ここでキジハタ1匹キープ

 

三角のテトラって、堤防との隙間が無くて、期待外れ。

 

カサゴ君をゲットしましたが、キジハタと比べると食べる身が少ないのでリリース。

沈んでいるテトラの真ん中の穴に落とし込んで探っていたら・・・

キジハタ君ゲット。

 

 

 

おまけ③ 鵜飼漁港。

長大な堤防テトラを探ってみましたが、水深が無くて、アタリがありませんでした。

全体に浅くて、港内の底が見えます。

小型のチヌやアオリイカが泳いでいるのが見えましたが、ソフトルアーには無視でした。

 

アタリが出なくても、見附島を眺めながら、景色を満喫するだけでも、

得した気分になります。

ひなびた漁港・・・本当に異国の地のようです。

いかにも釣れそうな雰囲気なのですが・・・水深が無いのでとても残念です。

 

14日(土) PM23:30  秘密のアジトにて持ち帰ってきた魚の下処理をしました。

ハラワタ取り除いて、急速冷凍して、翌朝、凍らしたまま深谷の自宅へ戻りました。

ブッ込み新規開拓はまだまだ続きます。