HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟)

2017-04-17 | 春 橙色系

街路には幾つもの厄介者がある。
植物もその一つ。
土があれば勝手に育つのが雑草。
育つ場所が狭くなる一方だから、ちょっとした小さな花壇にも入り込む。
自然が残された場所ではそんな厄介な事は起こらない。






僅かな隙間に、草丈15㌢、花茎2㌢足らずの花でさえも付けて育つ。

ノボロギクと一緒、こんな場所しか残っていない。





ヤエムグラ、コメツブウマゴヤシがてんでバラバラに育つ草むら。

花弁の大きさと果実の大きさはほぼ比例している。
果実の蓋に当たる部分、上の画像では5本の筋に見えるのがめしべの花柱。


6本。

7本。

もう果実が出来、何万の芥子粒が育ち始める。
(2017.04.10  立石)








ナガミヒナゲシの葉には微細な毛が密集している。
そこにいつも水玉が乗る。



ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟)
ケシ科ケシ属 Papaver dubium
(2017.04.08  林)
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ナガミヒナゲシ アツミゲシ



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