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稲荷郭跡のクワが色づき始めていた。
毎年かなりの花が咲くのに
余り果実を見かけたことはなかった。
ここに桑の実の出来ることを知っている鳥が啄んでゆく数は少ない。
むしろ人間が摘んでゆくのですよ…とは散歩でここに良く足を運ぶ方の弁。
今年は残るだろうか。
まだやっと姿が見える程度、もっと黒くならないと食べられないから
また今年も消えてしまうのだろうか。
▲ ヤマグワは黒い点になって見える柱頭がもっとハッキリ残る。
だからそれが口に残ってしまうので食べにくい…と言う。
ここに出来ているのはマグワの果実、柱頭は殆ど残らないから食べやすい…筈だ。▼
クワ(マグワ・真桑) クワ科クワ属 Morus alba
(2018.05.29 明石公園)
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▲ マグワの雄花・雌花
▲ マグワ(左)とヤマグワ(右)のめしべ 花柱の長さが違うので、果実が出来た時の食感にも影響する。
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去年の花 冬芽・葉痕 ヤマグワの異形葉 ヤマグワの冬芽・葉痕
果実がい~っぱい生っていますね。
とても綺麗な果実ですね。
ヤマグワは黒い点になって見える柱頭が
食べると口に残ってしまうので食べにくいのですか・・・
それにしても鳥さんよりも人々が摘んでゆくのです。
どどめ色になるまで残っていると良いですね。
子供の頃…口に残る感じはおぼえていませんので
たぶん美味しかったのでしょうね。
お小言を承知しながら・・・子供の頃って・・・
色々楽しいことであふれていたような気がします。
マグワとヤマグワの雌花を参考に追記致します。
柱頭は確かに黒く萎れた状態で残るので多少は食感にも影響すルのでしょうが
ヤマグワの方はかなり花柱が長い為に、ヤ食感が悪いのだと思います。
黒く熟す頃には残念ながら?ここでは一つ残らず…です。