少し濃い桃色。
もっと濃い、赤に近い色の花も時折見かける。
▲ 6枚の花弁は6枚の萼片の間から長い柄を伸ばして付く。▼
▲ 花弁の次に目立つのが黄色の葯を持ったおしべの集まり、こちらは訪花昆虫の食餌用で30本程度が子房部分を取り囲むように中心部に集まる。▼
▲ 稔性のある葯を持つおしべが6本、その花糸よりやや太い花柱を持つめしべが1本。▼
(2021.07.30 林)
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(2021.08.02 林)
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(2021.08.05 田町)
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(2021.08.25 林・西新町)
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▲ 樹高わずかに30㌢、枝が横に広がって咲き続けている。▼
サルスベリ(ヒャクジツコウ・百日紅)ミソハギ科サルスベリ属 Lagerstroemia indica
(2021.08.29 林)
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▲ 薄桃色 遠い記憶 に繋がる花色 福永武彦の「草の花」 ▲
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サルスベリ(ヒャクジツコウ) 果実 シマサルスベリ ムラサキサルスベリ
サルスベリ濃桃 サルスベリ薄桃 サルスベリ白 ムラサキサルスベリ コクサギ コクサギ型葉序
綺麗なサルスベリですね。
サルスベリを最初に見た時は「何これ~どうなっているの?」でしたが
最近は少しですが理解できるようになりました。
「花弁は一枚だけ離れていることが多い」
花弁は萼片の間から一枚ずつですのに、なんかバランスが悪いような気がしていたのですが、
そう言うことだったのですね。
不思議に思っていたことが解決しました。ありがとうございます。
どうしてですか?と当人に聞いても、答えてくれる筈も無いし
科学的な根拠や、文学的な推論や、時には我田引水的な邪論?があって
それはそれで面白いです、
なんでもが型どおりでは無いので、やはり自分の疑問は
推論も含めて自分の中で解決の手がかりを見つけたいですね。
花の名前を検索できるいろんなツールが有料・無料で提供されているのですが
安易に道具に縋ることよりは少しは面倒でも行きつ戻りつでも
自分で探し当てる道を採っておきたいな…と思いますね。
疑問があってもその答えがどこかにあると思っています。