豪華すぎて余り撮らないカシワバアジサイの花。
一重もそうだけれど、八重は特にそう感じる。
その豪華さが良いのだろうけれど、画像に残っているのは冬芽・葉痕。
花も葉も無くスッキリしている?から撮っていた気がする。
紫陽花の類には装飾花、筒状花の違いの面白さもあるにも関わらず…だ。
花は終盤だからと、もう一度確認した。
やはり見落としている部分が幾つもあることに気付かされた。
▲ 花期の終盤、上向きの三角錐だった花穂は重さで殆どは下向きになっている。
重さを感じてしまうこの姿がどうも気に入らない。▼
▲ 太い主幹から出ている花柄もその先の花も伸びきっている。▼
▲ 花序枝から伸びた花柄、その先に幾重にも重なる「花」をつける複雑な構造。
その花柄から先を一つの花の単位とするのだろう。
横からだと重なって何処までが萼片か区別出来ない。すぐ下に2枚見えるのは苞片だろうか。▼
▲ 花期の終盤、萼片部分が色付いてくると先端部分の汚れが目立ってくる。▲
▲ このゴタコダ感が撮る気持ちを無くさせるのだが、幾つか気がついていない部分も見える。▲
▲ 主幹から花序枝が伸びる。大きな葉は総苞片の位置づけになるのだろう。
その先に何本かの花柄が枝分かれして付いている。▼
▲ よく見ると、花柄の途中にも幾つかの小さな「花」が咲いているし、姿はもっと小さいけれど
蕾も幾つも付いている。▼
▲ この位置にある「花」は、今まで全く見逃していた。新しい花序?? ▼
▲ 花期の終盤、この「花」の存在を今まで見逃していたことに気付いた。▼
▲ 一重のカシワバアジサイの場合は、装飾花の下に幾つも筒状花が咲く。
八重の場合は、変則的な付き方で花柄に幾つもの「蕾」が並んでいる。▼
▲ 開花したものを今まで見たことは無かったけれど、小さいながらも花弁・おしべ・めしべが揃っている。
ただこれを筒状花と呼ぶのかどうかは分からない。▼
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属 Hydrangea quercifolia
(2021.07.05 大道町)
☆
▲ 花オレガノ どことなく似ているのだけれど、花オレガノの場合は目立つのは苞葉 ▲
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カシワバアジサイ 冬芽・葉痕 葉の展開の頃 花後
ガクアジサイの花 セイヨウアジサイ ウズアジサイの冬芽・葉痕
八重咲き
本当にわかりらずらいカシワバアジサイですね。
ごちゃごちゃしすぎて頭の中がまとまりません。
理解できるのはいつのことになるのでしょう・・・?
何度も何度も・・・です。
また綺麗な画像を見させていただきに参ります。
自分の目で確かめながら画像に残せたからだと思っています。
自分で気がつかないことでも、こいもさんの画像で気がついて
もう一度自分でその部分を確かめておく。
やはり気がついていない部分が幾つかあることに気がつきました。
ゆっくりと…ですね。
詰め込みすぎるとどこかに歪みも出てしまうでしょうから。