田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

鹿島・太良の道の駅へ

2018年07月18日 | 肥前鹿島

 暑い日が続いています。冷房が効いた家の中に籠るよりはと、海を見に鹿島まで来ました。いつものドライブコースです。写真は道の駅鹿島にある干潟体験の受付です。

 着いた時は満潮でした。干潟体験の泥を落とすシャワーの所まで潮が満ちています。有明海は内海で干満の差が大きく、干潮時には数キロ先まで干潟が現れます。玄界灘とは違って荒々しさはありません。

 鹿島から少し走って道の駅太良に来ました。この町までが佐賀県で、この駅も有明海に面しています。

 道の駅のお食事処「漁師の館」です。以前は名前から連想するような食堂でした。今ではどこかのビーチにあるような、若者向きの雰囲気になりました。手前の白い木枠は、記念写真用のインスタグラムボードです。こうした商売も、フェイスブックやインスタグラムを活用する時代になりました。

 国道を走っていると、仲間でツーリングをしているバイクによく出会います。私は原付バイクしか乗ったことがありません。

 高校3年生の時、同級生が自動二輪(当時はそう呼んでいました)に乗って学校へ来たことがあります。羨ましく、免許もないのに頼み込んで試乗させてもらいました。ところがブレーキの掛け方を聞いていませんでした。怖くなって後ろにのけぞると益々スピードが出て、運動場の塀へまっしぐらに向かって行くのです。あわやという所で、塀の手前にあった砂場に突っ込んで転倒しました。

 友人からは「もうお前は絶対乗せん」と手ひどく叱られました。自動二輪とはそれきりで、縁がありません

 太良町のお隣は小長井町(今は諫早市と合併しました)で、国道207号沿いにフルーツバス停があります。インスタ映えするということで今人気があり、若い女性が写真を撮りに訪れたりするそうです。1か所だけ紹介します。

 メロンバス停です。

 帰途、鹿島市の肥前浜駅に寄りました。すぐ近くに老舗の漬物屋があるのです。初めて来ましたが、駅舎のデザインは古いようでいて、塗装は新しい。調べたら、この3月に昭和5年の建築当初の姿にリニューアルしたばかりだそうです。駅舎の中にはカフェや物販コーナーもあるということでした。

  こういう風景を見ると年甲斐もなく、ローカル線の旅がしたくなります。

 九州新幹線が開通するまで、鹿児島本線を走っていた黒いつばめです。今は路線によって名称を変えて走っているようです。

  写真は以前のものですが、白いかもめも健在です。JR九州は個性的な列車が多いです。

 白石町はタマネギの産地です。一か所だけ、タマネギを風乾させる小屋に、びっしりとタマネギが吊るされていて驚きました。だいぶ前にJAの大規模な風乾施設が出来て、農家の風乾小屋は使われなくなっていました。20年ほど前までは今の季節、あちこちの風乾小屋にタマネギが吊るされている風景を見ることが出来ました。

  どうしてここだけ、季節の風物詩が復活したのでしょうか。

  白石町はレンコンの産地でもあります。近年、レンコン畑が増えました」。

  風乾小屋から見た幹線水路です。

 

 

 

 

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