HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ワスレナグサ → ノハラムラサキ

2014-02-27 | 冬 青色系

ワスレナグサじゃないな…と直感した。
それでも説明が始まったので聞いた。
ワスレナグサの名前で売られているものには、幾つもの種類があるようです。

日本ではエゾムラサキと言う国産の種類が、園芸種として流通していましたが
今ではノハラワスレナグサや、シンワスレナグサがワスレナグサとして流通しています。
キュウリグサ、ハナイバナ、どちらもワスレナグサに似ています。
へえぇ~、やはり有名な伝説のある花は、売り物になるんだ。
で、この花は?と尋ねたけれど
ワスレナグサでしょう…と、結局は分からないらしい。

花が小さい、葉がかなり多い…花壇では無く野に咲くにはこれで充分だ。
それでも、キュウリグサやハナイバナは、売り物にはならないだろう。
もちろんだけれど、誰も買わない。


 




ノハラワスレナグサ(野原勿忘草) Myosotis alpestris
シンワスレナグサ(真勿忘草)Myosotis scorpioides
ノハラムラサキ(野原紫) ムラサキ科ワスレナグサ属 Myosotis arvensis
(2014.02.26 相生町)
伝説のワスレナグサと、現在園芸種として売られているワスレナグサとは別種。
そこで「本物の」ワスレナグサの方は、真のワスレナグサと呼ぶのだそうだ。
園芸種の方はノハラワスレナグサMyosotis alpestrisや、エゾムラサキMyosotis sylvatica などの改良種。
【訂正・追記】
ワスレナグサ(勿忘草 Myosotis scorpioidesとの違いがわからなかったが、
APG体系では「シンワスレナグサ(ワスレナグサ)Myosotis scorpioides」、
ノハラワスレナグサ(ワスレナグサ)Myosotis alpestris(亜高山性の)」
両者はほぼ類似したものを2種別していることと理解した

ノハラムラサキ(野原紫
Myosotis arvensis)との違いがわからなかったが
花のサイズが3~5㎜程度と小さく、葉が多い事などからノハラムラサキとした。


『むかし、神様が花の一つ一つに名前をつけた。
全部付け終わって、ふと周りを見渡すと、一つだけ泣いている花があった。
どうしたのかと問うと、つけて貰った自分の名前を忘れてしまったと言う。
そこで、神様はその花に、忘れないようにと「ワスレナグサ」と付けたそうな』

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去年のワスレナグサ



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