HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

2019-03-11 | 春 青色系

なんだか手当たり次第に撮っている気がする。
午後になると花冠がくるりと回って落ちる。
それが楽しみでしばらく座り込んでいる。


▲ 花柄が伸びてきた花はそろそろ落ちる…と目星をつけて座り込む。
下にはは幾つもの花冠が落ちている。▼




▲ まだ子房部分は見えない。▼



▲ おしべはまだ盛んに花粉を絞り出している。▼



▲ 花冠から子房部分が見え始めると、そろそろ萼片が花冠を絞り出す準備が始まる。▼



▲ ぼけているのはまだ花冠が残っている花、程なく落ちる予備軍。▼









▲ 萼片が花冠を絞り出す。めしべの花柱と下の子房部分が緑の中に残る。▼









▲ 花冠がくるりと捻れたように回って落ちる。その時の萼片はすでに少し萎みかけている。
花冠を絞り出した萼片は、一分程度でほぼ四片が畳まれる。▼




オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
 オオバコ科クワガタソウ属 Veronica persica
(2019.03.08 松江・鳥羽)

「オオイヌノフグリを天人唐草と呼ぶ」ことが「現実にある猥褻なものを直視せずに避けて通る」姿勢の比喩として語られている…。
VFC花物語・おおいぬのふぐり (下岡加代子さんのエッセイ)
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