HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

モミジアオイ(紅葉葵 紅蜀葵)

2020-08-21 | 夏 赤・桃色系

大きな花は捉えどころが無くて苦手だし
豪華ないでたちの花はもっと手に負えない。
それでも真夏の日射しの下で、その苦手な花を撮っている。
暑さを余計に感じるはずの赤い花を撮っている。
嫌いなわけでは無くて苦手なだけだからだ。


▲ 花は一日で萎むけれど次々と咲く。花が終わった萼片・副萼片は薄い黄色に変わる。▼











▲ 長く伸びた花柱の基部は白い。ここが子房部分、蟻が屯しているのは蜜腺があるのか。▼



▲ 花柱におしべが付いているのがフヨウの仲間の特徴、めしべの柱頭は5裂、果実も5室出来ている。▼



▲ 似たような姿ばかりを撮るのは大きすぎる花だから…。▼





▲ フヨウの仲間はどれも大きい蕾、大きい花。萼片の下には副萼片も揃っている。▼





モミジアオイ(紅葉葵 紅蜀葵)
 アオイ科フヨウ属 Hibiscus coccineus
アメリカフヨウとモミジアオイの交配種にタイタンビカス。
「ピーチホワイト」という種類は花弁は白だが花冠の底が赤いから、
アメリカフヨウとして上げているものにはこの種類を混同しているかも知れない。

(2020.08.04 明石公園)



 
▲ タイタンビカスの葉と花 ▲


▲ 京都で撮った白。

▲ 久しぶりに撮ったトロロアオイ(ネリ 黄蜀葵) モミジアオイは紅蜀葵と呼ばれる。
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モミジアオイ アメリカフヨウ(亜米利加芙蓉) タイタンビカス オクラ(秋葵、okra)



4 コメント

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赤いお花だけではないですね。 (こいも)
2020-08-12 16:21:55
林の子さん
美しいモミジアオイですね。
横から見ると長~い素敵な雌しべが涼しげな花弁とともに
暑い夏を楽しんでいるかのように見えますね。
モミジアオイもタイタンビカスも真っ赤なお花ばかりではないのですね。
こいもが写したところには赤いお花しかありませんでしたから・・・
赤だけなのかと思い込んで撮っていました。
色々知ることができてとても嬉しいです。
ありがとうございます。
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幾つかの色。 (林の子)
2020-08-12 16:52:19
白いモミジアオイ、等は想像も出来ないですが、色々あるようです。
だから作り出されたタイタンビカスは、赤の他に桃色も白もあるようですよ。
アメリカフヨウに幾つかの花色があるのと同じですね。
花色の違いがそのまましべの色違いになっているのも面白い。
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モミジアオイのこと・・・ (こいも)
2020-09-09 22:57:50
林の子さん
暑い夏に咲く赤いモミジアオイ・・・
何処も彼処も赤くてそしてなお涼しげでやっぱり大好きです。
果皮ができるまでずっと果実を守ってくれる副萼片のこと
忘れないようにしたいです。
モミジアオイのこと…色々教えていただきありがとうございます。
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萼片・副萼片の役目 (林の子)
2020-09-10 03:23:25
出来上がったばかりで緑色の果実が大きくなり、種子がしっかり育つまで果皮を守る…
それが萼片・副萼片の役目になっているようです。
やはりあくまで主役の萼片が果実を包み、副萼片は脇役ですね。
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