果実から弾けて飛びだした種髪は少しだけネスミモチの生け垣に残っていた。
浜風に吹かれて周辺にポツリポツリと絡まっているに過ぎない。
それでも空になってしまったのが一つ、まだ弾けたばかりのが一つ。
仕方なく、空になってしまって枯れた蔓に下がっている果殻を撮り
飛び散ることが出来なかった種子を納めたまま
草むらに落ちていた果実の半分を拾った。
▲ 種髪が取れた種子。▼
ガガイモ(蘿藦、蘿芋、鏡芋、芄蘭)
キョウチクトウ(←ガガイモ)科イケマ(←ガガイモ)属 Metaplexis japonica
トウワタ、フウセントウワタ、カモメヅルなどと共にキョウチクトウ科に移されている。
(2021.01.15 船上)
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テイカカズラの種髪がイヌノフグリの芽生えの上に止まっていた。
テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科テイカカズラ属 Trachelospermum asiaticum
(2021.01.18 明石公園)
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▲ 暮れに撮っていた果実 ▲
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ガガイモにナミアゲハ 今年のガガイモの花 果実から出て来た種髪 ガガイモの種髪 花の頃
テイカカズラのこのように弾けて飛びだした種髪・種髪が取れた種子・・・
初めて見たように思います。
たとえ撮れても果柄の中に納まったものばかりを見てきたような気がします。
種髭に付いている種がこのようになっているとは思っていませんでした。
今年は見れると良いのですが...(´ヘ`;)
秋に果実が出来て蔓や葉が枯れ始め、そのままだと汚らしいので
全草刈り取られることも多いのです。
時には刈り取られずに、生け垣に残っていることも多いですが
海風が絶えず吹き抜ける場所ですから、弾けると種髪はあちこちに飛び散るので
担当の方は完熟前に果実を取ることが多くなりました。