カクレミノ、葉は異形葉性。
葉脈はいずれの葉も三脈が目立つ。
花は、両性花と雄花が咲く。
今年は既に両性花は咲き終わっていた。
果実が出来てはじめて咲いていた事に気がつく、そういう花が木には多い。
（2017.10.08 明石西公園）
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▲ 両性花と雄花が咲く木、果実が確実に出来る。
▲ 幼木では五裂するものまであるというカクレミノの葉。
下の二枚は葉縁が三裂だが、生長するにつれ切れ込みは浅くなり、全縁の葉となる。
▲ 三裂している葉も、他の葉と葉脈は同じ。
▲ カクレミノは雌雄同株、雄花、雌花ではなく、両性花だけの木と両性花・雄花が咲く木がある。
▲ 雄花花序、ほぼ半球形の花序の周辺から開花してゆく。
▲ 残念ながら両性花の時期は外してしまった。
▲ 両性花と雄花は混在するが花序枝としては別仕立て。
▲ 両性花は終わって、花柱や花弁、おしべの痕が残る。
▲ 雄花の花弁は緑、花弁・おしべが脱落し花床が残るが膨らむことは無い。
▲ 雄花の花床には蜜が溢れるのだが、両性花は終わっている。
訪花昆虫はこの蜜を舐めるだけなのだろう。
カクレミノ（隠蓑） ウコギ科カクレミノ属 Dendropanax trifidus（=Textoria trifida）
（2017.08.22 明石西公園）
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隠蓑の異形葉
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果実 カクレミノ
今年はカクレミノのお花を見たいと思い
足繁く通ったつもりだったのですが
肝心なところは見逃してしまいました。
『両性花と雄花は混在するが花序としては別仕立て』
憶えておきたいです。
葉の形や秋の紅葉も楽しみです。
お花はなた来年のお楽しみになりました。
色々…ありがとうございました。
失礼いたしました。
「雌雄同株」と書かれている事が多いので、
雌花、雄花と表現されることが多いですね。
難しい専門的な記述を好む？方も多いようですが、二種類の花で良いように思います。
両性花のみの木と、両性花・雄花が混在する木が存在しているので
両性花のみの木では雄花は見ることが出来ないですね。