HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

セイタカアワダチソウ

2010-12-07 | 秋 黄色系

どちらかと言えば、嫌われている。
花の一つ一つは優しいと思うのだけれど、群れて咲くから嫌われている。
いつの間にか空き地に広がっていたけれど、ひと頃の勢いは無くした。
他の植物を寄せ付けない物質で勢力範囲を広げ、
殆どの植物を追い出してしまった後は、今度は自分たちの中で追い出しが始まって…。
なんとも間の抜けた話になって、仲間のオオアワダチソウが勢力を広げている。

それでも、生き延びたセイタカアワダチソウがぽつりぽつりとまた広がり始めている。
花数が多いから、昆虫たちにはありがたい花の筈だけれど、
人間にはやはり広がりすぎるから嫌われている。

  


(2010.10.11 森林)


  

  

  



  


(2010.10.13・15・16 伊川下流)
  




(2010.10.17 須磨)

唯一残る(?)セイタカアワダチソウ天国。
田んぼが集まっていた時代にはここも田んぼだったけれど、今は耕作されていない。
だから、その一角だけがセイタカアワダチソウとアシ原になっている。
他の植物は、シロバナサクラタデが点々と咲く程度。
セイタカさんは2メートルを越えている。
綿毛を飛ばした痕が輝いて、クリスマスツリー(?)に見えたりもする。




  




(2010.12.06 新明町)

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2 コメント

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セイタカアワダチソウ (usamimi)
2010-10-15 08:04:22
うさみみです

セイタカアワダチソウが、生えているところって、他の植物を見かけないのは,他の植物を寄せ付けない物質を出していたのですね。

まだめずらしい頃、部屋に飾っていたという方がいたのです、今から思うと「えっ」という話ですが
大きくしてみると黄色で可愛いい花なんですね。花粉症の元などと,知らなければ、納得しました。

蝶が一緒に写っていました
このあたりでは見かけたことがなく珍しかったので、勝手に調べてみました。
「ベニシジ」かな・・お陰さまで、世界がまた広がりました。
ありがとう
花粉症の元凶… (林の子)
2010-10-15 10:40:09
usamimiさん、おはようございます。
今でもまだ花粉症の元凶のように言われ、嫌われているようですね。
花粉は、ベニシジミが止まっているように昆虫によって運ばれることが多い。
それでもこれだけの花が咲くと、やはり風で花粉が運ばれているので、
ブタクサやヨモギほどでは無いにしても、やはり花粉症の方は、
避けて通る方が賢明なのでしょうね。
花に罪はない…と、花好きは言うようですが、やはり人間にとっての害は、
出来れば防げれば防ぎたい、そう思います。
春と同じように、秋の花にも昆虫は集まって来るので、
時にはそちらを撮っていて花を忘れていることもありますね。

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