中学時代、西王子と呼んでいた地番の西側は
明舞国道と呼んでいた国道175号線までは一面の田んぼが広がっていた。
道路近くには二ツ池と呼んでいた大きなため池があった。
今はため池は埋め立てられて水道局の浄水場になっているし
一面の田んぼも住宅地の中に点在する程度に少なくなっている。
それでも残っている田畑には季節の雑草が同じように広がっている。
▲ 幾つもの花が萼片を離れ、めしべの柱頭だけを残して花冠がおしべと共に抜け落ちている。▼
▲ 午後になるとこの状態でカメラ構えることが増える。
萼片が花冠を下から押し上げるように少しずつ萎み始める。▼
▲ 左は花冠が抜け落ちて萼とめしべだけが残る。右はまだ花冠が抜け落ちていない。▲
▲ 花冠が萼を離れる瞬間は未だ撮れていない。▼
▲ 普通は四弁だけれど、時折五弁が合着しているのも見つかる。▲
(2021.03.10 大道町)
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▲ 「天津の森」の南には今は梅が何本か咲く。
その場所にはオオイヌノフグリが広がる。かつてhanaさんが、どこを歩けばいいの?と言ったほどに広がる。▼
(2021.03.14 森林植物園)
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▲ キュウリグサと一緒 ▼
(2021.03.15 松江)
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存分に広がっている。
(2021.04.11 森林植物園)
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今年はこれで店仕舞いにしよう。
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) オオバコ科クワガタソウ属 Veronica persica
(2021.04.20 明石公園)
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▲ 花・めしべ 果実・種子 ▲
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オオイヌノフグリ2021 0116 0129独り言 0214 0214独り言 0221 0310
フラサバソウ イヌノフグリ コゴメイヌノフグリ タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢) ムシクサ(虫草)
何処かで撮りたいと思っているのですが・・・
今年はまだオオイヌノフグリにめぐり逢えません。
一枚目の画像は何かしら・・・?そう思ってしまいました。
そう思うほどにとっても素敵です。
もちろんどこから見ても素敵なのですが・・・
雄しべの葯の反対側はハート💖型ですね。
見どころがいっぱいですね。
キュウリグサとも一緒とは良いですね。
雌しべだけ残る姿もキュンとします。
どれもみぃ~んな美しいです。
何年も前のことですが、以来午後には多くの花冠はめしべだけを残して
抜け落ちるのだとしりましたから、残っためしべや抜け落ちた花冠を撮っていました。
群生している場所では難しいですが、萼片が花冠を絞り出す様な動きは
受粉した子房を早く包みたいのだな、と思わせます。
その前に、青紫の葯が二つに割れて中から白い花粉が出てくる様子を
どうしても見たいと思うのですが、蕾から花冠が開く時点で
既に葯は二つに割れているようです。
普通は光を感知して花粉が出てくるのでしょうが
オオイヌノフグリの場合は蕾の段階で既に葯は開いているのでしょう。
この辺りは、高校時代の同窓がボタニカルアート図譜に作品を描いた折のエッセイに詳しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/faf72bd3b37d37cbe5b8a4ba111477e9
オオイヌノフグリは可愛くて大好きです。
色々見させていただきながらいつも新鮮な情報がいっぱいで・・・
こんなにも身近なところにあるお花ですのにとても興味深いです。
色々教えていただきながら今度こそはそんな不思議な場面に出逢えたら・・・そう思っています。
『青紫の葯が二つに割れて中から白い花粉が出てくる様子』たまらなく見てみたいです。
だって、だから葯の反対側は💖型になるのですよね。
でも、蕾の段階で既に葯は開いているのかもしれないと言うこと・・・
『萼片が花冠を絞り出す様な動き』見たいです。
『受粉した子房を早く包みたい』・・・そうなのですね~~~
またいろ~んなことを知ることができました。
これからも色々な場面を見ることができたらと思います((o(^ー^)o))ワクワク~~~♪
ありがとうございました。
製作過程をエッセイに残してくれたので、またそれが一つの話題となって楽しかったことを思い出しました。
コロナ禍で、絵画展でも無いのですが、恒例になっている展示会を
今年も6月に神戸・三宮で開く…と案内が届きました。
友人・知人への広報担当??にされているのでハガキがいつも大量に届きます。
お近くだと良いのですが。
おしべの葯が開いて花粉が滲み出てくる様子を見るために
明るさを感知して開くのだろう…と推測して、夜に電気を消して実験した時の話も愉快です。
結局、真っ暗闇では見えるはずも無く、灯りをつけた時点で
葯はしっかりと二つに割れて花粉を出したと言うことです。