正直な所、これを野草などとは呼べない気がする。
確かに白い花は目立つのだけれど、他の樹や草に絡まって伸びる様は
どう見ても蔓性の性悪な雑草でしか無い。
花を愛でる人たちだけが、花後の果実に付く綿毛を「仙人の髭」と呼んで楽しむ。
何処にでも…と言うわけでは無いけれど、勝手に広がる。
ただ、邪険に蔓を引き抜いたりすると、白い乳液でかぶれるから注意しないといけない。
(2021.10.02 須磨離宮公園)
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去年の広がりには及びもつきそうにないけれど
この場所の仙人の髭は今年も、他の場所よりは見応えがありそうだ。
さんざんに切られてしまっていたけれど
同じように蔓を伸ばしている。
(2021.10.07 明石公園)
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(2021.10.12 明石公園)
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須磨の新池畔のセンニンソウは髭を伸ばしはじめている。
明石公園の剛の池畔のセンニンソウはまだこの程度だ。
(2021.10.19 明石公園)
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ここのセンニンソウは、去年同様に全草切り取られた。
残っているものが僅か、そこにセンニンソウがあった…証しだ。
蔓性雑草はこのようにして姿を消す。
(2021.10.26 明石公園)
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須磨でセンニンソウを撮るのは新池の東、メタセコイアの並ぶ場所。
これは別の場所の仙人の髭。
(2021.12.04 須磨離宮公園)
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今年はここで花を見ることは無かった。
センニンソウ(仙人草) キンポウゲ科センニンソウ属 Clematis terniflora
(2021.12.08 林崎町)
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明石公園の花 須磨の髭仙人 松江の髭仙人
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まだ緑の果実から伸びるお髭や、茶色になった果実から伸びるお髭、、、
その中間の果実から伸びるお髭を見させていただきました。
それぞれがとても美しくて素敵ですね。
その時々の大切な場面を撮らないといけないな~と思いました。
まだまだ見てみたいところだらけ・・・また行ってみたくなりました。
ありがとうございました。
その度に違いが見つかればそれだけで散歩の効用も上がるというものです。
幾つもの「名所」があるので、その情報を頼りにあちこち動き回るのも良いものでしょうが
時間が無ければ「行きたいなぁ~」がストレスになってしまうかも知れません。季節の移ろいなど、人の都合には合わせてはくれない……、
だから少し近場を歩いて、そこにあるものをのんびり何度も見ています。
気楽に遠出出来る身分の方たちのお話は「良かったですねぇ~」で済ませてしまいます。