HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ハキダメギク(掃溜菊)

2018-07-19 | 夏 白色系

畑の外まで広がっている。
道路との境に張られた水色の細かな目の網からも
次々と新しい茎が飛び出している。
もちろんだけれど畑の中はハキダメギク畑。

それでも茄子紺のナスが育っている。


▲ 花が終わる頃には無数の綿毛、「冠毛」と呼ばれる。
この調子で周囲に飛ばすから、古い株が枯れる頃には新しい芽生えが地面に広がる。▼



▲ 舌状花が枯れ落ち、筒状花が少しだけ伸びる。

▲ 白い部分は花の構造の中では「冠毛」と呼ばれる。
筒状花のおしべ部分は茶色くなってまだ残っている。▼


▲ 総苞片も茶色くなっている。その内側には舌状花があったはずで
当然、同じような「冠毛」をつけた果実が出来ている…筈だ。▼



▲ 冠毛が広がり始めると、追いやられる様におしべの残骸は落ちる。▼



▲ 舌状花、筒状花ともに冠毛の付いた果実をつけるそうだけれど
厳密な違いの分かる画像は未だに撮れない。▼



ハキダメギク(掃溜菊)
 
キク科コゴメギク属 Galinosoga ciliata
(2018.07.17 林)
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ハキダメギク



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